原案:欅様
文責:仁塩ぴよこ
ある日の朝、その家のダイニングルームに一家が勢揃いして朝食を食べている。
「アキト、今日はユリカちゃんのお見送りに行くんでしょ?」
母親が自分の目の前に座っている息子に向って話し掛ける。
「うん」
「お母さん達は行けないけど、ユリカちゃんによろしく言っておいてね」
「うん、判った」
アキトと呼ばれた男の子は、返事はしたものの食事に夢中になっている。
すると、今度は父親が話し始めた。
「アキト、昨日も言ったが、お父さん達は今日から研究所に泊りになる。しっかり留守番してるんだぞ」
「大丈夫だよ、僕は8歳になったんだから、もう子供じゃないよ」
父親の言葉を子供扱いされたと感じたのか、男の子は父親に向って口を尖らせながら返事をする。
「この子ったら」
アキトの返事を聞いた両親は、息子の返事に声を上げて笑った。
「アキト、そろそろ出ないと、シャトルの時間に間に合わないわよ」
「うん、それじゃ行って来ます」
「鍵は持ってるわね?」
「大丈夫、ちゃんと持ってるよ。それより、お母さん達は明後日何時ごろ帰ってくるの?」
「ちょっと判らないけど、帰る時に連絡するわ。そうだ、明後日は夜御飯を外で食べましょうか?」
「え、本当?」
「そうだな。偶には外で食べるのも悪くないな」
「やったー。じゃ、約束だよ」
「判ってるわよ。それよりそろそろ時間よ」
「あ、本当だ。それじゃ、行って来ます」
「はい、行ってらっしゃい」
男の子は元気な声と共に、家を飛び出して行った。
「アキト〜」
「泣くなよ、ユリカ」
宇宙港の待合室で、一人の少女が少年を前にボロボロと涙をこぼしていた。
「だって、だって・・・。アキトは寂しくないの?」
「そ、そりゃ寂しいけどさ」
「判った。もうユリカの事なんて嫌いになっちゃったんだ」
そう言うと、少女はさらに声を上げて泣き始めてしまう。
「ちょ、ちょっとユリカったら・・・。嫌いになんてなってないから泣き止んでよ」
少年はあまりの事にどうしていいのか判らず、必死になって少女をなだめている。
「ホント?」
「ほ、ホントだよ」
「ホントにホント?」
「うん、嫌いになんてなってない」
「よかった〜」
少女は心から安心したのか、これ以上は無い位の笑顔を少年に見せた。
その笑顔は、少年がもっとも好きな笑顔だった。
「ユリカ、そろそろ時間だよ」
少年と話し込んでいる少女に、彼女の父親らしい男性が声を掛ける。
「えー、もうなの、お父様」
少女は頬を思いっきり膨らまし、父親の方を見る。
そんな少女の姿が、少年の目にはかわいらしく映った。
「ユリカ、あんまりおじさんを困らせちゃだめだよ」
少年は少女にそう言うと、改めて彼女の父親の方に向き直った。
「おじさん、今まで色々とありがとうございました」
そう言うと少年はピョコンと頭を下げる。
「ああ、お父さんとお母さんによろしく伝えてくれたまえ」
「はい」
「アキト君も大きくなったら一度地球に遊びに来るといい」
「そうだよアキト。絶対、絶対遊びに来てね」
「う、うん」
「約束だよ、絶対遊びに来てね。ユリカ待ってるから」
「わ、判ったよ」
「じゃ、指切りしよ」
“指切りげんまん嘘付いたら針千本飲ーます。指切った”
少女は少年と指切りすると、父親に促されるように搭乗ゲートに向って歩き始めた。
そしてゲートをくぐる前に振り向くと、少年に向って大きな声を上げた。
「アキトー、あたし待ってるからねー!」
そうして少女とその父親の姿は人込みの中に消えていった。
「あ、そっか、お父さんもお母さんも居ないんだっけ」
宇宙港から帰って来たアキトは、玄関の鍵が掛かっている事に気が付いて、ポケットの中から鍵を取りだそうとした。
“ドォーーーーン”
その瞬間、アキトの背後から大きな爆発音が聞こえた。
「えっ?」
