『Go! Go! ガジェット!』

正義の味方に憧れ、警官を目指す警備員ジョンが、警備先の研究所と、そこの研究者であるブレンダを守ろうとして「ガジェット計画」の研究を盗もうとした賊に返り討ちにあってしまう。全身大怪我で再起不能となったはずの彼だったが、手術するかわりに改造されて、「ガジェット計画」の実現第一号・捜査官ガジェットとしてサイボーグ捜査官となった! 博士を殺し、研究を盗んだ者を探し出そうとした捜査官ガジェットだったが、自慢の機能はヘンなものばかり。おまけに、街のマスコットとしてしか活躍できず……

原題は「インスペクター・ガジェット」。自分がアメリカに渡航した際、ディスニーワールドで予告で見て、是非ともと思っていたのだが、日本ではビデオのみの発売。しかもタイトルも変わっているという体たらくでした。がっかりしたものの、本編を見てみるとその理由もナットク。場面展開のみの強引なストーリーと、人物設定のちぐはぐさとで、いい作品になりそうなのに、その一歩手前で終わっている。なんだかとっても勿体ない作品となっていました。

ジョンの身体となった「ガジェット」は心で動くという設定なのに、その心の機微やどのような心をもってして動くかといった説明がなかったこと。悪役はとてもキャラがたっていたものの、いまいちその狙いがよくわからんかったこと。ヒロインであるブレンダがあんまり可愛くなくて、しかも何をしたいのかよくわらからない。姪と犬だけが溌剌としていて可愛くて、なーんかどれもこれも中途半端。

自分と同じように、サイボーグになることを希望しているような特異な方にはオススメします。