この物語は、そんな一人の男性と少女の愛のストーリーである
| ラピスちゃんの「アキト朝食はパンで良い?」 |
|---|
<ギャグサイト>
ポテポテポテ・・・・コケッ
「・・・・・・・・・・・・・・えぐっ・・・・・えぐっ・・・・ラピス・・・泣かないもん・・・ぐすっ」
いきなり出てきたと思ったらこけるラピス(^^;;;
「ぐすっ・・・・・・・あ、こんばんは♪私ラピス(^^)/」
少女の名は、ラピス・ラズリ
この戦艦のオペレーター
「ふふっ♪、今からラピスお料理するの♪愛する旦那様のた・め・に♪」
♪〜パパラッパ、パパラッパ〜 (某3分クッキングのテーマソングが流れてると思ってね♪)
らんらんらん♪〜
鼻歌を歌いながら冷蔵庫の中からパンを取り出す
「今日は・・・・トーストなの♪・・・・・・・・・・・・てへっ、実は・・・ラピ・・・・まだトーストしか作れないの」
そう独り言をつぶやくと少女はトースターにパンをセットする
チン
待つこと数分
こんがりと焼け上がったパンの登場
「あち・・あっちち・・・・・」
焼き上がったパンを取り出し、お皿の上に載せる
「アキトのは・・・イチゴジャム・・・・・私のはマーマレード♪」
楽しそうに歌いながらパンにバターとジャム、バターとマーマレードを塗りたくる・・・・・・少し・・・・多めじゃない?
「い・い・の♪アキトはいっぱいが好きなの♪」
でも・・・ラピスちゃん・・・・・・・・パンが・・・・・見えないんだけど・・・(^^;;;;;;
☆
2人きりの食卓
父と娘?
それとも兄と妹?
楽しそうに焼きたてのパンをパクつく2人
「恋人同士!!、まったく・・・・作者のくせに何もわかってないのね・・・・作者変えちゃうわよ!!」
ご、ごめんなさい・・・・って、ナレーターにつっこみ入れないでよぉ(T_T)
「だって、あなた放っておくと何書くかわからないんだもん・・・」
そ、そんな人聞きの悪い(^^;;;;
「とにかく、変な話書いたらクビにするわよ!」
ク、クビぃ!?(^^;;;;;
「早く、続き書きなさいよ・・・・・・ホントにサルなんだから・・・」
ううっ・・・・・しくしく・・・・(T_T)
そ、そう・・・・・こ、恋人同士・・・・・・・・ >『ふえぇーん、ごめんよぉ・・・ユリカたん(T_T)』(作者心の叫び)
「よろしい♪」
食事を済ませた2人は配置につく、ここからは・・・・・・・・闘いが始まる
ブラックサレナのコックピットに収まる彼
<以下略>
なんでじゃぁ〜
「もう、あなたは私とアキトのらぶらぶ♪な所だけ書いてればいいの、どうでもいい元の奥さんを助けるための戦闘シーンなんて、とばしてとばして♪」
しくしく・・・・ >『なんか・・・すっかりこの娘のペースに巻き込まれてるぞぉ・・・・・・』(作者心の叫び2)
この前の闘いは空振りに終わった
落胆した彼を必死に励ます少女の姿はとてもかわいらしかった >コレでよろしゅうございますか?お姫様
「うんうん、それでいいのよ」
なんだかなぁ・・・・・・・・・ユリカたん・・・・・・ごめんよぉ・・・
「何か言った?」
いえなんにも・・・・・・・・・フゥ・・・・
そして、今度の闘い
彼の闘いに置いて最大の山場
アマテラス
いつもより緊張し、口数が少なくなるアキト
失敗は許されない
こういう時少女は一生懸命パンを焼く
彼のことを少しでも楽にして上げたくて・・・・
それが、彼女に出来るたった一つのことだから・・・・・・
「ねえ、アキト♪朝食はパンでいい?(って、パンしか焼けないのよね・・・私)」
「ああ、ありがとう・・・・ラピス」
よく・・・・飽きないね・・・って・・・・・そういえば、ラピスちゃん・・・・・パンってどこから・・・・・・・・・!?
