奥様劇場 「真冬のランナー」 第4話〜密会〜




     「ここで下ろしてください。」
     キキッと車をヴィクトール止める
     「それじゃ、体に気おつけてくださいね?」アンジェ美がそう言うとヴィクトール
     の唇が彼女の唇を塞いだ。
     「また、会えるか?」懇願しているような幼い少年のような瞳でヴィクトールは
     アンジェ美を見つめた、、、。アンジェ美は切なさで心が痛く「きゅん」となり車を
     降り難かったが、その想いを断ち切るように無理して笑って頷いた。
     
     ルームミラーのアンジェ美が居なくなると、青信号になりヴィクトールは車を発進
     した。

     「ヴィクトールさんの風邪を私に伝染して、、、。」どきっとしながらも嬉しさで
     心躍らせつつ抱き付いてきたアンジェ美の小さくふっくらとした唇を、ヴィクトール
     は思いきり吸った。何度もアンジェ美に口付けしながら、片手でアンジェ美の着て
     いる服を一枚一枚脱がせてゆく。脱がせやすいようにアンジェ美も自分の肩を
     上下させる。耳タブから首筋を通って丸い、見かけより大きめのふくらみに
     舌を這わせる。固いつぼみの周りを舌でなぞりじらしつつ、つぼみを吸う。
     アンジェ美は、うっすらと瞳を開けて胸をまさぐるヴィクトールの髪に手を
     入れ、「あああん、、、。」と、歓喜の声をあげた。
     ヴィクトールはその武骨な大きな傷だらけの指先に似つかない繊細な刺激を
     ほどよく潤んだアンジェ美に与えている。
     「ああ、ヴィク、、、トール、、、もう、、、ああん、、、」
     アンジェ美は彼に抱きつくが、アンジェ美の体から彼は離れ、アンジェ美の蜜が
     したたる花へ唇をつけ花弁を舌でなぞった。
     「あああっ、、、、!」
     アンジェ美の身体が弓なりに鳴る。ヴィクトールはアンジェ美の股から顔をあげ、
     獲物をいたぶり最後のとどめをさそうかどうするか、、、と思案している野獣の
     ような微笑すると自分のものをアンジェ美に突き刺した!
     「はあああんん!い、いたいっ!?」アンジェ美は荒々しく突き立てられた大きな
     ものに驚いた。
     「本当か?えらくスムーズにはいったようだが、、、こうしても気持ち良くないか?」
     ヴィクトールは、アンジェ美の片足を持ち上げ更に奥へと入ってくる。
     「どうした?止めて欲しいか?」いつもの優しげな声とは違うヴィクトールに
     アンジェ美は、夫のルヴァと違う荒い扱いに新鮮さを感じて快感だった。
     「ううん、続けて、、、あああっ!」
     「いい声をしてるな、アンジェ美。もっと聞かせてくれ!」
     ヴィクトールは、優しくアンジェ美の唇を吸うと責め続けた、、、。
     アンジェ美はもうどうなっても良かった。夫がいることも、自分が罪を犯している
     ことも、このままヴィクトールに抱かれて死ねたら、、、とまで思うほど
     ヴィクトールはアンジェ美の身体を征服してしまった、、、。
     
     「おい、アンジェ美?大丈夫か?」ヴィクトールは軽くアンジェ美の片頬を叩いた。
     「んっ、、、んん?」アンジェ美は裸のまま寝返りをうつ。
     「私、一体どうしたの?」
     「、、、しばらく気を失っていたようだから、心配になってな。大丈夫か?」
     ヴィクトールはアンジェ美の前髪をかきあげ、おでこにキスをした。
     激しく攻め立て果てた時の荒々しさはもう何処かへいったかのようなヴィクトール
     の変わりようがおかしくて、アンジェ美は「ふふふ。」と笑った。
     ヴィクトールはこんなにも、女性を「壊してしまいたい!」と思うほど抱いたこと
     は今までなかった。狂おしいほど愛しさが込み上げてくる気持ちを、押さえきれ
     なかった。

     と、その時。サッカーボールがヴィクトールの運転する車の目の前に飛び込み
     続いて小さな男の子が、、、!?



     「どうしよう、、、。」ヴィクトールの車から降りて団地までの道を、アンジェ美は
     どうやって夫のルヴァに昨夜無断外泊した言い訳をしようかと悩んでいた。
     家路へと向かうアンジェ美の横を救急車が通りぬけて行った、、、。

     結局、言い訳が考えつかずに自分の部屋の前に着いた。
     アンジェ美がゆっくりとドアにカギを差し込むと、、、
     「アンジェ美!?」勢いよく中からルヴァが飛び出してきた。
     「ああ、よかった!さっき救急車の音がしてたから、もしかして、、、と思
     っちゃったんですよー。無事で良かった!!」
     ルヴァは、きつくアンジェ美を玄関先で抱きしめた。ルヴァは勤め先の
     研究所から帰宅してそのままアンジェ美の帰りを待っていたのだろう、
     スーツ姿のよれた格好だった。
     「ごめんなさい、あなた、、、ごめんなさい、、、。」抱きつくルヴァを
     抱きしめ返すことができないアンジェ美であった、、、。







     次週へつづく
     
     


        
     
    

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