- 1...ライディーン (勇者ライディーン)
ライディーンというのは、おそらくは私の頭に最初に刻み込まれたヒーローロボットである。今見てもあまりに美しい変形前・変形後のそのフォルムと、それを完璧と言って良い形で再現した超合金は、幼い私の脳みそを「ロボット」というもので埋め尽くしたのである。
ライディーンは今現在も変形ロボット界で脈々と受け継がれる「きおつけ足カックン変形」の始祖である。この変形はギミック的にシンプルであるだけに、各形態においてそれぞれ様になるようにパーツをデザインしなければならない。ライディーンにおける頭部・脚部の変形は、このデザイン上の難関を非常に高いレベルでクリアしている。
ただし、ライディーンの変形にも腕部の収納という難がある。ライディーンのリファインを行う場合にはこの腕部収納と翼の展開ギミックを考える必要がある。まあ、神秘のロボットなんだから翼パーツは「生えてくる」でもそれなりに納得できるが。ライディーンの表現で大事になるのはむしろ外装の材質感をどう出すかであり、細かなディティールアップや追加ギミックは重要ではないと考えられる。
ところで、Galleryのライディーンの絵の構図に見覚えのある人がいるかも。あの絵はタブレット購入記念&練習として、「スーパーロボット大鑑(今は亡きB-CLUBのロボイラスト集)」の佐野浩敏・画のライディーンを参考に描いたものである。この本には佐野氏が描いたライディーン以外の多くのロボットのイラストが載っているが、もとのデザインに大きく手を入れずに、且つ格好良く描くことに関して氏の右に出る人はいないだろう。特にダイナミックな構図は非常に参考になる。
- 2...コン・バトラーV (超電磁ロボ コン・バトラーV)
私の幼少期の人格と嗜好の50%を形成したヒーローロボット。 相当に好きだった。
幼い私に、当時としては激烈に高価なコンバインボックスを(多分泣きながら) おねだりされた両親の苦悩を思うと目頭が痛くなる。(結局買ってもらった。嬉しかったんだろうなあ。)
さて、コンバトラーは玩具主導の「変形に無理が無い」小型ビークル合体型メカ、の元祖だが、改めてデザインを見返すと結構無理があるのに気付く。デザインのリファインを試みて、バトルクラッシャーの翼の収納やバトルマリンの股関節部などに頭を抱えた人は多いはずだ。まあ、こんなもんは超電磁スピンの時に腕から生えるドリルのギミックを考えるのに比べたら楽なもんだけど。
各バトルマシンについての考察はまた後ほど。
- 3...ザンボエース (無敵超人ザンボット3)
私は「巨大ロボットの一部を小型ロボットが構成する」デザインが好きである。そのエポックメイキングとなったのがこのザンボエースだろう。さらに、リアルな携帯型の銃器を装備した最初のヒーローロボットとしてもエースは名高い。そんなこんなで、私にとってこのザンボエースは非常に印象の強いロボットなのだ。
しかし、リファインを考えたとき、ギミックが一見まともそうに見えて実は全然手に負えないのがザンバード/ザンボエースの特徴だ。とにかく、爪先から頭部へのコクピットの移動ギミックには頭を抱えるばかり。どうしたもんか。他にもトレンブルホーンとか、胸部ウィングの伸縮とかも絶望的。しかも、それを乗り越えてエースが完成したとしても、さらなる難敵ザンブルが控えているのだ(T_T)。ザンベースのシンプルさが神々しくさえ思えてくる。
- 4...メカンダーロボ (合身戦隊メカンダーロボ)
俗に言う「リアルロボット」の先駈けであるように言われることもあるが、それは多分設定や脚本の事だろう。このメカンダーロボ自体は結構無茶。特に爪先(?)から発射するミサイル・ジョーズの発射ポーズは夢に出る。
さて、メカンダーのデザインはシンプルでリファインするにも結構自由に出来る・・・のはメカンダーロボ1号機までである。2号機は手足の各パーツが小型メカによって搬送され、戦闘現場でパーツを射出、パーツが激突・合体および巨大化してメカンダーロボになる(しかもデザインは1号機と全く一緒)という凄まじいロボットと化している。さすがに馬鹿馬鹿しい気もする(^^)が、いつかはきちんとした合体ギミックを考えなければなるまい。
Galleryのメカンダーはその前哨戦のようなものだが、やはり肩が難しい。
- 5...ボルテスV (超電磁マシーン ボルテスV)
長浜ロマン・ロボシリーズ第2作のこのロボットも、幼い私のハートをキャッチ。しかし、前年コンバインボックスを買ってもらった私にすでにボルトインボックスをねだる余力は無く、泣く泣くスタンダード版超合金で妥協。しかしちゃっかりボルトクルーザー(頭部)だけは持っていたところを見ると、いつかは5機全部揃えるつもりだったらしい。子供は恐いねぇ。
