はじめに 最初にする作業 改ページ 背景の表示 音楽を鳴らす キャラの登場・退場 終わり方
ここのコンセプトは「必要最低限のタグだけ使って、とりあえず作品を作ってみる」です。
ここさえマスターすれば、とりあえずDNMLを作ることは可能です。
また、ここを理解できればDNMLの半分は理解出来たも同然なので頑張ってください。
なるべく分かりやすい説明の形をとろうと考え、ここではKanonのDNMLを例にとってやっていくことにします。
理由としては「画面に一人しか表示されないからラクそう」「秀丸マクロがあるから」などです。
秀丸マクロのあまりの有効性を考えると、持ってない人も秀丸をインストールした方がよいでしょう。
シェアウェアでちょっと高いですが……。
まず何も考えずに以下の文章をコピーして貼り付けてください。
コピーのやり方は、マウスで範囲を選択して右クリックで「コピー」を選び、続けてメモ帳などにカーソルを移して「貼り付け(ペースト)」です。
<COVER
TITLE= ""
AUTHOR = ""
MAIL = ""
HP= ""
DATE= ""
GENRE = ""
COMMENT= ""
>
貼り付けたら今度はそこに自分のブックの情報を書き込んでください。
分かりにくいのはGENREですかね。
ここには作品のジャンルを書きます。
ここにはACTタグのFOLDERキーなどで使うALIASの名前を書いてください。
例えばToHeartは"LVNS3"、ONE〜輝く季節へ〜は"ONE"、Kanonは"KANON"となります。
試しに書いてみるとこうです。
<COVER
TITLE= "春休みの宿題"
AUTHOR = "真奈祭 彰"
MAIL = "g98a2537@mn.waseda.ac.jp"
HP= "http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/9199/"
DATE= "99/11/11"
GENRE = "KANON"
COMMENT= "って、11日に仕上がったって嘘じゃん!"
>
コメントはもっと長くても構いません。
特に重要なのは作者名とメールアドレスです。
これがちゃんと書かれてないと連絡がつかないので感想なども来ませんしね。
次はこの2行を同様に貼り付けてください。
<INCLUDE SRC="環境設定.dnml" FOLDER="PLAYER">
<INCLUDE SRC="Kanon\テンプレート.dnml" FOLDER="PLAYER">
次はこれです。
<TITLE ALT="">
ここにタイトルを書いておくと、上のタイトルバー(青地に白い部分)にそれが表示されます。
要するにゲーム中でのクリックをさせるためのタグです。
文章の最後に<P>タグを打って下さい。
Kanonでは<BR>や<NL>に当たる効果は使われていません。
「らしさ」を出すなら使わない方が無難でしょう。
ただ、どうしても演出上使いたいという時は気にしなくていいでしょう。
以下使用例。
>……。<P>
>『朝〜、朝だよ〜』<P>
>……。<P>
>カチッ!<P>
>小さな音と共に目覚ましが止まって、そして同時に目が覚める。<P>
ワンポイント:次のページにまわらないように!
一文があまり長くなりすぎると次のページにまわされてしまいます。
適当なところで複数の文に分けてしまいましょう。
主人公の名を手動入力できるような設定にした場合、その名が3文字とか4文字になると文章がはみ出してしまう可能性も考慮して下さい。
画像を背景として表示させるためのタグです。
<BACKGROUND SRC="[ファイル]" FOLDER="[フォルダ]">という風に使います。
今はKanonを元に考えていますから
> <BACKGROUND SRC="教室休み時間" FOLDER="KANON">
このように書けば良いわけです。
これは
> <BACKGROUND SRC="PDT\BG009_2.PDT" FOLDER="KANON">
と書いても同じ事です。
ただ、いちいちこのように書くのがわずらわしいのでテンプレートが用意してあるわけです。
DNMLのフォルダ内、Kanonフォルダの中にある「テンプレート.dnml」をテキスト形式で見て下さい。
これが対応表になります。
ワンポイント:イベントの一枚絵も基本的にこのタグで表示します。
BGMを演奏させるタグです。
<BGM>で演奏開始、</BGM>で演奏停止です。
> <BGM SRC="木々の声と日々のざわめき">
> 祐一「名雪、起きろ!」
> 名雪「うにゅ〜」
> </BGM>
これはちょっと分かりづらいですね。
でも普通に表示していくだけなら公式に当てはめてしまえば理解しなくても使えます。
そして使っているうちに大体分かってくるので、まずはやってみましょう。
(公式)
<ENTER NAME="人物">
<ACT NAME="人物" SRC="[ファイル名]" FOLDER="KANON">
<EXIT NAME="人物">
[ファイル名]には[PDT\CGNY14.PDT]や[PDT\CGKR23.PDT]といったものが入ります。
Susieを利用してファイル名を調べてください。
Kanonでは基本的にこれだけでOKです。
次に人物が入れ替わる場合。
<ENTER NAME="人物">
<ACT NAME="人物" SRC="[ファイル名]" FOLDER="KANON">
<ACT NAME="人物" SRC="[ファイル名]" FOLDER="KANON">
<ACT NAME="人物" SRC="[ファイル名]" FOLDER="KANON">
<EXIT NAME="人物">
このような感じです。
つまり<ACT NAME="人物" SRC="[ファイル名]" FOLDER="KANON">をはさんでENTERとEXITタグを使えばいいわけです。
あまり正確ではありませんが、イメージで喩えるならばENTERタグは人が乗るための床のようなものです。
そしてその床は、床自身の名前と同じ名前を持つキャラしか乗れません。
床の上に乗ったキャラはACTタグで動かせます。
ENTERで作った床の上に人を乗せてACTタグでアクション、用済みになったらEXITタグで床ごと消去、そんな感じです。
Kanonでは床のスペースが一人分しかないので床の名前は「人物」一人でいいのです。
名雪も舞もあゆも、床の上に乗る前に「人物」に改名している感じでしょうか。
DNMLを終了します。
ENDタグを使用します。
一番下に書き入れておきましょう。
入れ忘れないで下さいね(^^;
> <END ALT="お・し・ま・い">
「お・し・ま・い」にあたるメッセージは任意です。
ここまで出来れば一応DNMLとしての形は整います。
次はもうちょっとビジュアルノベルっぽくしてみましょう。