「え?うんとね・・・・3ヶ月くらい前にNERGALの月面ドックにいったときにアキトとショッピングにいったのぉ♪」
3・・・・・ヶ月・・・・・・って(^^;;;;
「そういえば・・しばらくアキトと遊びに行ってないなぁ・・・・・・・・・今度連れていってもらわなきゃ♪」
オーイ、パンの賞味期限は・・(^^;;;;;
「海もいいなぁ・・・・・・・それとも遊園地・・・・・・・・・・・二人で映画とか見に行っちゃって♪・・・・うーん、でもここはやはり・・・・・・・・・・・(///_///)ポッ」
あの・・・もしもし?(^^;;;;
「いやん・・・・ラピスったら・・・・エッチ♪・・・もう・・・ヤダやだぁ(///_///)ポッ」
き、聞いてない・・・・・・(^^;;;;
その頃の彼
コックピットで精神統一
カッと見開いた目
そして出撃
そこで彼の見たもの
愛するモノの変わり果てた姿
つらい・・・・・・
「リョーコちゃん!?」
ふと見ると一気の人型兵器がこちらに向かってやってくる
「リョーコちゃん・・・・・・」
人型兵器はなにやらケーブルのようなものをブラックサレナに差し込もうとする
『う、・・・・・は・・・・・腹が・・・・・痛い・・・・・・・・・・・・・・ト、トイレに・・・・・・・・』
彼は急いでユーチャリスに戻り・・・・・・・・用を足した(爆)
☆
墓地
そこで・・・・もう一人の少女が待っている
伝えたい・・・・ユリカのこと・・・・そして・・・・・自分のこと
ひょっとしたら、許してもらえないかも知れない
だが、彼女を巻き込みたくなかった
結果、軍に戻ってしまったらしいがこの件からは手を引かせなくては
奴らは危険すぎる
でも・・・・なんていおうかな・・・・・・
・・・・・考えてみれば2年もほったらかしにしていたんだ・・・・・怒ってるだろうなぁ・・・・・
ちょっとカッコつけたセリフの一つもいって・・・・・それで「なんちゃって」とか言ってギャグかまして・・・・・・・
何となく和解・・・・・・・コレしかないかな
「知らない方が良い・・・・・」
ああ・・・・俺って馬鹿・・・・・
冗談だって言う雰囲気じゃないぞぉ(^^;;;
ルリちゃん・・・悲しそうな顔を・・・・・・
優しい言葉の一つもかけて・・・・優しく抱きしめてやればいいのに・・・・・・
俺の馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!!!!!
「教える必要がなかったから」
うわぁ・・・ち、違うんだ・・・ルリちゃん
本心じゃ無いんだぁ!
「!!!」
ほ、北辰!!て、てめぇ・・・・これから感動の再会って時にぃ〜〜〜!!!
八つ裂きにしてくれるぅ!!!
チョロいもんだぜ、だてに木蓮柔術白帯の腕前はだてじゃないぜ! >本当は入門したけど、闘うの恐い(笑)勝てたのは
北辰一派があまりに弱すぎると言うのはお察しの通り(爆)
さて、ルリちゃんに本当のことを話さないと
「奴らは、ユリカをおとした・・・・」
「草壁の大攻勢も近い、だから・・・・・・・・」
『う・・・・・こ、こんな時に・・・・・・は、腹の調子が・・・・・・・・・・・ああ・・・・・も、もれ・・・もれるぅ・・・・・・・・・』
ま、まずいぞ・・・・こんなところで漏らしてしまったら・・・・・・・・
ルリちゃんに嫌われてしまう・・・・・・
それこそ・・・・・・永遠にえんがちょ・・・・・されてしまう!!!
「き、・・・・き・・・・・君に・・・・・わ、・・・・わた・・・・・・渡して・・・・・・(うっ・・・半分でかかってきた)・・・・お、おきたいものが・・・・ある」
彼はラーメンのレシピをルリに手渡す
「き、君の知っている・・・・・(だ、ダメだぁ・・・・・も、もう・・・・・・漏れ・・・・・漏れるぅ・・・・・・)・・・て、テンカワ・・・アキトは・・・し、死んだ・・・・・か、彼の生きた証・・・・・・・・・・・受け取って欲しい」
あ、ああ・・・・お、俺ってば・・・・なんて事を・・・・
ルリちゃんに・・・・・・「それ・・カッコつけてます!」って言われちゃったぁ
まずい・・・・・怒らせちゃったかな・・・・・・・・馬鹿馬鹿・・・俺のバカァ!!
