Taxi 2

無免許の爆走タクシー運転手ダニエルと、おっちょこちょいな刑事エミリアン。このデコボココンビが再び組んで挑む相手は、フランスに視察にきていた日本の防衛長官の誘拐事件。日本ヤクザとニンジャたちに彼らは太刀打ちできるのか!? 刮目して待て次号!!

って、次号なんてねーっす。ストーリー解説がやたらと短いですが、骨子としてはこんなもの。後は、ストーリーの本筋とはあまり関係のない、笑わせるためだけの小ネタがひたすら続くという、ほとんどB級アメリカ映画のようなノリでした。さすがリュックベッソン。アタマ悪いぜ!(一応誉め言葉。)

前作は、期待していた爆走カーチェイスシーンなどほっとんどないわ、車が走っているのにスローテンポのBGMを合わせるわで、制作者の側で何を考えているのかまったく分からない、ひたすらかったるい展開が続くという地獄のような作品だったのですが、今回は多少改善。このアホくさいノリを、として定着させようとしているかのような風格さえ感じます。

ダニエルのタクシーが登場するのがパリダカの真っ直中で、まったく気付かないままブッちぎってしまうなど、小ネタも結構笑えるので、大笑いしながら見れば、けっこう楽しめます。意外。「にににに、ニンジャー!!」とか、「コ・ニショ・ワー!」とか、一緒に叫びながらもう一回見たいかもしんまい。

細かいことを言えば、日本のヤクザたちが三菱のクルマに乗っているのには笑いました。ちゃんと日本ナンバーのまんまだし。前作では、ドイツシンジケートがベンツに乗っていましたな。ダニエルのタクシーはプジョーの改造型だし、劇中に出てくるクルマのほとんどはフランス車! ああっ! シトロエンCXがベコベコにーーーッ!? …2CVは出ないのかな。

そうすると、もし次があるのなら、アメリカンギャングはマスタングとかキャデラックに。イタリアンマフィアだったらフェラーリとかアルファロメオとかフィアット(←これはキツそう)とかなんでしょうね。どちらもすぐにエンコして負けそうな匂いがプンプンします。でも、もしそうなのなら是非やっていただきたい! 本当に刮目して待つ次号!

……あ、でもリュックベッソンはもう脚本やらなくてもいーよ。