極道君漫遊記とは?



登場人物による紹介

ゴクドー「極道君漫遊記とは何か聞きたいって?しょうがねぇな、特別に教えてやろうじゃないか。この俺様、エシャロット国の王子にして、美貌の冒険者であるゴクドー・ユーコット・キカンスキー様が魔王を倒し、女神を救い、魔王の息子を手下に加えると言う。ヒロイックファンタジーの王道というべき道をだな───」
SE:バキッ!
ゴクドー「───いってぇ〜」
ルーベット「あんたねぇ、誰も知らないからって嘘ばっかいってるんじゃないわよ」
ゴクドー「いきなり殴ることはないだろ、ルーベット。それに、どこに嘘ついてるっていうんだよ。れっきとした事実じゃねーか!」
ルーベット「フン、あんたのどこをどうとれば、美貌なんて言葉がでてくるのよ?」
ゴクドー「う、それはまぁ、あれだ、人には好みってやつが───ってうるせえよ。なんで俺がそんな弁解しなきゃいけねーんだ?それに、魔王を倒したのは事実だぜ」
ルーベット「ほほう?私達を裏切って魔王の側につこうとしたのは、誰だっけ?」
ゴクドー「あ・・まだ、覚えてたのか?根に持つとよくないぞ、ルーベット。で、でも、女神を救ったは間違いないよな」
ルーベット「そうね〜、雑巾ばーさんとのディープキス、楽しそうだったものねぇ」
ゴクドー「・・・・。やな思い出を、思い出してしまった。でも、でも、魔王の息子は───」
ルーベット「はいはい、プリンスは仲間だから。そこんとこ感違いしないようにね、ゴクドーくん」
アンリ「あの〜」
ゴクドー「いちいちうるせえよ、お前は、文句付けにきたのか?!」
アンリ「あの〜」
ルーベット「あんたが文句つけられるような事言ってるからいけないんでしょう?!」
アンリ「あの〜!」
ゴクドー「うわぁ?!な、なんだよ、どっからわいてきやがった」
ルーベット「びっくりしたなぁ、もう」
アンリ「あの、そろそろちゃんとした紹介、初めてくれません?」
ゴクドー「いいだろう、で、いくら出すんだ?」
アンリ「へっ?」
ゴクドー「へっ?じゃねーよ、お金はいくら出すんだって」
アンリ「あ、あの、お金取るんですか?」
ゴクドー「あたりまえじゃねえか、ほら、魚心あれば水心でさ、安くしといてやるよ」
アンリ「いや、でもぼく───」
ゴクドー「金がねえなら、この仕事はおりるぜ」
アンリ「そんなぁ。ルーベット様、なんとか言ってくださいよ」
ルーベット「人生、甘くないのよ」
アンリ「そんなぁ〜」
ゴクドー「じぶんでやりゃいいじゃねえかよ」
アンリ「へっ?」
ゴクドー「あー、だからあ、自分で紹介すりゃいいじゃねえかよ」
エスメラルダ「それは良い考えですわね」
アンリ「エスメラルダさん!いつの間に…」
エスメラルダ「このわたくしが完璧に説明してさしあげますわ。この私達が主役の極道君を。 ね、あーくん」
ルーベット「ちょーっとまった!なんか、雲行きがあやしくない?わかった。私が紹介してあげるから、それでいいでしょ?」
エスメラルダ「あら、残念ですわ」
ルーベット「いい?極道君漫遊記ってのはね、この、ゴクドー君が主役の、ファンタジー小説なのよ。次ぎから次ぎに国を旅するんだけど、毎回その国から追っ払われるってのがただしいかもね。 わたしは、ヒロインのルーベット。ゴクドーくんより人気高いから。よろしくね」
アンリ「ずいぶん簡単な紹介ですね」
ルーベット「こんなものでいいのよ。ゴクドーくんは。どうせ、あとで個々のストーリ紹介なんかもやるんでしょ?」
エスメラルダ「そうですわね。ゴクドーさんの紹介なんかしても、しかたありませんわよね。それじゃ、わたくしの出番に、また会いましょうね。みなさん」
ゴクドー「なっとくいかねー!」



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