こいとれ 〜REN-AI TRAINING〜     
       こいとれ 〜REN-AI TRAINING〜 感想


タイトル:こいとれ 〜REN-AI TRAINING〜
メーカー:銀時計
機種:PC
ジャンル:恋愛力を鍛えるトレーニングADV
原画: 来栖達也・あおぎりぺんた・こもわた遙華
シナリオ:なかひろ

音楽:TILDE


OP主題歌
「TIME」
歌:片霧烈火
曲:Little Wing



舞台は現代、都市と田舎の中間のような町――汐美台(しおみだい)。

主人公「沢崎 遊」は汐美学園に通う普通の学生。
ただ、母を春先に亡くしてからは、妹である「海」との生活を守るために
クラブ活動も委員会活動もしていない。
そんな彼の前に「恋愛部の部長:鹿子木ゆう」が突然現れ、
ほとんど拉致のような状況で恋愛部を見学することに。
恋とは何か。愛とは何か。
恋愛部を単なる出会いサークルと思っていた遊は、
恋愛について議論を交わす部員達を前に心が揺らぐようになる。
恋愛部の活動内容は、主に『ラブロワ』と呼ばれる、
ある一定のルールに基づいた恋愛をすること。

過去のトラウマから人と距離を置きたがる子。
異性が苦手な子。
恋することに気づかない子。
そんな本気の恋愛をできない者たちが織りなす、愛と恋の物語。


○ ラブロワルール ○

1.ライバル部員が守るパートナーと恋愛せよ!
2.自分のパートナーがライバル部員と恋愛しないように守り抜け!
3.うまくライバル部員のパートナーと恋愛し、自分のパートナーを守りきった部員が勝利者!
勝利者には、部長の鹿子木ゆうがなんでもひとつだけ願いを叶えてくれます!





【沢崎 遊(さわざき ゆう)】

序盤は死ぬほどへたれ主人公。汐見学園1年生。幼い香りがする。
両親はおらず、妹の海とふたりで暮らしている。
頑張ってるお兄ちゃんという感じは強いのですが、
なんにしてもへたれすぎる。恋愛部に入部して成長していく。

【鹿子木 ゆう(かなこぎ ゆう)】

感性で生きる3年生の恋愛部部長。
家がスーパー金持ち。

【浅香 小萌(あさか こもえ)】

元気系幼馴染。1年生。遊に恋愛感情を持っている。
陸上部に所属していたが恋愛部を掛け持ちするようになる。

【沢崎 うたは(さわざき うたは)】

主人公の従姉。生徒会所属の2年生。

【小日向 羽音(こひなた はあと)】

2年生の先輩。恋愛部所属。
男性恐怖症のため、恋愛部に入部。

【穂村 恋子(ほむら こうこ)】

3年生の恋愛部副部長。
ハイスペック副部長。クールビューティ。






一応言っときますが、18禁のゲームです。(また同じ出だしか
なのでえちーシーンがあります。


『こいとれ 〜REN-AI TRAINING〜』
という題名の通り、恋愛についてトレーニングするという感じのゲームです。
恋愛部という単語から出会い系の話みたいに思うでしょうが、
まったく違いますのであしからず。
恋愛をしようとしてる方や10代の若い人に是非やってほしい作品。
エロ要素抜いてコンシュマーにして欲しいくらいですよ。

BGMとかは可もなく不可もなく。
OP曲はなかなかいい曲でした。
下は公式のショートバージョンのリンク張ってみました。
>>DOWNLOAD (mp3形式・1.5MB)


ADVゲームでは、よく超設定で世界がおかしくなったり、
超能力があったりとか謎の力があるとか、そういう要素があるものですが、
このゲームでは全然ありません。

一応一番最初に言っておきますが、序盤の主人公は相当ひどいです。
これが原因でゲームを投げる人もいるかもしれませんね。
両親がいなくなり、妹の海を自分ひとりで
なんとかしようと真面目に頑張っているのですが、その辺の描写が
かなりひどいです。こいつどんだけダメダメなんだよと。
見ていてかなりイライラしてくるくらいです。
頑張っているのは分かるのですが、空回りが多いのですよね。

ただこのゲームは恋愛を考えるということの他に
主人公の成長ストーリーでもあるので、
このダメダメ主人公がどう成長していくのかを見ていく物語でもあります。


個々の理由から恋愛ができなくなってしまった人たちが集まって、
みんなで恋愛について考えようという部活。それが恋愛部。


恋愛というのはどうやってやるんだろう?
そもそも恋愛ってどういうものなんだろう?
恋と愛の違いってなんだろう?


