落ちゆく将星

寂しいの?

(わからない・・・)

悲しいの?

(わからない・・・)

ただ一つ解るのは、大切な貴方が消えてしまったということ。

貴方は、もういないということ。

あの空に浮かぶ数多の星たちのように、強く、そして儚くも美しい姿でした。

けれども、もう、私を呼ぶ声も、穏やかな微笑みも、流星とともに消えてしまいました。

突然暗闇に紛れ込んだ私は、時が止まってしまったように静かです。

しかし、光を失ったときの中でも確実に星は巡り、

ゆっくりと貴方を思い出に変えようとしています。

私は、貴方を思い出すだけで幸せです。

一度も、言葉にすることはなかったけれど。

貴方が好きでした。

貴方の傍にいるだけで幸せでした。

今も、貴方は私の中に、確かに生きています。

追いかけても、追いかけても、決して追いつくことはできなかったけれど、

これからも、私は貴方を追い続けるでしょう。

誰よりも、強く美しかった貴方だから。

私は、誰よりも強くなります。

雨の日も、星のない夜でも、決して立ち止まらずに、

歩いていこうと思います。

もう一度だけ、貴方に会えるのなら、

ありがとうと云いたくて・・・・

云いたくて、夜空の星に呟きます。

・・・・・・ありがとう・・・・・・・

〜fin〜

*諸葛亮先生が亡くなったとき、彼はどうしたのでしょうか。きっと、彼なりに心で泣き、答えを出したので しょうね。「負けぬ、背負うものがある限り・・・」ぴったりすぎて、切なくなります。強さと孤独が同居する  彼、とっても大好きです。