今日のCD
誤って9月分のデータを消しちゃった。もう、最悪。
- 5日
"Jigs to the Moon"(Dordan)
- '00年発売。この前にも紹介したケルトグループですね。
やっぱりこのグループはうちの壺ですわ。
なぜかというとアイリッシュのトラッドミュージックとバロック音楽を
融合しているからなんですね。
こんな風に演奏しているグループは絶対他にはいません。
このグループオリジナルの音楽感です。
で、うちがバロックとか古楽とかが好きなのはきっと
うちのピアノの先生がクリスチャンでルネッサンス以前の宗教音楽やら
そこから派生してヨーロッパの様々な古い音楽を研究・演奏していた
からだと思う。
うちも実際に一緒にピアノを習っていた仲間と
リコーダー3重奏+ピアノの伴奏という編成で
大昔演奏したことがあるんです(曲はもうすっかり忘れちゃった)。
ピアノの先生仲間で、夫婦でハープシーコードとヴァイオリン
で演奏している人がいたりなんかして結構この方面の
音楽との縁が深いんですね。
- 6日
"Les Voyages"(Clementine)
- '00年9月27日発売。
このCD確か先月紹介したと思うのだけど、
先月分のデータが消えちゃったからもう一度紹介します。
この人はボサノヴァをフィーチャーしたCDはこれ以外にも
もう一枚あるんだけど、個人的には今回の作品の方が好き。
この作品には本場ブラジルの有名アーティストが多数参加していて
それだけでびっくりな作品です。
この作品はフランス独特のお洒落で大人な雰囲気と
ボサノヴァのリズム感がうまく融合していい感じに仕上がっています。
そういう意味でとってもバランスがいい。
- 7日
"絶頂集"(椎名林檎)
- '00年9月13日発売。
シングル3枚組ってどういうことですか、え。
前代未聞でございます。
こんなCDの発売の仕方はきっと今後もうないでしょう。
これだけは断言できます。
だけど、この人のセンスがもうすべてにわたって覆い尽くしています。
とってもななめ。
だからこそすごいんです。
- 9日
"La Flor de la Canela"(Chabuca Granda)
- アフロペルーの歌姫のアルバムです。
この人はもうとっくに亡くなられているのだけど、
とてもすごいと思います。
歌もすごければ作曲の方もすごい。
表題のLa Flor dela Canelaはもうきっと知らない人はいないでしょう。
ペルーで一番有名なvalsの曲の一つですね。
この曲はとても流れというかなんというか単調じゃあなくて
メリハリがすごくはっきりしているんですね。
もともとvalsは歯切れの良いリズムだけど、
この曲は特に豊かな曲の流れがある。
- 10日
"One Night Stands"(山崎まさよし)
- '00年9月25日発売。山崎まさよしさんの初のライブアルバムです。
なんと4枚組。ものすごいボリュームです。
そのかわりワンセット5000円というかなりお高い値段でしたが。
でもでも、この一人のライブパフォーマンスはすごいの一言につきる。
だいたい全部で二時間半ぐらいです。
とっても聞き応えがあるし胸に深くじーんとくるし。
同時にビデオ・単行本の方も発売になっています。
だれかビデオを買わないかな。
こちらはたしか6500円だったと思う。
このCDを買うだけでうちは手一杯でした。
だれかビデオを買ってうちに見せて欲しい。
お願い。
- 12日
"Palabras"(Omara Portuondo)
- もう、先月のデータを全部消しちゃったから、もう一度
紹介しなおさなくちゃあいけない。
ブエナビスタでよくご存じだとは思いますが、
オマーラさんのアルバムです。
いやあブエナビスタのコンサートも良かったけど、
このアルバムの感じの方がうちの好みかな。
やはりブエナビスタはアメリカの商業主義の
色合いというのがちらほらと見受けられてちょっといけすかない気分になる。
たしかこの冬にキューバのストリート音楽を題材にした
映画が上映されるとのこと、絶対見に行きます。
で、このアルバムで、メルセデスソーサさんがカバーして歌っている
Drume Negritaを歌っていたんですね。
この曲、もともとキューバの曲だと知っていたので
