タイトル 「キャッスルファンタジア」
ブランド Studio e・go! プレイ機種・供給媒体 Windows95 CD 状況 発売中 ジャンル VN+TSLG
戦で両親を失い悲嘆に暮れ、教団『混沌への回帰』へと身を投じた恋人エノア。その教団が突如各地で町や村を襲い女たちを掠い始める。しかも教団の幹部に新たに収まったのは他ならぬかつての恋人エノアその人だと云う。元王国近衛隊長ヴァルは旅立つ。教団から恋人を助け出すために。

ビジュアル・ノベルとタクティカルSLGを合わせた形のゲーム構成。第2面SLG部のバランスが悪いので、ここで投げ出す人もいるかも?

物語の構成が良くない。
伏線の張り方(見せ方)が雑なので、唐突な展開が多い。また元恋人エノアの心情が描ききれていないので悲劇性が伝わってこない。教団の凶行は国を揺るがす事件のハズなのだが、国の動きというものが全く描写されていない、などなど。

結果、
ネタの風呂敷が大きい割りに主人公の一団と教団の小競り合いにしか見えず、また全体にコメディ色の強い描写であるために、元恋人(と、その背後にいる人物)との対決場面で突然シリアスな展開をされてもなぁ〜、と云うのが偽らざる心境。

なにより最大の欠点は、作り手の照れ隠しなのか殆どのHシーンが「お笑い」になっている事。コレは萎える(笑)。「明るいH」なら良かったのにネ(笑)

タクティカルSLG部分もバランス調整不足な面が多い(特に序盤)。
また有利に戦闘を進めようとした場合、スキルUpに必要な「ハート」の獲得が攻撃力の強い(使える)キャラに集まる事に。この「ハート」の獲得数でエンディングの相手が決まる仕組みの為、全てのキャラとのENDを見ようとするとSLG部分はイバラの道に(ぉ

また、CGモードにBugがあり、二枚ほどサムネイルと異なるCGが表示される様です。

結局、キャラデザインだけのゲームかもしンない(汗

同じようなストーリーラインのゲームにJamの「Nails」があります。
敵との遭遇率などに難点はあるものの、
物語の見せ方など比較するのも失礼なくらい「Nails」の方が上ですネ。
この機会にPLAYし比べてみるのも一興でしょう。

'98/05/27