ソード・ワールド及び関連書籍紹介

Last Updated:12/10/13


・ソード・ワールドとは?

 それ以前に、「TRPGってなに?」という方もいらっしゃるかと思います。ごくごく簡単に言うと「コンピューターRPGを人間だけでやろう!」ということです。コンピューターRPGでは、実際にやりたい行動が選択肢に無いという理由でできなかったり、自分が望んでいない行動を主人公が勝手にやってしまう(いわゆるビジュアルシーン)ことがあります。これを、判定(判断)役(コンピュターRPGではコンピューターそのものがこれにあたります)も人間がすることによって可能にし、自由度を広げたものです。

(補足)実際には、TRPGからコンピューターRPGが派生しているので、厳密には上の記述は順序が逆です。しかし、今、TRPGを説明する際には、上のようにした方がわかりやすいだろうということで上のような説明にすることにしました。

 といっても、人間が自分の思いつきで「できる・できない」や「ダメージがいくら」などと決めていると、「子供のごっこあそび」と何ら変わらないことになってしまいます。
 そこで、「ルール」を定め、判定役(GM(ゲームマスター)と呼びます)も、それに沿って判断をすることで、公平に行おうというのがTRPGです。

 では、『「ルール」があるならGMなんていらないじゃないか』と思う方もおられるかもしれません。
しかし、「ルール」といっても、世界全ての法則を記述できるわけではありません。(無理にやろうとすると果てしない量になりかえって参照が不可能になります。)そこで、『基本的な基準を「ルール」で定め、それを参考にGMが最終的な判断をする。』というシステムをとることになります。(法律と裁判官の関係に似ています。)

 

 さて、前置きが長くなってしまいましたが、「ソード・ワールド」というものは、とあるファンタジー(魔法と剣)の世界そしてその世界を表現するための「ルール」を書いたものということになります。

 もちろん、「ルール」があれば、ゲームはできるのですが、「実際にどのようにすればよいのか」「こういう場合はどう判断すればいいのか」などの疑問は付き物です。そこで、以下のような解説書が出版されています。(もちろん、ルールブック自体も一緒に紹介しておきます。)

ここの説明については、下記の関連書籍を参考にさせていただきました。


・以下の書籍は、全て「富士見書房」から出版されています。
・値段については、税込みだったり本体価格だったりしますので、参考程度にご覧ください。

・ルールブック

1.「ソード・ワールドRPG」(文庫,本体709円)「水野良/グループSNE」

 文庫版は,「旧版」のルールです。下記の上級ルール2冊とQ&Aを加えればほぼ「完全版」と同じものになります。また、後々「完全版」を手に入れるとこのルールブックはほとんど意味のないものになってしまいます。ただ,比較的簡単に手に入れることができます。

 

2.「ソード・ワールドRPG上級ルール(分冊1/分冊2)」(文庫,621円/525円)「清松みゆき/グループSNE」

 データ追加が主ですが,ルールの変更(追加)も記述されています。

 

3.「ソード・ワールドRPG”完全版”」(A4変形,3700円)「清松みゆき/グループSNE」

 これがあれば,上記3冊は基本的に必要ありません。しかし,値段がやや高めなのと,手に入りにくいのがネックです。(注文しないと手に入れるのは難しいのではないでしょうか?)また、Q&Aではフォローしきれていないデータの追加等にも対応しています。

 

4.「ソード・ワールドRPG スタート・ブック「初めて遊ぶソード・ワールド プレイヤー編」(文庫,560円)「清松みゆき/グループSNE」

 初心者を対象にしたソード・ワールドの解説書です。ただ,本当に「初めて遊ぶ人」を対象にしたものなので,中級以上の方にとっては、既に知ってることしか書いていないかもしれません。(ちなみに、PCの作成に関するルールも省かれてあります。)しかし,プレイヤーとしてのプレイの“コツ”みたいなものも結構書いてあります。また,各種魔法の1レベルまでのデーターも記載されています。TRPGを”基本”から見つめ直してみるのにはいいかもしれません。

 

5.「ソード・ワールドRPG Q&Aブック」(文庫,600円)「清松みゆき/グループSNE」

 ソード・ワールドに関して,よくある勘違いや疑問について書かれた本です。また,「旧版」ルールと「完全版」の差をほぼ埋めるためのものでもあります。マスターもプレイヤーも是非読んでおくことをおすすめします。

 

6.「ゲームマスター・アクセサリー」(4600円)「清松みゆき/グループSNE」

 さて、コメントどうしましょうか・・・。色々悩みましたが、とりあえず、旧版スクリーンが絶版になっている今、これが現在普通に手に入れることが出来る、唯一のSWのマスタースクリーンのはずです。
 そして、「マスタースクリーン&チャート集」の部分は良くできていて結構使いやすいと思います。(まだこれを利用してのGMは1度しかやっていませんが・・・<記述時点)
 ところで、なぜこんなに遠回しな言い方になっているかといいますと・・・。やはり監修者である清松みゆき氏が公開されている「GMアクセサリ付属CDに関して」(新ウインドウが開きます)にリンクを貼らせていただくことで理由説明とさせていただくことにしますm(__)m。色々と思うこともあると言えばあるのですが、それはここではなく「ひとりごと」の方に・・・(2000/04/24更新分)

 これからの状況によってはここのコメントを書き直す可能性もあります・・・。


・ワールドガイド

1.「ソード・ワールドRPG ワールドガイド」(A4変形,1300円)「水野良/グループSNE」

 ソード・ワールドの世界の基本的な設定が書いてある本です。アレクラスト大陸全体の共通設定、及び、東方の世界に関しては一番詳しい本です。

 

