火学科ロビー
-6年目-
地学科ロビー
水学科ロビー
風学科ロビー
火学科個室
中央ロビーへ 寮入り口へ
6年目終了・・・以降、7年目に続く。
大掃除道具を抱えて、ナタリアがやってきた。
「あ・・・あの後姿は、確かクゥクゥさんとカレンさん・・・。
何してるのかしら・・・ま、いいわ。邪魔しないでおきましょう」
ナタリアはてきぱきと掃除を続けた。
しばらくすると、ロビー内はとても綺麗になった。
ナタリアは満足げにしながら、次のロビーへと向かった。
--------------------年末--------------------
顔を背けたクゥクゥは、少し乱暴にカレンの手を引いてC501に向かった。
| FROM:クゥクゥ |
| TO:カレン
うむ。僕の全てはアーシェンのせいなのだ。
ってなわけで遠慮なく、むしろ進んで君の部屋にれっつらごーっ♪
っとさらにその前に。
(ちょっと迷ってカレンと手をつなぐ)
あ…ええと……
これでもう他の奴にはぶつかんないと思うんだけど……。
……何だよ。何ぼんやりしてんだよ!
そもそも君が目をつぶってるからぶつかるんであって、僕の知ったこっちゃ……。
……!ああもうほら早く!! |
カレンは、アーシェンのせいでクゥクゥが死に掛かっていることに、相当なショックを受けたようだ。
| FROM:カレン |
| TO:クゥクゥ
アーシェンに緊急・・・?
え・・・アーシェンのせいで、死に掛かっていらっしゃるのですか?
・・・・・・何故・・・。
アーシェンが、あなたに何を・・・?
・・・あの・・・。
(クゥクゥに手を引かれるままに火学科個室の方へ歩き出す・・・
が、突然振り向いたクゥクゥの肩にぶつかってしまう)
あっ、すみません。
少し・・・考え事をしてしまいまして・・・。
・・・クゥクゥとおっしゃるのですか。
こちらこそ、よろしくお願いします・・・。 |
| FROM:クゥクゥ |
| TO:カレン
うわぁーあっ!やっぱ君がカレン!?
遇然っていうかこれってやっぱ一日一膳を続けたおかげ?
うーんとにかく話がはやいや。
僕はアーシェンに緊急な御用なんだよ。
今そいつのせーで(語弊)死に掛かってんだからな(誤解)♪
きみんちへ、ほら、さっさと行くーっ♪
(再びカレンの手をつかんで火学科の個室へ勝手に進みはじめるが、
なにやら思い付いて振り向く)
……あ。そだ。
僕はクゥクゥっていうの。クゥクゥ=オング。よろしくね? |
目が見えない分、敏感なカレンはランディに気がついたようだ。
| FROM:カレン |
| TO:クゥクゥ
スキンシップですか・・・暴力とは違うのですね。
でもわたくしはちょっと・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・??
・・・あの・・・(クゥクゥのテンポについていけていない)
えっ・・・はい、わたくしがカレンですけれども。
・・・アーシェンに何かご用ですか?
TO:心の中
柱の影に、誰か居るような気がしますね・・・。
・・・隠れていらっしゃるようだから、声をかけるのは控えておきましょうか・・・。 |
| FROM:クゥクゥ@半泣き |
| TO:一人ごと
あれ?なんか……ものすごくと、困った感じ……。
ナタリアしゃんに無実の罪で(!)しかられた時みたい〜(;;)
TO:カレン
(びくぅっ)ととと突然の暴力?もぉやだな人聞きの悪い。
ええとほらっ!!あのあの、ちょっとホットなスキンシップ、ってやつだよ!
朝出会った人と、夕方には沈み行く太陽をバックに肩を抱き合って
哄笑できちゃったりするスグレものなんだゾ?
ってなんで僕ってば卑屈になってんの!?これじゃまるで悪い事したみたいじゃん!
えええッッ!?
あ、いや、だから血が全部ってのは例えっつーか、そんな……
うわあだから手当てとかそーゆーの、僕、いいからっ!!じゃねっ!
