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戦闘妖精雪風〜小説

 つい先日、小説の改とグッドラック両方読み終わりました。
グッドラック長かった・・・。でもすごい面白かったです!
SFはあまり読んだことがなかったので、自分にわかるだろうか、なんて戸惑いながら、
でもエンターテイメントとして充分に楽しめました。
グッドラックのラストは素敵です。爽やかです。後味よいです。

 改ははじめのとっつきが自分的に悪かったかな。SFは難しいんだという頭からの思い込みがあったし、
はじめはやっぱり戦闘機の詳しいところはついていきにくかった。いきなり人型ロボットつくるとかいいだすし、何なの?というような。
でもエピソードが章によってくぎってあったからよかったかも。
2章目の「騎士の価値を問うな」から面白くなっていって、ハマりました。あのさっぱりした描写がかえって清冽でよかった。
雪風の非人道さ(人間じゃないから当たり前さ)、零の人としての冷たさ、反対にブッカーの汗くささ(誉めてるんです)がムダがなさすぎるくらいのレベルで描写されてたカンジ。
そしてなにより発想の斬新さに驚かされっぱなし。これ20年も前の作品ってびっくりです。

 グッドラックは改よりややあたたかい雰囲気かも。
冷血個人主義人間零が変わっていく過程なのでそう感じたのか、やはり20年の歳月が作者さんを老成させたのかそのへんはわからない。雪風が優しくなったと思った(笑)。彼からのコミュニケーションがあるからなんだと思うが。
とにかく場面というか、世界観が分かっていないと入り込めないカンジで、でも改のすぐ後に読みはじめたのでその辺は全然おっけー、
ジャムとジャム人間の関わり方が今一つでしたが、やや言葉遊び的な哲学要素もあり、どかんどかんと来ます。ムダがない語り口は変わりません。
そのため自分にはうまく拾えないニュアンスがあったかもしれないとも思う。主に人間関係で。話の大筋には関係ないのでいいっていえばいいんだけど、人と人の関わりのあたりはやや情感を排している印象でした。
展開としても大きくなりすぎちゃって、どこで落着するのかと思っていたら、うまく手を放したように終わっててスッキリです。
すごい世界にいってきちゃったよーという読後感。
SF小説の醍醐味味わっちゃったよって感じですか。(や、あまり読んだことないんだけど)面白かったです。  +++BACK




戦闘妖精雪風〜DVD

 DVD1巻目を見ました。
小説がかなり楽しかったので、めちゃくちゃ期待してしまったところはあると思う、自分。
一言でいってめちゃくちゃ裏切られて悲しかったです。

 なんなんですか、あのホモホモがホモホモでホモホモなアニメは!
勝手に思い描いていたイメージと全然違うというのは仕方ないんですけど(そもそも特殊戦があんなに大きいとは思わんかったし。)
あまりにも前フリというか、世界観の説明がないというのはどういうもんかと。
いきなりジャム人間だし、あれってなんの予備知識もない人が見て理解できるハナシなんだろうか。
零は個人主義というより、まるっきり自閉症ぎみのナイーブな青年で、しかもヒステリー持ちに見えたし(なんでいつも目伏せぎみで困った顔してるんでしょう。瞳うるうるしてるし。)クーリイ准将はムダにフェロモンふりまき系おばはんだし、なによりブッカーのまつげが長い!(ここ大事。個人的に)

 戦闘は、航空自衛隊協力のおかげだかなんだか、実際はこうなんだろうなーくらいのリアルさがありましたが、雪風の自意識行動のあたりは一体なにがおこったんだかさっぱりでした。
戦闘は速くてすごかった、のかもしれない。が、よくわからなかった。3Dが浮いて見えたせいなのか、爆発がちゃちく見えたせいなのか、技術的なことはわかりませんが。なんか新しい試みがあるんでしょうね。わかんないけど。
話なんてどうでもよくて、とにかくカッコよさげにできていればいいのさー、というツクリに見えました。
このDVD化で話のどのあたりまでがアニメになるのかわかりませんが、いきなり一巻の終わりを改の終わりまでもってきちゃうのはやりすぎ。わからなさすぎ。短すぎ。
どんなに原作と懸け離れてしまってもそれは制作者のやり方だろうと納得がいくが、せめてアニメはアニメだけで確立した話に最低限なっていてほしいと思うんだ。

 あ、でも零の顔がきれいなのはうれしかった。でも美しいブッカーは許せん。(個人的に)  +++BACK




逆転裁判2〜GBA

 前作のあまりの楽しさぶりに、2の発売も心待ちにしてました。期待を裏切らない面白っぷりでした!
法廷モノって単調になってしまいそうな気がするんですが、今回も見事かつ個性的なアニメーション演出。
前作のも好きだったんだけど、ホント惚れ惚れします。
一気にクリアしちまいましたさ。目がしばしばするよう。やー、でも勢いでやってしまわないと、少なくとも事件解決までは。あれはちゃんと流れに沿わないとダメっすね。
これはこういうトリックだろうと、ひとり先走ると間違う。推理しつつ、今何を証明しなきゃいけないのかを把握しつつ、これからどういう展開になるのか予想しつつ。
2ではダメージがゲージででるようになったので、よりドキドキ感が増したとゆーか。サイコ・ロックはよかったです。事件がより複雑になっていくので、探偵パートが先よめなくてわくわくしました。

 前作では、コメカルな中にもかなりシビアなものが内包されているというイメージでしたが、今回のはモロ「人間ドラマ」って感じでした。
シビアな部分がよりブラックになっている。「暗い」ということでなくて。げらげら笑っちゃう部分とこのブラックが鮮やかに対照的でした。
事件モノってとかく、トリック重視か人情のドロドロ重視かどちらかに傾いて、もう一方が許せないくらい軽い扱いをされることがよくある気がするんだけど、この辺は両方押さえてあってやってて安心。

 でも第3章の逆転サーカスはどうなんだろう。あの落着はちょっとゴーインだったんじゃないかなあ。
あれだと確実にピエロに目撃されていそう。ううん。仕掛けがもちょっと詳しく問題になるかと思ったんだけど。
まあ、ラストの彼の登場で、モヤモヤ納得いかないよー気分は忘れましたが。
しかしながら、なによりツカミがサイコーでしたね。逆裁が帰ってきたよーってカンジ。
人気が高かったのか、トノサマン事件もまたあったことだし。トノサマンのテーマソング好きだな、ツツミの音がいい・・・。

 新キャラでははみちゃんのかわいらしさにクラクラですわ。
メイも嫌いじゃないんだけど、18歳なんだなあ。若過ぎないだろーか・・・せめて成人であってほしかったような。
なるほどくんは24だし、全体的に若いんだなきっと。27.8でも良さそうなのにな。

 逆裁は3も予定されているそうなので、また期待して待ちましょう。その前に前作と両方もう一回やり込むっスー。  +++BACK