ヘレク教授の部屋



寮入り口へ

2年目終了・・・以降、3年目に続く。

大掃除道具を抱え、ナタリアが現れた。
「失礼しまぁす・・・、おじさま?
やっぱり、いらっしゃらないのね。お忙しいのかしら?折角書いた手紙も読んでないし。
ま、いっか。ちょっとだけ掃除させてもらおう。」
いろいろ置いてある本などの配置を変えないよう、神経を使いながら、何とか掃除を終えた。
そして、ナタリアはそうっと部屋を出ていった。

--------------------年末--------------------

しばらくして、乾いた靴音が近付いてきて、ドアをノックする音が聞こえた。
数分後、ドアの隙間に何やら封筒がはさまれ、靴音は遠ざかっていった・・・。

部屋は、また、誰もいなくなってしまった・・・。

FROM:ヘレク
TO:ナギサ

あ、どうもすいません。ナギサさん、遅かったのものですから。
はいはい、ちょ・・・・(^-^;;;

(と、ヘレクは連れ去られてしまった(笑))

(何を考えたか、脱兎の如く部屋を出るウィリー。そのまま、火学科ロビーの鍋会場へ向かった)

FROM:ウィリー
TO:ナギサ

あっ、はじめましてっス!!
ウィリー= ウィリーっス!よろしくっス!

(ヘレクの手を取り、自室へ引っ張って行こうとするナギサの行動を見て)

あ!いや、自分こそ失礼したっス!(真っ赤)
でででは、自分は…

失礼するっス!!

FROM:ナギサ
TO:ヘレク教授

(今まさにノックしようと思っていたらしく、危うく扉にぶつかりそうになる)

おととっ・・・びっくりした。
あ、やっぱりここにいらしたんですね?
ようやくガラスが出来上がって、部屋に持って帰ったのに、
いらっしゃらないんですもの。心配しました。
ささ、続きをお願いします(にっこり)

(ヘレクの手を取り、自室へ引っ張って行こうとするが、そばにいるウィリーに気がつく)

あ、あら、お客様でしたの?全然知らなくて・・・どうも、すみません。

TO:ウィリー

私、地学科のナギサって言います。よろしくね(にっこり)
悪いけど、ちょっと教授に用があるの。連れていってもいい?

(と、ヘレクは開けていた窓を閉め、扉を開けた。)

FROM:ヘレク
TO:ウィリー

丸底フラスコ入りの醤油・・・ですかぁ(^-^;?
それにフィオリナさんと言うことは・・・。
(何か分かったらしい、独りうなずく。)
あ、身体の不快感は、たぶんすぐに取れると思いますよ。

鍋会ですか?
そうですね、フィオリナさんも参加してるでしょうし。
まず間違いないと思いますが、直接聞いて確認しておきましょう。

FROM ウィリー
TO ヘレク

卵酒と一緒にっスか??
・・・さて?特になかったっスけど・・・

(2分後)

あ!そういえば、フィオリナさんの持っていた・・・
そう、丸底フラスコ入りの醤油を混ぜて飲んだっス!

いやー、おいしかったっス(^^)

・・・なんかお腹減って来たなぁ。
サークさんのところで鍋会らしいっスねぇ。
教授、行きませんか?

FROM:ヘレク
TO:ウィリー

と、いや、でもちょっと待って下さいよ。
ホントにただの飲みすぎですか?

(と、ウィリーの裏瞼や喉の奥を覗き込み、脈を計ったりする。
しばらく考えてから、納得したのか再びウィリーに話し掛けた。)

う〜ん、卵酒と一緒に、何か特別な薬物を飲用したりしませんでしたか?
あるいはその卵酒に何か入れたとか・・・

ウィリーの様子を見て、ヘレクは何か思いついたようだ…。

FROM ウィリー
TO ヘレク

 (椅子に腰掛けて)

いや、大丈夫ッス。だいぶん落ち着いてきました。袋はいらないみたいッス。

え?お薬ッスか?
ゾクッ

(ここでウィリーの背中に悪寒がはしる・・・、悪い予感ってやつか?)

うう?ちょっと調子が悪いみたいです(^^;
はい。ありがとうございます。いただくッス。

FROM:ヘレク
TO:ウィリー

ちょ、ちょっと待ってくださいよ(^-^;

(と、ポケットに入っていた袋をウィリーに手渡す。
袋には「パペルーチョのお店」のロゴが、ホントにただの袋だ<をぃ)

風邪でも引いていたんですか? それにしても気持ち悪くなるほど卵酒を
飲んでしまわれるとは(^-^;。
単なる飲み過ぎでしたら、以前、ナギサさんにも飲ませた薬があります
が・・・どうします?

(と、ウィリーをイスに座らせて)

それから、単位のことでしたね。
ウィリーさんは受講していたのは・・・・歴史2aですね。
課外実習を行ったのは3期目の歴史2bですよ?
だ、大丈夫ですか(^-^;?
歴史2aの成績はもう出してしまいましたが・・・
何か事情があったのでしたら、そうですね・・・
今週末までに歴史2aで行った発表相当のレポートを、B-102まで提出し
ていただければ、事務と掛け合って単位を出せると思いますよ?

(ウィリーは卵酒のせいか、黒ポーションのせいか。あるいはその両方か?
・・・みるみる顔色が悪くなっている。
いまにも、教授の出来たばかりの部屋はヤバイ事になりそうだ・・(^^))

fromウィリー=ウィリー

to ヘレク

(弱々しくドアをノックする音)

失礼します教授・・・。
歴史学の教室に行ったんですが、誰もいなくて・・・。
えっ?ハイキングに変更されたッスか?

(ゲップ)

・・・すいません、卵酒のせいかな?なんか・・・
うっ・・・。
ぎょうじゅ、ぎぼぢがばるい・・・。(教授、気持ちが悪い・・・)

教授がくつろぎ始めた丁度その時、ドアの外に人の気配が・・・。

FROM:ヘレク

(ぐるりんと室内を見回し、独りうなずく)
マルローネさん、きちんと家具も揃えて下さったんですね(^-^)。
ふぅ、これで毎日ベッドで寝れますねぇ。

・・・・・・・
そうそう、日記もこちらで書くことにしましょう。
(と、どこからか小さな日記を取り出し、机の上に置いた。
窓からの風景を見ようと窓を開けたところ、風が吹き込んでくる。
風で日記がペラペラと捲られ、開いたページには・・・)

日記(^_^;)17, Jas, 98

今朝、レンシール先生から1月の授業を自由研究とする旨の説明を受ける。
とりあえず1ヶ月は授業をしなくていいようです。
さすがレンシール先生、心の中で拍手喝采(パチパチパチ)。
しかし内容は不安・・・特にチャームパーソン・・・。
今年からレベル1共通にしたんでしたね・・・不安。
こういうのはラモン先生やシャローン先生お願いしたいところです。
魔法工学の後始末は大変でしたから・・・

(カチャカチャッ、鍵を開けヘレクが入ってきた)


ぱんぱんっ、と大きく手を払うと、マルローネは一息吐いた。
「さ、こんなモノかしら?」
見ると、部屋はいつでも人が住めるような環境に整っている。
「さて、それではヘレク教授にお知らせしてきましょう・・」
そういうと、マルローネは部屋を出ていった・・。


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