「おっほん!!」
ぎくっ!!(^^;;;
「誰に断って、勝手に話しすすめてるのよ、・・・・まったく、作者のくせに!!」
す、すみません・・・・ごめんなさい
「だいたい、この展開は何?あなた・・・もしかしてルリ×アキトでも書こうとしてるわけ?、そんなことしたら・・・・作者変えるわよ!!」
申し訳ありません、もうしません・・・・お願い・・・・・クビだけは勘弁して下さいm(_
_)m
「それじゃ、私のアキトを早く、こっちへ呼び戻して♪」
は、はい・・・・すぐに
「ち、違うんだよ・・・・・ルリちゃん・・・・・・・・って・・・・・あ・・・・あれ?」
きょとんとしてあたりを見渡している彼
ごめんね、作者権限で、ボソンジャンプしてもらっちゃいました
「俺はルリちゃんにちゃんと説明を・・・・・・・・・う、・・・・・ト、トイレェ・・・・・・」
ほんとにごめんよぉ・・・・・・アキト君
☆
火星
始まりの地
そして・・・・・終わりの地
彼の愛するモノの眠る場所
「コレで、最後だ・・・・・・・・・やっと・・・・・やっと・・・・・」
彼はそういいながらも、表情は硬くまわりの空気は張りつめている
「アキト・・・・・・・緊張してるのね、・・・・・・・・そうだ!アキトの大好きなパンで元気出してもらわなきゃ♪」
おーい(^^;;;
賞味期限・・・・・切れてるよぉ・・・そのパン
って、まるで聞いちゃいねぇ・・・・・・・・もう、知らないよ・・・ほんとに
「あれ・・・・このパン・・・・・・・・」
あ、やっと気がついてくれたか・・・・・やれやれ
「綺麗な模様がついてる♪・・・・買ったときはなかったのに・・・・・・・・・・・・・・あっ!!、そうか・・・・当たりなんだわ♪」
少女は市場でアキトと共に食べたアイスのことを思い出していた・・・・・って、おーい(^^;;;;;;;
「そうか、・・・・・・・なんか、縁起がいいわね・・・・そうだ!このパンはアキトにあげよ♪」
そういうと、ラピスはトースターにその<当たりつき♪>のパンを放り込んだ
・・・・・・って、それは当たりじゃなくて、カビなんだってばぁ!
らんらんらん♪
焼き上がったパンにバターとジャムを塗る
いつもと同じように、パンが見えなくなるほど
・・・・そうか、この間のアマテラスの時も・・・・墓地の時も・・・・・・・・・・
「どうした・・・ラピス・・・・・・・・」
「アキト、朝食は・・・パンでいい?」
「ありがとう・・・・・ラピス、・・・・・・・・ラピス」
アキトはパンを運んできたラピスをそっと抱きしめる
「ありがとう・・・・」
緊張で壊れそうになっている自分を少しでも楽にさせたいとしてくれる少女が非常にいとおしく思える
今まで辛いときも悲しいときも、ずっとパンを焼き続けてくれた少女
アキトは今までの感謝も込めてラピスの頭を撫でてやる
少女はとても安らかな顔をしている
『もう、アキトったら・・・・・あ・・・・・・気持ちいい・・・・・・・・アキトったら・・・・少女をその気にさせるのが得意なんだから♪もう、アキトは私の虜なのね♪』
こんな事を少女が考えているなどとはアキトは知らないのであった
ラピスの焼いたパンを口に運び
もう一度ラピスの頭を撫でるアキト・・・・
だから・・・そのパン・・・・・・・・・・・・・・・いいか・・・とってもうれしそうだし・・アキト君
知らぬが仏って事もあるよね(^^;;;;
そして・・・・彼の闘いが始まる
<以下略>
また略なんですかぁ、ラピス様ぁ(T_T)
☆
やっとあえる・・・・・
苦しかった闘いの果て、ついに彼は愛するモノを取り戻した
あと少し、あと少しで・・・・・・・・彼女が目覚める
彼の世界一愛す・・・・・・・・・・・・・・・<ボカッ!!>
「ちょっと、あんた・・・・・・本性を現したわね・・・・・・・・・・クビよ、クビ!」
い、痛い・・・・・痛いですぅ・・・・・ラピス様
髪の毛が逆立ち、スーパー○イヤ人になっているラピス様(^^;;;;
ひぇーご、ごめんなさい・・・・・
「やっぱりあなたなんかに書かせたのが間違いだったようね・・・・・・・そう・・・・・・・・・私のことを一番よく分かってくれる・・・・彼にきてもらわなきゃ♪」
