「…七夕っていうのはわかった。」



年中行事を欠かさず しようとする オスカーには 慣れたハズだった。
だが、どうしても譲れない事はあるだろう。







「だけどな、さっきの 【織姫と彦星】 の話は何だよ」



別に、子供に話して聞かすように、七夕の由来について説明された事を
怒っている訳ではない。


笹が必要だと言われて、山に取りに行かせられた事や、
色紙を切り刻まされた事を 怒ってる訳でもない。









「年に1回しか会えないなんてことがあるかよ!」



自分的に気に入らないのは、ソコだ!












織姫と彦星を別つ 星の河の下、隣に立つオスカーの手を捕らえる。







「俺は、誰に何て言われようが、どんな手を使ってでも、絶対に会いに行くからな!」


驚いたように自分を見るオスカーに、高らかに宣言する。







全く、コイツと会えないなんて冗談じゃない。

七夕なんて、くそっ食らえだ!


 
 





七夕の由来を見てたら、
【天帝は、働いてばかりいる織姫を心配して、川向こうの彦星と会わせました。
すると、仕事もせずに遊んでばかりになったので、怒った天帝が、1ヶ月に1回しか会わないようにと通達したところ、
カササギ
(だっけ?)が、間違えて、年に1回と伝えてしまった為、織姫と彦星は、年に1回しか会えなくなりました】
って… ものごっつ、解せません。

よって、↑のようなものが…

ところで、ウチの地方の七夕(に限らず、大抵の行事)は、旧暦の関係で、1ヶ月遅れで行われます。
だから、七夕は8月7日なんですよ。
(遅れた言い訳になるか!)