カウンタ4000突破記念 光夢さんリクエスト小説  あとがき&歌詞

 
これはカウンタ4000を見事にゲットした光夢さんのリクエストで書いたおはなしです。
光夢さんのリクエストは、私が前回「ラストダンス」のあとがきで書いた「ナナがルーザーに手込めにされる話」ということでした。
その他に、
・他の三兄弟と、ジャンを出す
・ナナの世話役のような人が欲しい
ということでしたので、それを考えながらストーリーや設定を練りました。
「ラストダンス」を書いた時点では、どういう経緯でナナがルーザーと結婚したのかあんまり深くは考えていなかったし、そのこととジャンをからめるのが少し難しく感じられ、考えてしまいましたが、ある程度の方向を決めて書き始めてからは迷いはなく、割とすらすら書けました。
ルーザーの性格等についても、「Yellow Yellow Happy」を書いたときはつかめていなくて苦労したけど、今はだいぶ自分なりに固まってきました。

ところで、私は高校のときから小説を書き始めたのですが、その当時書いていたものは、結構H系多かったんですよ。
自分では、小説を書くテーマの根本には「生と死」を据えていたんですが、その他に「性愛」というテーマもありました。
だから本人としてはHモノでもマジメに書いていたつもり。本当に楽しみのために書いたのも、もちろんあったけど(笑)。
今回の「罪深く愛してよ」は、高校生のときに書いていたテーマに久しぶりに触れたようなおはなしになったと思います。だから、長いあとがきを書きたくなったの。
寝てしまったから、もう結婚するしかないという考えとか、ナナが好きでもない相手と結婚することになってもそれほどの抵抗もなく、諦めてしまったこととか、そういうことがあまり理解できなかった方もいるかと思います。
でも、そういう考え方って、昔は普通だったんですよね。結婚するまでは処女じゃないといけないとか。多分私の両親の世代は、そうだったんじゃないだろうか。そんなオープンな家庭ではないので、聞いたことはないけど。
それに比べれば、今は本当に乱れているというか、自由というか、そんな時代ですよね。
別に快楽を求めるのは悪いことじゃないと思う。でも、責任は常につきまとっているということを自覚しなきゃいけないんじゃないかな、って。
そういうことって、気持ちいいんだけど、赤ちゃんができちゃうというキケンもあるんだよ。というのを。その重みを背負いながら。
だから、責任持てないくらい若いうちにそういうことに溺れてしまうのは、私はあんまり感心しないのですよ。
いや、もちろん結婚するまでそういうことしちゃいけない、などとは全然思いませんが。

ちょっとカタイ話になってしまった。では、それぞれの章について、解説というかあとがきというか、書いてみたいと思います。

 第1話・ひまわり
リクエストにあった、ナナの世話役を作るに当たって、ナナは既にガンマ団内に住んでいるというのも考えたんだけど、結局遊びに来るときのボディガードにしました。ミルクレープの方が最近のハヤリのような気もするけれど、敢えてミルフィーユ。んー、おいしそう。
彼は読んで下さった方に評判が良かったです。
ちっちゃいのに強いというのが、自分でもお気に入り。
ジャンもリクエストにあったので、冒頭で登場していただきました。クラスメートもみんな。

 第2話・まだ、まだ、欲しいよ
雷ね、このおはなしを書く少し前に、雷の日があったんですよ。
それを職場の窓から見ながら、私はふと感じた。雷は人の凶暴性を呼び起こすことがあるかもしれないということ。
そういうイメージから、スイッチとして雷を使いました。
ルーザーが二重人格というわけではないんだけど、押さえていた欲望が開放されたという感じなのかな。
これは一回書いてからもう一度書き直ししました。
最初は倉庫で押し倒されるという話だったんだけど、どうしても倉庫で襲うという俗っぽさがルーザーらしくなく思えて、悩んだ末に思い切って書き直しをしました。といっても、大して変わってないけどね。

 第3話・君から小さくてもいいから愛してよ
強姦という、もっとも悲惨な場面。
でもナナには、いつかこうなってしまうかも、という予感はあったらしい。つき合い長いからなあ。
もっとドキドキするように書こうかとも思ったけど、そういう悲惨な場面であんまりドキドキするのも良くないかなと思い、Hなシーンはぼかして書いたつもりです。

 第4話・行かないで
このおはなしの中でも特にかづなのお気に入りになった章です。
ハーレム、かっこよすぎ。うちのハーレムはいろいろな物を背負っているので、なんか可哀相です。誰にも言えなくて胸に秘めていることがらが多いよね。
最近ハーレムもとても好きになったなあ。前はどちらかというと苦手だったのに。
こっそりナナの花嫁姿を見にくるハーレムが良いです。

 第5話・彼の愛が小声で
これはサービスの章です。といってもハーレムの双子の弟のことではないよ。オマケの章ということです。
ムリヤリ、というのではない、夫婦になってからのベッドシーンなどをオマケに書こうかな、と思いまして。
でも、結婚式の前にも何回かそういうことをしていたなんて・・・。ルーザー、あんたって奴ぁ(笑)。
ルーザーはテクニシャンみたいです。そして、すっごいHに対して貪欲。
罪の意識がないからこそ、天使みたいなのかな、などと思い、何度も「天使みたい」という表現を使ってみました。

 第6話・どこでもドア
最初、ミルフィーユはルーザーに殺されるんだと考えていたんだけど、それだとあんまりかわいそうなので、生きていることにしました。書きながら考えた設定なんだけど、ミルフィーユにはミルクレープという名の息子がいるに違いない。
これは、ミルフィーユとジャンをもう一度出すために書いた章です。
ジャンって、これまでほとんど私のおはなしには出てこなかったけど、すごく書きやすいキャラです。子犬みたい。ちょっとコミカルに。クールな態度のサービスもいいね。
ジャンが思い出すグラマーな女性は、「70% −夕暮れのうた」で登場してきた南国美女です。
そのうちDEPARTURESにおいて出てくる予定。

 第7話・罪深く愛してよ
まとめです。
マジックももう少し出したかったので。しかし、彼の妻についてはまだあんまり考えてないね。
命というものの重さ。
そして、子供を残すことで自分の命が繋がってゆくということを。
 

タイトルは私の好きなCHARAの歌からもらいました。
おのおのの小タイトルも歌詞からもらっているので、今回はその歌詞もご紹介しようと思います。
 

テンポよく明るい曲です。
「うっとさせてあげるよ」というところなんか、とってもキュート。
 
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