| ジブリなもくじ1 |
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| 未来少年コナン ルパン3世カリオストロの城 風の谷のナウシカ 天空の城ラピュタ となりのトトロ |
| 魔女の宅急便 |
| おもいでぽろぽろ |
| 紅の豚 |
| 平成狸合戦ぽんぽこ |
| 耳をすませば |
| ジブリなもくじ3 |
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| もののけ姫 On Your Mark シュナの旅 そらいろのたね スタジオジブリ |
| 魔女の宅急便 |
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| 1989年公開。同名の児童文学を原作(角野栄子)に得て、宮崎駿がみずから脚本、監督、プロデュースした作品。 魔女は13歳になった満月の夜に修行のために旅立たなければならない。 その満月の日がキキにやってきた。 映画はそれを決意する静かな沼のほとりから始まる。丘の斜面で寝ころんで空を見上げていたキキに、携帯ラジオが「今夜は晴れ」と聞く。キキは家に向かって走り出す。それを聞いた両親は驚く。その目の前であわただしく出発の支度をする。魔女のための黒い服に着替え、大きな袋を肩に黒猫のジジと旅立っていく。 彼女は一年間、見知らぬ町で暮らし魔女として認められなくてはならない。そして、自分の思い描いていた海の見える街で、その第一歩をスタートすることになった。 「少女たちが直面する自立とは、いかに才能を発見し、発露し、自己実現するかという、ある意味でより困難な課題」だと、宮崎氏は語っている。 |
| おもいでぽろぽろ |
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| 1991年公開。宮崎駿、プロデュース。高畑勲、監督・脚本。 原作は小学五年生のタエ子を描いたもので、作者のひとり岡本蛍の自伝的な作品である。映画では27才になったタエ子の思い出をたどる話に再構成されている。 東京で生まれ育ち田舎にあこがれている独身OLの岡島タエ子が、姉の嫁ぎ先の山形で長期休暇を過ごすことになった。その出発から物語が始まる。絶妙な演出でタエ子の小学五年生が再現されていく。はじめて食べたパイナップルや、給食、生理事件など。 27才のOLタエ子を主人公にしたことで、スタジオジブリ初の大人の女性をターゲットにした映画が見事に完成したのである。 |
| 紅の豚 |
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| 1992年公開。当初、日本航空の機内上映用として20分くらいの作品ということで、制作されていたが、93分という長さになり、劇場用にへんこうされたのである。 舞台は1920年代のアドリア海。主人公のポルコ・ロッソは、昔、イタリア空軍で”空の英雄”と呼ばれていた。しかし、いまは魔法にかけられてブタになり、空賊を撃退する賞金稼ぎになっていた。彼は戦友の未亡人であるジーナが経営するバーで、彼女の歌をききながら飲むことが好きであった。 ある日、ポルコは空賊の用心棒でアメリカ人の飛行機乗りのカーチスに撃墜されてしまう。 宮崎氏はこの作品を、「国際線の疲れきったビジネスマンでも、楽しめる作品」といっている。これは、飛行機好きの監督ならではの映画ではないだろうか。 |
| 平成狸合戦ぽんぽこ |
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| 高畑勲監督の総天然色映画。リアリティの監督が新しいファンタジーと現実の世界を描いた作品。 東京都が推進する「多摩ニュータウン計画」によって住む場所を追い出されてしまった狸たちが、人間たちに戦いを挑む話である。 乱開発を阻止するためにすでに忘れていた「化学(ばけがく)」の復興に励み、妖怪などに七変化して人間たちに大騒動していく。 この作品は、いままでリアル路線で作ってきた高畑監督とは違う気がするであろう。しかし、写実的な狸とファンタジーな狸を使い分けている。このことから、いままでとは、そんなに違わないないと思う。ここは、見る人によって意見がちがってくるところであろう。狸の生態とり入れる一方、日本人と狸の深い関係をファンタジーでえがいている。 結局、この作品もうまく高畑勲色がうまくでているのである。 |
| 耳をすませば |
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| 1995年公開。宮崎駿脚本、絵コンテ、プロデュース。原作は「りぼん」に掲載された同名タイトルの少女マンガ。監督は、近藤喜文。宮崎駿の二十年来の仕事仲間である。 舞台は多摩ニュータウンあたり。好奇心旺盛な主人公・月島雫は受験をひかえた中学三年生。学校の図書館や市立図書館によくいくほど読書好きである。夏休み、貸出カードにある「天沢聖司」という名前が雫の目に止まった。その名前は、必ず自分の前にあったことから天沢聖司に興味がわく。その想いは、日に日にましていきそのうち自分の理想の男性像となってしまう。 日常のなかの物語。宮崎氏は、「ありきたりであることの大切さを伝えたかった」とかたった。 この作品の監督である近藤喜文は、後に他界した。この耳をすませばが彼の遺作となってしまったのは、とても残念であり、とても悲しいことである。これからのジブリ作品に多大な影響力をもっていただろう、アニメ界にとってもつらいところであろう。 近藤喜文さんのご冥福を心から祈ります。 |