実際にキューバの歌手が歌っているかもと
かなり前から期待していたんだけど、
このたび実際に聞けて感動しました。
熊坂、このアルバムを貸してくれてありがとう。
- 13日
"Compadre Pancho"(Cheo Hurtado)
- これはベネズエラの民族楽器クワトロのアルバムです。
クワトロはその名の通り4弦からなる弦楽器で、
この地方ではポピュラーな楽器です。
で、たった4弦そかないのになんでこんなに幅広い
コード感が出せるのかと驚かされるアルバムです。
ギター(ベース)とクワトロだけなんです、ほんとに。
いやあ、いろんな可能性を沸き立たせてくれるアルバムです。
- 17日
"Bande Originale Du Film "Tangos... L'exil Gardel""
- 久々にタンゴのいいCDを紹介しましょうか。
これはかの有名な「タンゴ-ガルデルの亡命」という映画の
サントラでございます。
もちろんアストル・ピアソラさんも楽曲を提供していまして、
このアルバムに曲が多数収録されています。
映画自体は'85年に公開になっているんですが、
今この映画を見るのは至難の業です。
ビデオが昔発売になっているはずですが確か廃盤になっているはず。
このCDももともとLPで発売になっていたものですが、
今年の夏ようやくCDで発売と相成ったもので、
とてもうれしいです。
これはピアソラのサントラCDの中でも特に評価の高いものです。
今までピアソラのサントラ曲のベスト盤なんかはCD化されているのですが、
サントラまるまるをCD化したものはなかったんですね。
前半はこの映画のソラナス監督みずからの作品群からなり、
後半がピアソラの作品になっています。
とても雰囲気のある曲が続いていき、聞いていてとてもリラックスできますね。
ピアソラの曲もおとなしいと言うよりはむしろうちにエネルギーを
うまく丸め込んだといった感じで、全体を通してまったく違和感なく
つながっています。
おすすめ。
- 18日
"Andando"(Peteco Carabajal)
- '98年発売。
ペテコカラバハルのソロアルバムのひとつです。
フォルクローレを現代的にうまくアレンジされているように思います。
個人的には11曲目のチャカレラ"Para Los Ojos Mas Bellos"
が好き。
すぐにでも演奏できるよう練習しています。
14曲目のトナーダの曲"El Angel Azul"もかなりいい。
あと、16曲目のインストのチャカレラの曲もいいです。
このアルバムを聞いていると無性にアコーディオンを演奏したくなります。
このアルバムでは非常にアコーディオンがいい感じに響いているんですね。
こういう風にアコーディオンを織り交ぜればいいんだという
発見がありました。
そうそう、アコーディオンももっと弾いてみたいですね。
- 19日
"駿馬"(木村大)
- '00年発売。
早くも木村大さんのセカンドアルバム発売です。
このアルバムは前作に比べてさらにいいと思います。
前作は勢いというか何というか若さと技術が全面に押し出されていたイメージがあるんだけど、
この作品はそれにプラスアルファー感情表現というかなんというか
抑揚の利いたとても聴き応えのある仕上がりになっています。
さらにアンドリューヨークさんとも競演しているし、
このアルバムは話題が満載だと思います。
その上ここのところの流行なのかもしれないけど、
南米のクラシックギターをフィーチャーしていてそういう意味でも
親近感がわく。
一曲一曲聞いていくとこの人独自の音楽感とか感性が感じられる。
ギターの音やフレージングなんかが他の人の演奏とは明らかに違って
独自性がかなり表に出てきているように思う。
たった半年間でこんなに変わるものなのかと思います。
あ、後バーデンパウエルさんにささげる曲なんかも入っていますねえ。
つい先日バーデンパウエルさんはお亡くなりになったとの事で、
とても残念です。
- 20日
"Mujeres Argentinas"(Ariel Ramirez y Patricia Sosa)
- フォルクローレのピアノの巨匠のアリエルラミレスさんと
中堅所の女性歌手のパトリシアソーサさんによるアルゼンチンの