何が起こったのか判らずに、慌てて爆発音が聞こえて来た方を振り返ったアキトの目に飛び込んで来たのは、どす黒い煙が空高く舞い上がっている風景だった。
「あ、あれは、研究所の方角・・・」
煙が両親の居る研究所の方から上がっている事に気が付いたアキトは、玄関の脇に置いて有る自転車に飛び乗った。
(お父さん・・・、お母さん・・・)
彼は、両親の居る筈の研究所に向って、必死にペダルを踏む。
しかし、彼のその行為は一人の警備員によって止められた。
「何処に行くんだ!そっちは危険だぞ」
「研究所にお父さんとお母さんが居るんです」
「駄目だ、研究所は完全に破壊されてる。今行くのは危険すぎる」
「お願いです、行かせて下さい。お父さんが、お母さんが・・・」
アキトは必死に警備員に頼むが、警備員はこれ以上被害者を増やさない為に、必死にアキトを押さえた。
だが、彼は警備員の手を掻い潜り、爆発現場へと向う。
そして、その現場で彼が見た物は、両親が銃弾を浴びて並んで倒れている姿だった。
「お父さーん!お母さーん!!」
アキトの叫び声は、空しく火星の空に吸い込まれていった。
突然発生したテロにより両親を一度に失ったアキトは、施設に引き取られる事になった。
彼は一人で生きて行こうと思っていたのだが、8歳の男の子が一人で生きて行くなど世間が許す訳も無く、また、親族が居ない彼は施設に入る他に生きるすべが無かった。
施設での生活は決して悪い物ではなかった。
職員達は、両親を一度に失ってしまったアキトに対して、少しでも楽しく過ごせるように心を砕いてはくれていた。
だが、アキトは心の傷を埋める事が出来ないでいた。
自分だけが取り残されてしまったという現実。
それは8歳の少年にとって、耐えられる現実ではなかった。
そして、周りの大人達が気にすればする程、アキトの心はふさいでいった。
ただ救いが有るとすれば、宇宙港でのユリカの言葉。
「約束だよ、絶対遊びに来てね。ユリカ待ってるから」
その言葉だけが、彼の心を支えていた。
彼は少しでも早く地球へ行く為に、自ら働く事を選んだ。
結局、彼は13歳の時に施設を出てユートピアコロニーの近くにあるレストランで働く事になった。
レストランで働き始めたアキトは、近くのアパートで一人暮らしをしていた。
一人暮らしと言っても、所詮は13歳の男の子。
満足に家事が出来る筈も無く、部屋は散らかり放題、食事はインスタント物に偏るまでに時間はかからなかった。
そんな彼の生活を見かねたのか、ある日隣の部屋に住む夫婦が声を掛けてきた。
「君、一人で暮らしてるの?」
ドアの鍵を開けようとしている時に突然話し掛けられ、アキトは警戒した。
「そうですけど」
「君幾つ?」
「13です」
「ご両親は?」
その質問は、アキトにとってとても辛い物だった。
無論、質問した方はそんな事情を知る筈もなく、世間一般が思う疑問を口にしたに過ぎないのだが・・・。
「父も母も死にました。5年前のクーデター未遂事件で」
「あ・・・、酷い質問だったわね。ごめんなさい」
夫婦は、俯きながら答えるアキトの姿に、慌てて質問した事を謝る。
「いえ、構いません。そんな質問慣れてますから」
アキトはそれだけを言うと、部屋の中へ入ろうとする。
「あ、ちょっと待って」
「何ですか」
そんなアキトを夫婦が慌てて呼び止めるが、彼は冷たく返事をする。
「君、いつもそんな食事をしてるのかい?」
「そうですけど、それが何か」
「そんなものばかりじゃ、体によくないわよ」
「仕方が無いです。料理なんてできませんから」
「あのね、大きなお節介かもしれないけど、たまに家に御飯を食べに来ない?」
「?」
その一言は、アキトにとっては驚愕に値する程のインパクトがあった。
「たいした物は出せないけど、君がもしよけれの話だけどね」
「いいんですか?」
「家は全然構わないわ。それに、御飯は大勢で食べた方がおいしいわよ」
夫婦は笑いながらアキトの問いに答えると、アキトを部屋の中に招き入れた。