(あわてて走り去ろうとして、ふと振り返る)
君の部屋で、アーシェンが、寝てる……?
……もしかして君……カレン? |
そう言うとランディは柱の影に隠れて2人の様子を伺った。
| FROM:ランディ |
| TO:独り言
確かここに悪意が渦巻いている筈だけど・・・・・
・・・って、アレ?
(カレンとクゥクゥのやりとりを遠距離で見ている)
・・・確かカレンともう一人は・・・誰だぁ?
おかしいな、確かここに悪意を感じたんだけど・・・
・・・もう暫く様子を見るか・・・ |
そこへ、水学科ロビーからランディがやってきた。
| FROM:カレン |
| TO:クゥクゥ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
突然他人に暴力を振るうのは良くないです・・・。
・・・わたくしは、そういうことは遠慮させていただきます。
・・・??
あの、手当というのは・・・。
・・・怪我を適当な手段で、早く治るように処置をすること・・・ではありませんか?
具体的には、消毒をしたり・・・。いえ、献血のことではなくて・・・。
・・・血が全部出てしまったら、死んでしまうのではありませんか?
・・・そんなにひどい怪我をなさったんですか?
誰かに診ていただいた方がよろしいかもしれませんね。
・・・・「こっくりさん」??
アーシェンにご用ですか?
彼は今、わたくしの部屋で眠っていますけれど。 |
今までに無い良心的発想に、おびえてカレンの手を離すクゥクゥだった。
| FROM:クゥクゥ |
| TO:カレン
もちろん痛いけど、僕はちっとも構わないよ?
今回たまたま僕だっただけで、次にやる時は他の奴が相手じゃん。
(目を閉じたままのカレンに、首をかしげつつ)
ほーお。においだけで血がでてるって分かるんだ。
こりゃそーとーなおテダレさんですな……って今なんて言った!?
て……っててて手当て!!??
それってなんかの新手の罠!?献血の俗語!??
い、いいよ!!血なんて全部なくなったら勝手に止まるよっっ!!
それにぼっ僕……っほほほほほらっっ
こっくりさんのお告げでアーシェンって奴を探してる途中だし! |
| FROM:カレン |
| TO:クゥクゥ
(クゥクゥに手を取られながら)
す、すみません・・・・とっさのことでどっちに避けるべきか判らなかったのです・・・。
でも、よけないで相手のミゾオチに拳を・・・?
そのようなことをされたら、あなたは痛いのではありませんか?
・・・・・・・・・・・・。
血の匂いがします・・・お怪我なさったのですね。
どこかで手当しましょう。・・・わたくしの部屋へいらっしゃいますか? |
| FROM:クゥクゥ |
| TO:そこで立ち尽くしてる女の子
だあああああ!!!ちょいどいてどいて!!
そ、そっちじゃなああああーーーーーーいいっっ!!
(カレンをよけて壁に玉砕。額がぱっくり割れて流血)
つ……っ。痛い痛い痛い痛いいい〜っっ!!
君どこみてんの!?っていうかなんでそっちによけるかなぁ!
どうせよけないなら、構えて相手のミゾオチに拳を入れる!
(手を取ってのぞきこんで)
わかった!? |
そこへクゥクゥが猛然とダッシュしてきた……が、止まらない!
カレンはしばしその場に立ち尽くした。
| FROM:カレン |
| TO:心の中
一人でここを歩くのは初めてですね・・・いつもアーシェンがいますから・・・。
お祖母様の仰る通り、ちゃんと一人で歩く練習もしておかなくてはいけませんね・・・。
これから、どこへ歩いていきましょうか・・・。
TO:独り言
(天井を見上げる)
・・・星が・・・・・・。
何かが・・・近づいている・・・。
・・・・・・私の・・・・・・。 |
そこへ、カレンが独りでやってきた。
ナタリアは次のロビーへ向かった。
| FROM:ナタリア |
| TO:独り言
(あたりを見回す)
・・・ここも無事、っと。
どこもこんなだといいんだけどね(^^; |
ナタリアがやってきた。
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