アルファケンタウリ完全版
http://www.japan.ea.com/alphacentauri/download.html(体験版ダウンロード)
概要
近未来、戦争と疫病によって急速に荒廃していく地球。国連は人類の前途を宇宙への殖民計画に託した。
ユニティ(団結)と名付けられた殖民計画の骨子は、アルファケンタウリ星系の主星を公転している惑星チロンに十分な人数の男女と、物資、そして各分野のエキスパートを
送りこむことであった。しかし、その航海の途上において、地球との連絡が断絶。船内の人々は反目しあい、各々のイデオロギーに基づき徐々に複数の集団を形成していった。
ゲームはユニティ船団がチロンに到着するところから始まる。プレイヤーは、それぞれ独自のイデオロギーを持つ七つの党派から一つを選択し、チロンの覇権をその手に握
るべく、数百年の長き年月を戦い抜かなくてはならない。
惑星開拓史
アルファケンタウリでは、プレイヤーは各党派が惑星チロンに到着してから、どれかの勢力が決定的な勝利(条件は複数ある)を納めるまでの数百年間の権謀術数が入り乱れた戦いを描くことになる。
惑星を開拓し、他勢力と時には結び、時には争い、従属させ、またはさせられ、そうやって起こる各勢力の栄枯盛衰の様は、現実の歴史が記す様に非常に悲劇的で魅力的なものとてなっている。
十人十色の惑星
惑星の地形は、ゲーム開始時にランダムで生成される。それに伴い各党派のスタート地点もその時々によってランダムに変化する。大きな大陸に一つの党派しかいない状態で始まることもあれば、それより小さい大陸に自分以外の党派が集中して到着し、一方、自分はそこから遠く離れた小島に一人だけ、ということも起こりうるのである。
この様に、ゲームが開始した時点で各党派の間に非常に大きな優劣差が発生することになる。各党派が入り乱れた大陸のど真ん中からスタートしようものなら、あっという間に周りを囲まれて、序盤以降、勢力を全く伸ばせないままゲーム終了まで耐えなければならなくなったりする。(普通はそうなった時点でリスタートするが、大国間の外交の海を泳ぐのも中々に面白いものだったりする。)
探索・生産・発見・外交
アルファケンタウリの諸要素は、全て、この四つの中のどれかに分類される。そして、これらの要素は全てが単独で完結しているのではなく、全てがそれぞれに密接の関係を持って、複雑な勢力情勢を作り出している。
例えば、あなたが惑星を未踏地域を探索していると、別の勢力の勢力圏を発見する、勢力圏に探索用のユニットが近づいていくと、向こうからコンタクトがあった。
向こうの指導者は儀礼的な挨拶をすませると、別の党派との通信用のチャンネルを知っているが、あなたさえよろしければ、あなたの持っているまだ発見していない科学技術と交換しても良い。という交渉を持ちかけてきた。
他党派の通信チャンネルを非常に魅力的だが、この科学技術とでは(まだ、他の党派も発見していないはずだし)割に合わない。そう考えたあなたは、チャンネルを金銭と交換しないかと持ちかけた。相手は承諾し、あなたは別の党派との通信が可能になった。
ところでこの科学技術を幾らかで買うつもりはないだろうか・・・
このように、探索が外交の糸口を開き、発見が外交を有利に進める為の材料となるのである。どれか一つの要素を追求し、他の要素は他勢力との交渉で補填するということも可能だし、あらゆる要素を追求し、外交上の弱点を作らないことも可能だ。
これらの諸要素の中でも、アルファケンタウリでは外交が非常に重要な要素となっている。戦争をするときも一人よりは二人、三人で戦えば、勝利を収めることは非常に容易になるし、外交関係が友好的な党派とは交易で互いの利益をあげる事もできる。勢力間に不穏な空気が流れれば、科学技術に投資してばかりも居られなくなるし、そうすると平和を維持している勢力との間に技術的な格差が生じてしまうかもしれない。外交以外の要素を追求する場合でも、外交を無視することは決してできないのだ。