え・・・クビ・・・・なんですか・・・・・そんなぁ・・・・・・(T_T)
もう少しだけ、もう少しできっと・・・・ラピス様(いつからこう呼ぶはめになったんだろう・・・・・・)のお気にめすSSにして
見せますから
「最後のチャンスよ!」
その頃の彼
『うっ、・・・・・まただ・・・・・・どうしてこう大事なときに限って・・・・・・腹が痛くなるンだぁ!?』
彼は、誰にも気付かれないようにこっそりとその場を離れた
ユーチャリスへと向かうブラックサレナの姿
それをじっと見つめてヒカルが言う
「さよ〜なら〜〜。・・・・・・って、ホント行かせてよかったの?」
「行くってもんを、無理に引き留められねえよ(トイレに行きたいんだよ・・・・あいつ、腹がゴロゴロしていたからな)」
サブロウタが言う
どうやら、サブロウタは知ってるらしい
「でも・・・・・・。これからどうするんだよ、アイツ」
リョーコが心配そうにつぶやく
「帰ってきますよ・・・・・・・・だってあの人は・・・・・・・・・あの人はトイレに行っただけだから!(私にも聞こえました、おなかの音(−−メ)」
(END)
・・・・・・・・・うっ!・・・・・・さ、殺気が(^^;;;;;;
スーパー○イヤ人3になってるラピス様
ラピス様のはなつ気で空気が振動している(^^;;;;
・・・・・・・逃げないと・・・・殺られる(^^:::::
「やってくれたじゃない、せっかくの私とアキトのラブストーリーを滅茶苦茶にして・・・・・・・・・(−−メ」
お、怒ってる(^^;;;;;;
「クビ・・・・・・クビよ・・・・・・・あんたなんか、絶対!クビ!」
に、逃げなくては・・・・・・・・(汗)
「逃がすものですか、貴様のようなサルはコレでも喰らいなさい・・・・・・・か・・・・・・・め・・・・・は・・・・・・・・○・・・・・・波!!!」
ちゅどーーーーーーーーーーーーーん!!
大塚りゅういちは死んでしまった
「さて、・・・・・このエンディング書き直してもらわないと・・・・・・・欅お兄ちゃーん♪(猫なで声)この悪いお兄ちゃんが書いた小説の最後、なおして欲しいのぉ♪」
ってなわけで登場することになった欅。
ラピスちゃん。なんか、これってマジで初耳なんだけど・・・(^^;;
「細かいことは気にしない気にしない。欅さんを見込んでのお願いなんだから、引きうけてくれますよね?(にこっ)」
・・・・・・ん、んじゃま、いっくぞっと。(何か逆らい難い気配を発してるんだよなぁ(^^;;)
「は・・・腹が、痛い・・・・・」
再び、酷い引き攣りとも何か途方も無い代物に踏みつけられたとも知れない痛みを感じるアキト。
「・・・って、なんかどっかで見たような展開なんだけど?」
いえいえ、さっきとは何かが違うでしょ。らぴすちゃん。
「???一体何が?って、いたっ・・・いたたたたっ」
「い、痛い。これって今迄の比じゃないぞ・・・って、あれ?」
唐突に違和感に気付くアキト。
そう、その痛みは彼自身の体内から湧き上がるものではなかった。
その痛みは・・・。
『痛い、痛いよいたいよぉ・・・アキトぉ』
『ら、ラピス?どうした、ラピスっ!』
彼の小さなパートナーの上げる苦鳴だった。
「くそっ、急にどうしたって云うんだ・・・ラピスっ」
疲れた自身を押してユーチャリスに帰還するアキト。
艦橋にやってきた彼が目にしたのは、IFSシートの上で紙の様に蒼白な顔色で蹲っているラピスの姿だった。
額には脂汗が滲み、普段の冷静からは想像も出来ない程、その幼いながらも整った顔は苦痛に歪んでいる。
「ラピス、どうしたんだ、何があった、ラピスっ」
「アキトぉ、おなか痛い・・・いたいよう」
口調に何処か焦りの色を浮かべたアキトの言葉に、しかし、ラピスは自らの腹部の痛みを訴えることしか出来ない。
これも、普段の明晰さからは程遠い出来事だ。
アキトはラピスも年端の行かぬ少女なのだと言う当たり前の事実を改めて痛感していた。
『こんな時になって改めてそんなことに気付かされるなんて、俺はなんて迂闊なヤツなんだ・・・』
絶え間無く伝わってくるラピスの苦痛。
事ここに至っては何も出来ることが無い自分に、それでも必死で名を呼び腕に縋ってくる少女。