ボルテスはコンバトラーのデザインを踏襲したため、ギミックが格段に洗練された。おかげでリファインの際にも極端に困るポイントは無くなっている。もっとも、この時期のロボット全てに付きまとう問題、肩ブロックの可動方式だけは工夫が要るが。さらに、ボルテスの場合は超電磁ゴマという死ぬほど厄介な兵器があるのが問題だ。どうやってあの武器に整合性を持たせればいいんだよぉ・・
ボルテスと言えば、Nintendo64のスーパーロボットスピリッツになかなか良い感じで登場している。天空剣・Vの字斬りはやっぱりイカす必殺技だ。チェーンナックルやボルテスバズーカも良い。だけどやっぱり超電磁ゴマが・・・(;_;
- 6...ダンガードA (惑星ロボ ダンガードA)
全長200メートルの化け物。ダンクーガに継いで主役ロボットの登場が遅かった作品である。サテライザーへの変形ギミックは結構ダイナミックで見事(意味無いとは思うけど)。超合金はこのギミックをかなり精密に再現していたが、ガードランチャー(頭の戦闘機)を無くし易く、無くしたが最後ダンガードはつるっぱげになってしまうという物悲しい玩具だった。
ダンガードのリファインでポイントとなるのは下腕の収納ギミック。下腕はまるごと肩ブロックに収納されるのだが、おかげで下腕は細く短くなってしまう。もっとも、オープニングに出てくる腕が寸詰まりのダンガードを覚えている人間にはこのプロポーションが普通に見えるから不思議だ。さすがに金田伊功の作画の魔力は恐ろしい。Galleryのダンガードもこの寸詰まりを踏襲している。
また、Galleryのダンガードは背中にアクセントが欲しかったので翼の収納ギミックを変えてみた。本当は背景にジャスダムが欲しいのだが、手元に資料が無いのが残念。もっとも、四角い箱を描いて羽根付けてマークを付ければジャスダムに見えるという気もするが(^^)
- 7...ダイモス (闘将ダイモス)
大型トレーラー「トランザー」から変形する空手ロボット、という冷静に考えると良くわからないコンセプトのロボット。変形も実に無茶苦茶(^^)であり、きちんと変形させようとするとどうしても背中に余剰パーツとしてトレーラーの外装が残る事になる。しかし、ダイモスを肉体派空手ロボットたらしめている、突起の無い「身体ひとつ」を表現したデザインを尊重することを考えると、背中には何も着けたくないのが人情と言うもの。というわけで、現在外装の展開・収納ギミックを思索中。
さて、ダイモスといえば、兜甲児に「うへぇ、なんてカラーリングだよ」(SRW.IVより)なんて言われてしまうほどの極悪なカラーリングが特徴だ。全ての元凶は黄色と緑二種類のアクセントカラーがあることだと思うので、ここは緑を捨ててみよう。それがGalleryのダイモスだが、少しはおとなしい色調になったのでは無いだろうか。やっぱり脚のファイブシューター部は黄色い方が似合う。
- 8...トライダーG7 (無敵ロボ トライダーG7)
公園からの発進シークエンスがとにかく印象的なロボット。ホントにやるとまず100%落書きだらけにされてトホホだろう。
トライダーG7の“7”は7形態への変形を意味するが、これがどうにもサギである。トライダー自身がきちんと変形するのはイーグルとフォートレスとG7の3形態だけ。あとは追加パーツや頭だけとれて変形とかで誤魔化すのだ。これはきちんと7段変形するトライダーをリファインしろっていう神の啓示か?...大変そうだなぁ...。
- 9...剣王 (絶対無敵 ライジンオー)
ライジンオーは、人・獣・鳥の組み合わせというダルタニアスを彷彿とさせる合体コンセプトのロボットだ。剣王はその“人”の部分のロボットだが、これといって特徴は無いがシンプルにまとまったフォルムが合体前ロボットらしくて良い。
ギャラリーの剣王には大ポカがあって、背中のパーツをすっかり書き忘れている。とほほ。これはそう、そう量産型なんだよ。これで納得(T_T)。しかもさらに縮小かけ忘れてるし...まあ、迫力あっていいか、ははははは(T_T)
- 9...大巨神 (ヤットデタマン)
「〜やって来い来い大巨神」のフレーズでお馴染みのロボット。馬形メカ大天馬と合体してケンタウロスを模した大馬神になる。こいつの玩具は結構遊び甲斐があったので、友達のを借りて(^^;)遊び倒した記憶がある。
大馬神になると大巨神の脚部がどっかに行ってしまうのが印象的。ケンタウロス合体系ロボットの永遠の悩みがこいつだったりするけれど、上手くまとめてる例はちょっと思いつかない。ジーグはちょっと反則(^^)だし。