アキトが夫婦に促される様に部屋に入ると、そこには女の子が一人座っていた。
「アイ、コンニチワは?」
「コンニチワ・・・」
少女は夫婦に促されて、アキトに向っておずおずといった感じで挨拶をする。
「こんにちは」
その挨拶に答える形でアキトが挨拶を返すと、アキトの微笑みを見て安心したのか、少女はにっこりと笑った。
「この娘はアイって言って、今年2歳になるんだ。私達の可愛い一人娘さ」
「あ、そうですか」
「そう言えば、君の名前をまだ聞いてなかったね」
「テンカワアキトです」
「取りあえず、そこに座ってよ、テンカワ君。すぐに御飯の用意をするから」
その言葉に促されるように、アキトはアイちゃんという少女の横に座った。
その日以来、隣の家に夕食を食べに行くアキトの姿を見るようになった。
そして食事が済むと、夫婦が後片付けをしている間は彼が馬になったりしてアイちゃんの遊び相手になっていた。
全員で食事をしたり、アイと遊ぶという事は、アキトに“家族”という物を思い出させていた。
彼が5年前に失った家族。
若い夫婦とアイは、彼に新しい家族が出来たかのような感じを与えており、徐々にではあるが、彼に人を思いやる気持ちを思い出させていた。
そして、アイにとっては両親のほかに大好きな人が増えた事でもあった。
それから4年、外の世界では地球連合と謎の無人兵器群との戦争が始まっていたが、ユートピアコロニーはまだ平和だった。
そして、アキトは17歳に、隣に住むアイは6歳になっていた。
「アキトお兄ちゃん」
そんなある日、仕事から戻ってきたアキトは、玄関の前でアイに声を掛けられた。
「なんだい、アイちゃん?」
「お兄ちゃん、見て見て!」
アイはそう言うと、アキトに背中を向ける。
その背中には、アイと同じ位の大きさに感じる、真新しい赤いランドセルが背負われていた。
「あ、ランドセルじゃないか」
「うん、そうだよ。アイね、明日から小学校なんだよ」
「そっかー、良かったねアイちゃん。そのランドセル、よく似合ってるよ」
「本当に?」
「うん。アイちゃんのそーゆー格好、お兄ちゃんは好きだな」
「よかったー。アイね、お兄ちゃんが気に入ってくれるか心配してたの」
アイはそう言うと、本当に嬉しそうな笑顔をアキトに向けた。
アイが小学校に入学した頃から、火星に対する無人兵器による攻撃が活発になってきていた。
一日に二・三回は空襲警報が街に流れ、住民達はその度に近くのシェルターに避難していた。
ある日、アキトが店で使う野菜や果物を仕入れに行った帰り道、突然空襲警報が鳴り響いた。
「ちぇっ、これじゃ店までは帰れないな」
アキトはそう呟くと、近くにあるシェルターの位置を確認する。
「なんだ、一番近いのは家のアパートのシェルターじゃないか」
住民のシェルターへの避難は、基本的に自宅か勤務先の近くのシェルターとなっており、それ以外のシェルターに避難した場合には、あまりいい顔をされなかった。
過去に何度かそんな経験をしていただけに、アキトは避難先が自宅の近くのシェルターだと判って、なんだかほっとした様な気分で、シェルターに向けて自転車をこいで行った。
「あれ、お兄ちゃんだ」
アキトがシェルターに自転車を押しながら入っていった時、中に居たアイが大きな声を上げた。
その声を聞いたアキトは、アイとその母親の側に腰を下ろす。
「アキト君、この時間だったらお店の方のシェルターじゃなかったの?」
「丁度仕入れの途中で、この近くを通ってた所だったんですよ」
「そうなの。でも、アキト君がいて助かるわ」
「どうしてですか?」
「ほら、この辺は住宅街でしょ。家の人もそうだけど、平日の昼間だと男の人が極端にいないのよね。だから、いつもアイが恐がっちゃって仕方がないのよ」
その言葉を裏付けるかのように、アイはアキトの左腕にしがみついていた。
「アイちゃん、恐いかい?」