アキトは落ちつかない自分にかなりブルー入っていたのだが、
「うー、いたいいたいいたいよー」
真相は、ジャムの塗り過ぎでどっちが当たり(笑)だか間違えてしまったラピスが、自分でその当たりを引いてしまったわけなのだが、そんなことはアキトが知る由も無い。
ラピスは、純粋培養的な生活を送ってきたために、その手の毒性に耐性が殆どなかったのだ。
「くそっ、薬探してくる。ちょっと待ってろ、ラピス」
くいっ・・・
走り出そうとしたアキトの服の裾が微かに引っ張られた。
「・・・置いて行かないで、アキト、一人にしないで・・・」
震える声。潤んだ瞳。表情に苦痛を刻みながら、それでも放そうとはしない手。
アキトは軽く息をつくと、ラピスの頭を優しく撫で擦った。
「大丈夫。薬を取りに行って来るだけだよ。おなかが痛いんだろう?」
穏やかな視線を送りながら、今度は腹部を撫でる。
ラピスは一瞬ぴくりと表情を動かしたが、すぐに目を閉じると、小さくうなずいた。
「良し、じゃあ、暫く待っててくれな」
軽い圧搾空気の音と共に閉じた扉を、ラピスはいつまでも見つめていた。
「薬、薬っと・・・」
普段余り直接訪れることのない倉庫の中で、アキトは腹痛に効く薬を探してうろうろしていた。
「ラッパのマークラッパのマークは・・・」
そう、人類が生み出した究極の万能薬といえば何と言っても「正露○」である。
「アレは良く効くからなぁ・・・」
今まで腹痛を起こす度に密かにお世話になっていたアキトは、余りに頻繁に起こる腹痛に一瓶使い切ってしまい、予備を探しに倉庫にきたのだが、今一つ位置が掴めずにいた。
「ん?あれは、なんだ・・・」
そのときアキトの目に入ってきたのは、倉庫の一隅に堆く詰まれたダンボールの山だった。
「こんなのあったっけ?」
ふと気になって中を覗いてみると、そこには奇妙な模様の浮かび上がった物体が詰まっていた。
「なんだ?こりゃ・・・」
更に気になって中身を取り出してみて、アキトは後悔することになる。
「パ・・・パンっすか?もしかして・・・」
その通りである。
壁際一杯に積み上げられている箱全てが、パン。
しかもその全てが3ヶ月物の超熟成品。
「ちょ、超熟成品もなにも、それってカビてるだけじゃ・・・」
自分が毎朝食べていたものを突き付けられて忽ちアキトの表情が引き攣る。
「っていうか、じゃあ、ラピスもこんなの食べてたのか?」
顔色が目まぐるしく変わる中、その事にはっと気付くと、アキトは万能薬正露○の瓶を持って駆け出した。
どんな毒素が発生していたか解ったものではない。ビバップも吃驚である。
IFSシートの上で苦しそうに唸っているラピスを二人のプライベートルームに移すと、アキトは早速正露○をラピスに飲ませた。
「ううっ、アキト、苦いよ・・・それになんか変な匂い」
「ラピスは今それどころじゃないんだから、我慢だよ」
眉をしかめるラピスをなんとか言い含めるとアキトはキッチンの方に向かった。
変なモノを食べると発熱することがある。今回は更にモノがモノだけに、古典的ではあるが氷嚢を作りに行ったのだ。
「にしても、ラピス、なんだってあんなものを・・・」
ベッドに横たわる少女の額に乾燥したタオルを敷いてから氷嚢を当てる。
一瞬ラピスは心地良さそうに目を細めた。
「うう・・・きもちいい・・・」
「そうか、よかった・・・でも、どうしてあんなにパンを?」
「だって、幸せな感じは、オイシイってことだって、アキト言ったから・・・私、トーストくらいしか作れないから・・・だから・・・」
潤んだ目で困ったような表情をしてそれでも何か続けようとするラピスを留めると、アキトは優しく笑いかけた。
「そっか、ありがとな、ラピス・・・有難う」
それは久方振りに零れた、本当の笑顔。
少女の善意が、想いが、心が青年に届いた瞬間だった。
「アキト、どこにもいかないよね?私を置いて行かないよね?一人で行かないよね?」
尚も不安そうな表情を見せるラピス。
誰でも体調が悪いときは不安に狩られるものだが、この少女の場合はそれも一入なのだろう。眠ることさえ拒んでいるようだった。
アキトは改めて面に笑みを浮かべると、安心させるようにラピスの頭を撫でてやりながら、