このゲームは、恋愛部 部員の個々の例をあげて、
恋愛と言うものをゲームのシナリオライターの人と
考えていけるようなゲームじゃないかと。

作中では恋愛に必要な要素を5つ挙げている。

情熱
行動力
コミュニケーション
センス
計画性

恋愛だけでなく友人や家族といった人間関係においても
これらは重要ではないかと感じました。

このゲームの攻略対象の女性が
一人が一つの要素を担当していると言っても過言ではない。


情熱

比嘉に対して強い情熱を持っている羽音。
それは肌身離さず持っているロケットが証明している。

情熱の方向性を間違えてはいけないというお話。



行動力

遊の事が好きで遊に対して猛烈なアタックをしている子萌。
逆にその強い行動力が彼女を自己嫌悪にしているのですが。

行動力だけではいけない。自分の気持ちをぶつける
だけではなく、相手の気持ちも考えること。


コミュニケーション

あがり症のうたは。遊に言葉少なに親身に接している彼女。
いつも遊の事を考えて行動しているが、
遊には彼女の気持ちが、伝わらない。

自分と相手は別の存在であるという事を認識すること。
自分がこう思っているからといって相手も同じ事を思ってるとは限らない。
気持ちは言葉にして伝えないと伝わらないこともある、そんなお話。



センス

感性で生きているようなゆう。

「恋愛というのは相手だけではなく自分の事も好きにならなければいけない」

自分を信じる事。自分を信じるには自分の事を好きにならなければいけない。
大小少なかれ、人は自分の好きじゃない部分はあるでしょう。
でも評価というのは自分がすることではない。
あくまで相手がすること。

自分は要らない存在なんだと決め付ける。
それを決めるのは誰ですか。それは自分じゃない。
その評価をするのは相手であるということ。
間違った情報を信じず、自分の気持ちを信じること。

自分は自分。恋人は恋人、他人は他人。

自分の気持ちを信じること。不安になっても自分を信じること。
今、胸にある気持ち。
それは間違いなく真実だから。



計画性

論理的な恋子先輩。確かに恋愛には情報が必要。
そしてその情報に基づいた計画を立てるのも必要。
しかし恋愛は計画と情報だけで成立するものではない。


話の流れ的にもこの順番に攻略するのがいいみたいですね。
というか恋子先輩だけは最後にしか攻略が出来ないのですが。

ちなみにこのゲーム攻略が難しい気がします。
攻略サイトを見た方がいいかもしれませんね。
ただ初回プレイは何も見ずにやるのを推奨。

ゲームを1周終わらせると自分の恋愛偏差値が点数になって表示されます。
なので自分の恋愛偏差値を見るには初回プレイは
攻略サイトを見ずにやるのがいいと思います。

恋愛偏差値を高偏差値にしても誰とも結ばれないという不具合。
偏差値が低くても、攻略対象と結ばれたり。

その不具合については恋子先輩の話に繋がります。
彼女の話が一番最後になっているのもそういう理由かもしれません。


「恋愛とは戦いだ。」

ラブロワの概念的なものですが。
ラブロワについては上のストーリー参照。

恋愛に対して努力し続けていく自分との戦い。
そしてそれは相手もまた努力していなければならない。

お互いに努力しなければ恋愛は成り立たない。

たとえ結ばれたとしても「こいとれ」は終わらない。
努力を続け、恋愛関係を終わらせないことに本当の意味があるのだから。





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