アキトはアイに向かって静かに聞いてみた。
「うん、ものすごく恐いの。お兄ちゃんは恐くないの?」
「お兄ちゃんもちょっと恐いよ。でも、アイちゃんを守らないとね」
「え?お兄ちゃんが守ってくれるの?」
「当たり前だよ」
アキトはそう言ってアイに笑顔を見せた。
「ママ、お腹空いた・・・」
アキトの笑顔を見て安心したのか、アイが母親に向かっておねだりをし始めた。
「もうちょっと我慢してね。今何もないから」
「やだやだやだ。お腹空いたんだもん」
母親は何とかなだめようとするが、アイは駄々をこねる。
そんなアイを見かねたのか、アキトが近くのダンボールをゴソゴソと漁り始めた。
「アイちゃん、はい」
アキトはそう言うと、ダンボールの中からオレンジを一つ取り出すと、アイに手渡した。
「お兄ちゃん、これくれるの?」
「だってお腹空いてるんでしょ」
「うん」
アイは目を輝かせながら大きく肯く。
「アイ、お礼はどうしたの」
「あ、お兄ちゃんありがとう」
母親に注意されてアイは慌ててアキトにお礼をいう。
「でも、アキト君いいの?」
「いいんすよ。どうせ仕入れの途中でしたし、一個位なら数が減ったって判りゃしませんから」
母親の問い掛けに、アキトは笑いながら答える。
そんな時、アイがアキトに話し掛けて来た。
「お兄ちゃん、今度デートしよ!」
「え?」
「だって、最近お兄ちゃんと遊びに行ってないんだもん。だからデートしようよ」
「デ、デートって・・・」
「だって、男の子と女の子が二人で遊びに行くのってデートって言うんだよ。お兄ちゃん知らないの?」
アイはその言葉を知っている事が偉いかのように自慢気に話す。
「判ったよ、アイちゃん。じゃ、今度遊園地でも行こっか?」
そんなアイを見て、アキトは苦笑いをしながら答える。
「ホント?わーい、お兄ちゃんとデートだ」
アキトの返事を聞いて、アイは大喜びでアキトや母親の周りを駆け回っていた。
「これ、アイ。そんなにはしゃぎ回るんじゃありません。でも、いいの、アキト君?」
「構いませんよ。たまには俺も息抜きしたいですからね」
“ドーン”
その時、シェルターの入り口の方から鈍い音が響いてきた。
「な、何だ・・・?」
音に驚いてアキトが振り返った時、その視線の中に彼等が“バッタ”や“ジョロ”と呼んでいる無人兵器が、シェルターに侵入して来ようとしている姿が入ってきた。
「何で、奴等がここまで・・・」
誰もが思う疑問をアキトが口にしたとき、側で無線を聞いていた男が声を上げた。
「地上が突破されたらしいぞ」
「「何だって!!」」
その言葉に、シェルターの中がパニック状態に陥った。
人々は、次々にまだ敵の来ていない出口に殺到しようとする。
「みんな、落ち着いて。ここは僕が食い止めますから、その間に皆さんは脱出を」
アキトはそう叫ぶと、近くにある運搬用のトラクターに駆け寄ろうとした時、すぐ側で呆然と佇んでいるアイの親子の姿が目に入った。
「アイちゃん、怪我は無いかい?」
アキトは出来る限り優しい口調で問い掛ける。
その声に我に返ったのか、アイの顔が見る見る内に恐怖に取り付かれる。
「お、お兄ちゃん・・・」
アイは、それだけを口にするのがやっとだった。
「大丈夫だよ。さっき言っただろう、アイちゃんはお兄ちゃんが守るってね」
「でもでも・・・」
「大丈夫、お兄ちゃんを信じてよ。絶対助けるからね。だから、お母さんと向こう側の出口から、シェルターを脱出するんだよ」
「お兄ちゃんは?」
そう言ってアキトを見詰めるアイの目は、既に涙で潤んでいる。
「暫く奴等を食い止めたら、すぐに後を追うから」
「本当に?」
「今迄、お兄ちゃんがアイちゃんに嘘を言った事があったかい?」
アキトの言葉に、アイは黙って首を横に振る。
「さ、時間が無いから早く行って」
「うん」
アイはなんとか返事をすると、母親と一緒にもう一つの出口に向かい始めた。