惑星の意思
惑星チロンを開拓していくに際して最も大きな障害となるのが、惑星である。これは、惑星そのもの気象や地質などの環境的な要因のことを指しているのではない。
チロンという惑星そのものが意思を持ち、プレイヤーの開拓行動に対し、様々な物理的干渉を行ってくるのだ。
開拓を推し進めていくと次第に発展したいった基地は、より多くの産業活動を行えるようになっていく。しかし、その活動は地球上でのそれと同じように、惑星の環境に少なからぬ影響を与える。環境変化の影響が惑星の許容地を越えたとき、惑星はその基地に対して、武力的に干渉してくる。
ゼノファンガス(胞子上の原生植物)が突如基地範囲内のフィールドに発生し(その時そこに建設されていた改善施設は破壊される)そこからマインドワームと呼ばれる10cm程度の芋虫状の生物が数百uもの集団となって発生し基地を襲うのだ。マインドワームは、単体でも非常に危険な生物である。なんらかの方法によって人間の精神を侵し、恐怖に竦む人間を捕獲し、その脳に幼虫を生みつけて繁殖を繰り返すのだ。
惑星の許容する環境変化は、基地の管理画面の環境ダメージという数値で判断できる。この数値が増えてくると、惑星は上記のような武力行動を行ってくる。しかし、環境ダメージを蓄積させない程度の産業では、他党派との勢力拡大競争に遅れをとる恐れがある。かといって、環境ダメージを無視すれば、惑星の武力行使が基地の発展や惑星の開拓作業を遅らせる。アルファケンタウリにおいて、最も重要な要素はこの惑星との外交だと言って良いだろう。
目指せユートピア
暴力を許容する社会に公正な言論は存在しない。そして、公正な言論なくしては民主主義的な社会は存在しない。
しかし、だ。民主主義が本当に正しいのか?現状を見ろ、長々と議論を繰り返し、延々と続く退屈な手続きの末に得られるのは、日和見で、骨抜きの、一握りの誰かを更に豊かにする為の、卑劣な政策だけじゃないか。
公正な言論がなにを生むというのだ。奴を見ろ、あの醜く歪んだ卑劣な精神の入れ物である、あの肉塊を見ろ。奴は公正を盾に、我々の歴史を、伝統を、国を無茶苦茶にしようとしていやがるんだ。なんで、そう思うのかって?奴を庇うのか?それとも、あいつの悪辣さを見抜けないほどの脳無しか?どっちにしろあんたみたいなのは、この社会には必要ないんだ。崇高なる我々と、崇高なる我々を育むこの歴史を、伝統を、国を踏みにじろうとする奴と、それに雷同する奴らを許容する必要なんてないんだ。誇り高き言葉を語りつごうじゃないか、その正当性を疑う者は叩き潰せ。
我々を搾取しているのは誰だ
我々と我々の子供の未来を閉ざすのは誰だ
私のパンを奪うのは誰だ
我々の栄光を陰らせるのは誰だ
私の繁栄を妨げるのは誰だ
我々の・・・
・・・・・・・・
神経ステープラーの装着が完了しました。神経ステープラーは精神の動揺を抑え、安らぎと幸福をあなたに与えます。
幸福は市民の義務です幸福は市民の義務です幸福は市民の義務です幸福は・・・
あなたは指導者です。お好きな政治を、お好きな経済を、お好きな主義を、お好きな未来を、御選びください。
すいません調子に乗りすぎました
無人島に持っていくなら
どこで見たかは忘れたが、あなたなら無人島にどのゲーム持っていく?という企画があった。
私なら、黙ってアルファケンタウリを持っていくだろう。
というよりも無人島暮らしという、ひたすら退屈で、時間だけは余りあるような状況でないと、このゲームを健全に楽しむのは容易ではない。
仕事場で、ふと思い浮かんだ想念は意識を仕事から引き離し、新たな惑星と、新たな戦略を考案し、帰宅の時を今か今かと待ち受けるようになる。
その戦略が功を奏するにしろ、見るも無残な大失敗に終わろるにしろ、夜明けの時は近く、あなたは目を擦りながら仕事場に向かう。
そして、仕事の為に残しておいた筈のわずかな集中力さえも、新たな惑星と、戦略の糧になり、そしてまた夜明けが来る。
ScreenShots