「ああ、ラピスが『もういい、アキトなんかいなくても』って言うまで傍にいるよ・・・だから今は安心してお休み」
そんなことを言った。
「・・・うん、じゃあ、ずっとそばにいて。ずっとずっとそばにいて・・・」
安心したように瞼を閉じながら、それでも尚アキトの腕に縋ったままの少女の手を取ると、そっと擦ってやる。
アキトは、ラピスが眠るまで、ずっとそうしてやっていた。
そして二日後・・・
「アキト、朝食はパンで良い?」
今日もユーチャリスにラピスの声が響く。
「ああ・・・」
相変わらずトーストオンリィのメニューだが、アキトはそれを気にする様子もない。
そう、時間はある。
生きていく限り、これからもたっぷりと。
料理だって、幾らだってレパートリィを増やせる。
自分の味覚だってもしかしたら・・・いや、必ず取り返せる筈だ。
少女の笑顔を見ながら、青年は取り戻した笑顔を浮かべていた・・・。
月に、孤独と苦悩の剣を収めるために向かう最後の旅を続ける艦の中、たった二人の乗組員は、それでも飛びきりの笑顔を浮かべていた。
きっと、それは二人が二人だったから・・・。
P.S.
ここにアキトがラピスが寝ている間に賞味期限の切れたパンを(ボソンジャンプを駆使して)出来立ての品に換えておいたことだけは追記しておく。
それは少女への思い遣りからか、胃袋の危険を感じたからか。
真相を決めるのは、読者諸兄にお任せする(笑)
(めでたしめでたくもなし)
「そう、やっぱり・・・これでなきゃ♪(^^)V」
(おしまい)
(大塚りゅういち、地獄からの後書き)
ううっ、最後の最後でラピス様にクビにされたあげく「かめ○め波」で消し去られた大塚りゅういちです(T_T)
やはり、悪のりしすぎたのでしょう・・・・・ラピス様を怒らせてしまいました
個人的にはシリアス版で思いっきり暗くなったので今回はその分はじけてみたのですが
なにぶん私ゆりかまにあにしてルリファンなもので・・・
物語の節々で・・方向が・・・・(笑)
ごめんなさいませ・・・・ラピス様
コレを地獄から書いている時点では、欅さんのエンディングを見ていないのですが
はたしてどのようになっているのか楽しみです
書き終えた今となっては、一読者に戻って楽しませてもらおうと思ってます
#自分に感想書いちゃおうかな(笑)
と言うことで、欅さん、HP開設おめでとうございます♪
元々HPの開設のお祝いに書き始めたのに、1ヶ月近くもかかってしまいスミマセンでした
遅くなった理由・・・・・お察しの通りです(爆)
もうすでにこの後書きを書いている時点の昨日で3000を超えてますね
HPの運営これからも頑張って下さいませ
私も影ながら応援させていただきます
#ラピラピ祭りの原稿は遅れないように頑張らなきゃ♪
では今後ともよろしくお願いします
1999/7/某日 大塚りゅういち (ryuichi@gold.interq.or.jp)
大塚りゅういちの隠れ家
「http://www2.odn.ne.jp/~aaa71450/index.htm」
うう、聞いてないよぉ(爆
風邪の床に就く私の元に舞い込んだSSが添付された一通のメール。
(業務連絡)
と言うわけで、ここからさき欅さん登場して一言二言ラピスちゃんと絡んで、感動のラピスエンディングを書いてしまって下さいm(_ _)m
うう、聞いてないって、いやマジで(笑
と、言い訳するわけじゃありませんが(十分してる(^^;;;)風邪だった事もあり(これはマジ)遅れに遅れてこの有様(;;)
こんなに時間が掛かってしまいました。(もう4000HITしかけてるし(^^;;)
ごめんなさい大塚さん(^^;;;;
でもでも、ラピス様に気に入られるように持ってけって?あの展開から?
大塚さんのいぢわる(笑
・・・こんな形でまとまりました。どんなモンなのかは、まだ朦朧とする頭では如何とも判断しがたく、それこそ読者の皆様にお任せするしかありません。
人様の作品の〆の部分だけあらためて書くという展開はなかなか刺激的ではありましたが、もう勘弁してください大塚さん(笑
でわでわ、この辺りで(^^)
1999/7/6 欅 (keyaki_tuki@geocities.co.jp)