2.「西部諸国ワールドガイド」(A4変形,1800円)「山本弘/グループSNE」

 アレクラスト大陸の西側,「西部諸国」(通称:テンチルドレン)と呼ばれている地域についての解説書です。

 

3.「ロードス島ワールドガイド」(A4変形、1800円)「水野良 監修/清松みゆき&グループSNE」

 「呪われた島(ロードス島)」のワールドガイドと、ソードワールドRPGのルールをロードス島に適用するときのルールの変更などについてかかれてあります。また、アレクラスト大陸でも使用できる各種追加データーもあります。


・リプレイ・小説

1.リプレイ 1〜5:「山本弘/グループSNE」、6〜9+風雲ミラルゴ編+アンマント財宝編「清松みゆき/グループSNE」

 今現在,単行本で,リプレイ1〜9,風雲ミラルゴ編,アンマント財宝編が出版されています。特に,プレイの雰囲気に関しては、1〜5の山本弘氏のものが、マスタリングについては,6以降の清松みゆき氏のものが参考になると思います。また,リプレイ1〜9は,「旧版」ルールに基づいたものですので,「完全版」とは食い違うことがありますので注意して下さい。

 

2.新SWリプレイ 1〜4:「清松みゆき:監修 秋田みやび/グループSNE:著」

 ソードワールドの新展開として新たに始まったシリーズです。GMはグループSNEの受付や事務なんかを やっていらっしゃったと言う(笑)「秋田みやび」さん。とはいえ、非常におもしろくて、テンポの良い文章を書く方だと思います。初心者マスターの苦悩がリプレイのあちこちに見られ、 ある意味、「GM初心者向けの1冊」といっても良いかもしれません。

 

.小説

 小説は,「富士見ドラゴン文庫」より,「ソード・ワールド アドベンチャーシリーズ」と「西部諸国シアターシリーズ」が、「富士見ファンタジア文庫」より多数の小説が出版されています。


・シナリオ集

 ソード・ワールドは、シナリオ集(いわゆる市販シナリオ)が数多く出版されているのも特徴の一つです。ただ、この市販シナリオは、同じグループの中で二人以上の人が持っていると意味が無くなります。(先にネタばれしているシナリオをやっても面白くないでしょ?)詳しくは、次回に譲りますが(予定)、まず、GMをやる気が全くない間は、買わない方がいい(できたら立ち読みもやめておいた方がいいでしょう)と思います。
 GMをやろうとしている人は、もし、ゲームをするメンバーが決まっているのなら、同じ本を買ってしまわないように、相談してから買うようにしましょう。

 くわしくは、次回へ譲りたいと思います。(やっぱり、予定(^^;))


・その他

1.「デュダRPG」シリーズ(ユーモア・ミステリー)「安田均・高井信/グループSNE」

 安田均・高井信の両氏により作り上げられた「ソード・ワールドRPG」のバリアントです。これでは,ソードワールドの世界を基本にして多少の手を加えたものを使用しています。したがって,「元祖」の世界観にあわない記述があります。しかし,この世界は大変面白い世界だと思います。「デュダシリーズ」には,小説とリプレイがあります。

 

2.「呪われた島(ロードス島)」シリーズ「水野良/グループSNE」

 このたび、ソード・ワールドでもロードス島(呪われた島)に正式に対応することになりました。まずは、リプレイ:「ロードス島戦記1〜3」が出版されています。(ただし、このリプレイは、ロードス島戦記RPGのルールによるものです。)これらには、「ロードス島戦記RPG」のルール(1巻2巻)と、「ソード・ワールドRPGルールでロードス島を遊ぼう(清松みゆき)」(3巻)も収録されています。

 

3.「〜コレクション」シリーズ「安田均/グループSNE」

 モンスター(旧版),スペル,トラップ,アイテム,シティー(上下),キャラクター(上下),モンスター<改訂版>(上中下)が出版されています。基本的にはソード・ワールドの世界観にあったものになっていますので,それぞれに関しては大変参考になると思います。特にソード・ワールドと関係が深いと思われるのは,「アイテム〜,キャラクター〜」の2つです。

 

4.「ソード・ワールド・カードRPG」 (2400円) 「清松みゆき/グループSNE」

 「ソードワールドRPG」をカードを使って、”カードRPG用に調整されたSWルールを用いて”遊ぶためのルール&カードです・・・。

 ただし、普通の「ソードワールドRPG」の”小道具”としても使えるようにデザインされているようです・・・・・・。

 ・・・・・・・と、とにかく、初心者の方に勧めるには良いと思います。ルールも通常ルールに比べるとかなり簡単(運営しやすく)なっていますし、キャラクターカードなどには「小説で展開されているリウイ・パーティ」や「新SWリプレイのイリーナ・パーティ」。その他のカードのイラストに も懐かしいものや書き下ろしのものもあったりして、どうしても抽象的で取っつきにくい印象のあるTRPGをかなり取っつきやすいものにしていると思います。”全く初めて”の人に説明する時にはかなり労力が軽減されるでしょう。

 ただし、「モンスター・コレクション」などの”カードがパック詰めされたもの”ではなく、冊子型になっていて、”自分で片っ端から切り離す”タイプのものですので、注意が必要です。

 え〜、これ以上は再び、ひとりごと(2002/09/14更新分)に(泣)




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