イギリスの作家。
自作の映画化にも力を入れています。
- ミッドナイト・ミート・トレイン
良くも悪くも彼のイメージを作り上げてしまった表題作は、残虐描写にばかり
目がいってしまいがちですが、意外にもクトゥルー神話からの影響も見られます。
地下鉄の最深部に隠された秘密・・・・・そこで、本来ならば決して見る筈の
無い存在を見てしまったら・・・・・?
地下鉄は恐怖を掻き立てる絶好のポイントですね。
現実には、あの奥に何があるんだろう?
- ジャクリーン・エス
'腐肉の晩餐'が、タイトル通りイヤらしくて最高!
中盤で精神の、ラストで肉体の崩壊が描かれ、イヤな気分になれること請け合い。
表題作は「愛のスプラッター小説」と賞される通り、血液と恋愛に溢れています。
何時かはこんな恋愛がしてみたいモノです。
あ、でもやっぱ痛いのはヤだな。
- セルロイドの息子
'好色家業・死衣の告白'、内臓抜き出し描写が良い感じです。
内蔵が抜き出されるって、どんな感じなんでしょう?
味わいたくは無いですが。
自分が奪われていく恐怖を描いた'魂の抜け殻'も好き。
似たようなモチーフを扱った作品は数多くあれど、感情までも奪われてしまった
ラストシーンが印象的。
- ゴースト・モーテル
クトゥルー神話からの影響が見られる'非人間の条件'や、ハードボイルド・ホラーと
でも呼べそうな表題作など、これまでとは違う作風を見せてくれます。
"手"(ビデオ化)も、すごく味のある作品。読後、思わず自分の手を確認して
しまうのでは?
ストーリーテラーとしての力量も十分感じさせてくれる一冊。
- マドンナ
'禁じられた場所'は、"キャンディマン"と言うタイトルで映画化されています。
何処にでもありそうな噂話から始まるストーリーが秀逸。
これもまたストーリー性が強く、読み応えがありました。
- ラスト・ショウ
表題作は、"ロード・オブ・イリュージョン"というタイトルでビデオ化されて
います。
アメリカの作家。
ホラー以外にも、優れた作品が多いです。
映画化作品が多いのですが、出来不出来が激しいです。
彼が原作の映画で傑作と言えば、"it"、"キャリー"、"スタンド・バイ・ミー"、
"シャイニング"、"ショーシャンクの空に"、"ミザリー"てトコでしょうか。
- ミルクマン
表題作がやたらと不条理で、印象に残りました。
個人的には'入り江'が良かったです。
トコロでこれ、映画化されてませんでした?
キングのペンネームです。
- ハイスクール・パニック
キレた男子高生が銃を持って、クラスメートを人質に学校に立て篭もる、と言った
ストーリーです。
現在では、実際の事件の方がよっぽど派手になってしまいましたね。
事実は小説よりも奇なり。
緊迫した状況の中で、生徒達が常日頃の怒りを露にしていく件が好き。
思わず共感を覚えました。