キルポパジェルの部屋



研究室を兼ねた、ちょっと広めの部屋
大きな本棚にたくさんの専門書
それに鉢植えの植物も置いてある・・・。

寮の入り口へ

FROM:キルポパジェル
TO:ナタリア

は、はぁ、学生寮の管理人さんも大変なお仕事なのですね(^^)
お気をつけて行って下さいね(^^)
そんな、嫌だなんて、そんなはず・・・ありません・・・(赤面)
では、お言葉に甘えて、今度遊びにまいります。(^^) わたくしの部屋にも気軽に遊びにいらしてくださいね(^^)

(ナタリアは部屋を出ていった)

いつでもお待ちしておりますからっ・・・・(^^)・・・って、もういらっしゃいませんね(違う意味で赤面)

(両手を頬に当てて、しばらく顔を冷やしている)

さて・・・手紙の続きでも書きましょうかね(^^)

ナタリアは部屋を出ていった・・・。

FROM:ナタリア
TO:キルポパジェル

え?・・・あぁ、これですか?
(と言ってアクセサリーを見せる)
これは、私のことを呼んでるんです、学生さんか誰かが。
・・・・と、あ、あら。

誰かが呼んでいるわ。きっと鍵のことね。

すみません、私、呼ばれているので行かなくちゃ。

(ドアの前まで行って、振り返る)

・・・・あの、もしよろしければ、また、来てもいいですか?
それとも、もし、嫌でなければ・・・・
(早口で)私の部屋にいらしてください・・・

・・・代わりにキルポパジェルが気付いたようだ(笑)

FROM:キルポパジェル
TO:ナタリア

あ・・・あ、ああの、ごめんなさい、変なことを言ってしまって(赤面)
でも・・・・その・・・・嘘じゃないです・・・・。
(真っ赤になって俯きかける)

・・・・おや?
アクセサリーが光っていらっしゃるようですが・・・・?
それは一体・・・。

身につけているアクセサリーが鈍く光っているが、ナタリアはそれに気づかない・・・・(^^;

FROM:ナタリア
TO:キルポパジェル

・・・・・・えっ?
(ナタリアの顔も、同様に真っ赤になる)

心の中
ど、どうしよう・・・急にそんなこと言われても・・・リアクションに困るわ。
「美しい」だなんて言われたことないし、元々そんなにおしとやかでもないし、
えっと、えっと・・・・(困惑している)

・・・やだ、何だかどきどきしてきちゃった・・・

もしかして、これ、恋?
え、でも、そんな、いきなり・・・<どうやら免疫が全然ないらしい

TO:キルポパジェル

あ、あの・・・・ありがとうございます(真っ赤)
・・・・キルポパジェルさんって、優しいんですね・・・・

キルポパジェルの顔がみるみる赤くなっていく。

FROM:キルポパジェル
TO:ナタリア

そ、そうですか?(^^;
(キルポパジェルは顔を上げて、正面からナタリアを見つめた)
・・・・・・・・・・・・・。
あなたは、髪の色がピンクになってもまだまだお美しいですね・・・。

−−−間−−−

・・・・・・はっ!(自分の口走った言葉の意味に気付く)

TO:心中
わたくしは・・・・・・。
・・・・・・・・なんてことを(@@)
思わず本音を漏らしてしまうなんて・・・。
嘘ではありませんから疚しいことはありませんが・・・。
あぁ・・・・でも恥ずかしい・・・・・。

FROM:ナタリア
TO:キルポパジェル

・・・・・・・(^^;
(改めて色の染まった髪の毛を眺める)
ま、まあ、いいです、変な色ではないですし。
一応、中和剤飲んでおきます・・・・

(中和剤を飲む)

あ、あの、えっと、そんなに謝らないで下さい(^^;
悪気がないとは思ってますし、怒ってもいないですから・・・・ね?
もう、いいですってば(^^)
ね?キルポパジェルさん。お顔を上げて下さいな。

キルポパジェルは何度も頭を下げた。

FROM:キルポパジェル
TO:ナタリア

あ・・・あぁ・・・、遅かった、ですね・・・。
あ、いえ、色が変わるということ以上の変化はありませんから、ご安心を(^^;
パルファと、ちょっとした冗談につかうつもりで作ったんです・・・。
・・・中和剤は、変化が起こった後では変化時間が短くなるくらいの効果しか出ないでしょうね(^^;
申し訳在りません(ぺこり)・・・ですが、パルファも、悪気があった訳じゃない・・と思うんです・・・。

ふと前髪を見ると、どうしたことか、髪の毛がピンク色になっている!

FROM:ナタリア
TO:キルポパジェル

え?あの・・・えっと・・・??

このクッキーに、何か問題でもあるんですか?
美味しかったですよ?
それに、あの、手遅れって、一体どういう・・・・・・・・・!?

キルポパジェルは、なにやら口ごもっている・・・。

FROM:キルポパジェル
TO:ナタリア

おや・・・こんにちは(^^)
ナタリア・・さんですか、以前にお会いしましたね(^^)
あの時はお世話になりました(ぺこり)
邪魔だなんて・・とんでもありません・・・(微笑)
え・・・クッキーですか?(^^)
(クッキーの缶を見ると顔色が変わる)・・・・・・・・・・あっ・・・・・・(^^;
そ、それは・・・っ・・・・・・。

(がたっ・・がさがさがさ(机の引き出しをさばくっている))

これ、中和剤です、手遅れにならないうちにお飲み下さいね(^^;
あ、あの、でもえ〜、なんていうか・・・あの、その・・・・・・。

ノックの音で、部屋の主が振り返った。

FROM:ナタリア
TO:心の中
う〜、緊張するわぁ。
パルファプルトさんのお兄様だったわよね、確か。似てらっしゃるのかしら・・・。

TO:キルポパジェル
(こんこんっとノックの音がする)
すみません・・・・キルポパジェルさん、いらっしゃいますか?
あ、キルポパジェルさんですね。
私、この寮の管理人を任されております、水学科助手のナタリアと申します(ぺこり)。
先程、パルファプルトさんにクッキーをいただいて、それのお礼も兼ねて来たんですけど・・・お邪魔ですか?

キルポパジェルは机に向かって、手紙を書き始めた。

FROM:キルポパジェル
TO:独り言

ふぅ〜・・・(^^)
わたくしもちゃんとお掃除出来るじゃないですか(^^)
パルファやシルディンの手を煩わさずに生活する第一歩ですね(^^)

・・・シルディン・・・ちゃんとエルフの森で元気にやっているでしょうか・・・。
わたくしの心配ばかりして・・・兄と弟の関係がまるで逆でしたね・・・(^^)
ふふ・・・わたくしが、ちゃんとした学園で教授として雇って頂いたって知ったら驚くでしょうね(^^)
(ぽんと手を打つ)そうですね、シルディンに手紙を書きましょう(^^)

それからキルポパジェルは部屋の中を忙しく動き回り、3時間後には部屋はすっかりキルポパジェルの部屋らしく(?)なっていた。

FROM:キルポパジェル
TO:独り言
まぁ、広くて感じの良い部屋ですね(^^)
ここなら不自由なく暮らせそうです(^^)
まずは本を本棚に並べてしまいましょう・・・それから鉢植えですね(^^)
やはり部屋に植物がないと落ち着かないんですよね(^^)

部屋の主となるエルフが入ってきた。