杖をつく功罪

杖をつくようになって思うようになったことはいろいろ。
たとえば、異質なものを見るかのような視線。
たとえば、哀れみの視線。
たとえば、馬鹿にしたような視線。

を、感じることがある。
それで、悲しんだり落ち込んだりすることもある。
慣れてくればどうってことないな、と思えるようになったのはずいぶん経ってから。
加えて、だんだん足の具合も良くなってきたので、前向きになりつつあるのは確か。

心に余裕が出てきてからはあんまり気にしないでいられ、笑えるようになった。

駐車場に向かう途中で、見知らぬおじさんに
「ねえちゃん、足悪いの?どうしたの?大変だね〜」
と、明らかに酔っ払った口調で言われてもにこにこしていられたし。
って言うか、なんで酔っ払っているのに駐車場?と思ったんだけど(笑)
でも、まあ酔っ払っていないと知らない人にこんなこと聞けないよな(^^;。

道行く人はいろんな事を勝手に想像しているんだろう。

お互い様だけど。

ちょっと悲しい。

スーパーの駐車場に車を止めていたら、違う車も止めてきた。
私が降りるのを見て、彼は慌てて車を移動したけど。

別のおばさんは車に乗り込んでいる私たちをにらんでいた。
多分、杖が見えなかったのだろうけど。

何かを勝手に解釈しないで欲しい。外見だけでは、分からないことが沢山有るのだから。