「貴様らの好きにはさせない!」
アイを送り出したアキトは、そう呟くとトラクターで敵に向かって突っ込んでいく。
“バッタ”や“ジョロ”は、シェルターの入口のドアをまだ完全に開けてはいなかった。
アキトのトラクターが、そのドアを塞ぐような形で押さえつける。
「開けさせるもんか。みんなが逃げ切るまで、貴様らの好きにさせるもんか!」
ややもすれば、敵のパワーに負けそうになるのを、アキトは必死に我慢し続ける。
その時、後方から男の叫び声が聞こえた。
「ドアが開いたぞー!」
アキトは、その声を聞いて一瞬ほっとして後ろを振り向く。
その時、大きな爆発音と共に、煙でアキトの視界が遮られた。
「な、何?」
少しして煙が晴れたとき、アキトの目に写ったのは、折り重なる様に倒れている人々と、反対側の出口から侵入してくる敵の姿だった。
「き、貴様ら・・・」
その瞬間、アキトの理性は蒸発した。
トラクターを更に敵に向かって進ませるアキト。
彼は、後ろの方から自分を呼んでいる声がある事に気がついていなかった。
そして彼は、金色の光に包まれ始めた。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃーん!」
トラクターに乗っているアキトが光に包まれたのを見て、アイがアキトに向かって駆け出す。
「お兄ちゃーーーーん!!」
アイが叫んだ瞬間、彼女の姿はその場から消えた。
そして次の瞬間、アキトの体もまるで掻き消す様にそこから消えた。
アキトが気がついた時、彼は芝生の上に仰向けになって倒れていた。
目の前には、満点の星空が広がっている。
「ここは、どこなんだ・・・」
アキトは、これが全ての始まりになる事にまだ気がついていなかった。
Fin
皆さんこんにちは。そしてはじめまして。
仁塩ぴよこです。
D&D研究所の研究員としての初の作品になります。
今回は、欅さんの「アイちゃんとアキトの火星での触れ合いが読みたい」というリクエストにお答えして、書いてみました。
避難所での話だけではうまく纏まらなかったので、アキトの火星での経験を絡めてみましたが、いかがだったでしょうか。
アイちゃん(イネスさん)って、私のSSではあまり書いたことがなかっただけに、なかなか難しかったです。しかも火星時代の話ですから、イメージもあまり浮かばなくて・・・。
ただ、TV版で不思議に思っていたのは、避難所でオレンジを貰った上げただけで、はたしてアイちゃんの記憶の中で、あれだけアキトの存在が大きくなるものなのだろうか。
そして、アキトの中でトラウマに成るほどのインパクトを与えるのだろうかという事でした。
そんな疑問から、もしかしたらアイちゃんとアキトは、もっと以前からの知り合いじゃなかったのかという考えが浮かびました。そうしてこの作品が生まれました。
最後になりますが、素敵なリクエストをして下さった欅さんに、心より感謝いたします。
ご意見、ご感想などありましたら、ぴよこ宛にメールを送って頂ければと思います。
それでは。
欅所長(風邪)の言葉
この研究所にも、遂に清らなる風が・・・(;;)
ってこれまでの危険な風潮を作り上げてきた所長が言っても・・・(自爆
欅が発した「アイちゃんの話が読みたーい」というなんの捻りもないリクに、なんと火星時代のアキトの履歴全般まで描いて頂きました。
前半のユリカとのやり取りも含めてまさに「全てはここから始まった」というような力のあるSSだと思います。
モチ、アイちゃんの可愛さはばっちり(///_///)
し、しまった私情が・・・(笑
何はともあれ、仁塩ぴよこ研究員には、かように素敵なSSを発表して頂き感謝感激です。
これからもよろしくお願いします(^^)
因みに、HTML化作業をしたのは欅なので、改行等で読み辛い等ありましたら欅の所為です。
以後気をつけたいと思いますので、叱責は欅に。