暖かいものに包まれて とても良い夢を見た。
幸せな気分で目を覚ましても その暖かさは持続していて…

「…んっ」
「起きたか?」
「んぁ?…ああ」
「……」
「ふあ〜〜ぁ」
「…チッ」
「? なに怒ってんだよ?」
「あ? いや、別に…」
「……」
「……」
「あぁ! 困ってるのか」
「ん、んな事ねぇよ」
「やっぱり困ってるんじゃないか…」
「……」
「俺、お前の表情で 感情は読み取れても、『何でか』までは
言わなきゃ 分らないぞ」
「…何でもねぇよ」
「言えってば」
「…お」
「お?」
「お前に触ろうと思ったのに、腕がシビレて動かないんだよ!」