有名フォルクローレ集です。
クエッカ・サンバ・チャカレラ等々のリズムの有名曲が目白押し。
全部でたった8曲しか収録されていませんが、
どれも聴き応えのある曲ばかりです。
やはり鍵盤楽器がメインなだけあって
普段耳にしているフォルクローレとは少し趣が違うように思う。
ちょっとクラシックよりすぎるかなとも思う。
- 23日
"East Wind"(Andy Irvine & Davy Speillae)
- ケルトでございます。
割合現代的な音作りをしているのですが、まま全体のトーンが割と
しっとりしていて雰囲気がいい。
うまい具合に素朴な伝統的なケルト音楽の雰囲気を表現できているように思う。
ヒーリングミュージックとしてとても聞き易いように思う。
このところ癒しが流行だから。
なんかいろいろクラシカルなコンピレーションアルバムなんかが
たくさんリリースされてさらにとても売り上げを伸ばしているし。
ちょっと今回のCDとは話がずれるけど、日本人って
クラシックというとかしこまって固まっちゃうんだけど
どうしてだろう。
別に他のジャンルの音楽とさして変わりないようにうちは思うのだけど。
そりゃあロックとかとは全く表現の仕方とかが違うから
受け手の感じ方が違ってくるけど、でもどっちも音の受け取り方は一緒なんだから自然体でいいと思うのね。
感じ方がいろいろ違ってこう、お客さんののりというかそういったものが
ジャンルによって違ってくるのだと思うのね。
もっと音楽のジャンルなんかの縛りがなくなって欲しいですね。
どれも同じ音で表現しているものなのだから。
- 24日
"Beethoven・The 9 Symphonies"(Wilhelm Furtwangler)
- '91年発売。
昨日クラシックについて少し話したので今日はクラシックのCDを紹介しようと思います。
これはベートーベンの交響曲全集でCD5枚組・お値段の方も11,000円と
とっても高いです。
フルトヴェングラーはおそらく今世紀で一番ベートーベンを
信奉していた指揮者の一人で、
その表現は全く他の追随を許さないほどのものだと思います。
録音が1950年前後のためやはりノイズがちょこちょこのっていたりしますが、
そんなことはどうでもいいですね。
たまに日曜日の昼下がりにこのCDをかけ流しにしたりするんですが
(一番から九番までまともに聞くと5〜6時間かかっちゃうんだけど)、
昔クラシックピアノをやっていた頃の気持ちがよみがえってきますね。
なんか初心に戻れるような感じ。
一番最初音楽に目覚めた時の感動を思い出します。
- 25日
"Ciudad de las Ideas"(Vicente Amigo)
- '00年発売。
ビセンテ・アミーゴの最新アルバムです。
確か3年ぶりぐらいのアルバムだったかな。
この人の演奏はどんどんすごみを増してきていますね。
デビューしたときから演奏に幅があってしっかりとした下地もあって
最初から完成されているなあというイメージがあったんだけど、
なかなか底が見えてきませんね。
さすがパコデルシアの後継者といわれるだけのことはあるなあ
と妙に納得してしまった。
躍動感があって生き生きとしていていい感じ。
とってもかっこいい。
クールなのに懐が広く感じられるところがもう信じられない。
- 26日
"Historias Populares"(Peteco Carabajal)
- ペテコカラバハルのライブアルバムです。
なんとメルセデスソーサさんとレオンヒエコさんがゲストで競演しております。
びっくりしました。
Como Pajaros en el Aireでソーサさんが歌っていて、
Cinco Siglos Igualでレオンヒエコさんが歌っています。
他の曲でもコーラスなんかで参加しているっぽい。
Perfume de CarnavalやEntre a mi pago sin golpear
では会場の人たちと大合唱しているし会場の盛り上がりがすごい。
まあでもアルゼンチンのフォルクローレをこれだけポップに演奏すれば
そりゃあたとえフォルクローレでもヒットするわなあと思います。
と思いつつうちはかなりはまっちゃってるんですが。
で、駒場祭で何曲か絶対演奏します。
やるのはもう今しかない。