?「祐一、頼みたいことがあるんだが……



プチッ




携帯から流れ込んできた聞きなれた声の聞きなれた言葉を聞き条件反射のように俺は通話を切った。

祐一「ただでさえ出席日数やばいのに、あの人は俺に高校4年間通わせたいのかよ」

俺はため息をつきベットに置いてあったカバンをみる。

俺は今の仕事の都合上遅刻・早退は当たり前しょっちゅう学校も休んでる。

正直、今現在進学できるか高校4年になっちまうのかのせとぎわなのだ(現在は高校2年)

祐一「学校くらいはまともに卒業させてくれよ」

?「ああ、そのつもりだが?」

祐一「ッ!!」

カバンを取って学校に行こうとしたとき先ほどの声が予想外のところから聞こえてきた。

祐一「いつ、どうやって入ってきたんですか?山本さん」

部屋の入り口に中年男性が一人……山本さんは苦笑気味に笑うとこのマンションの合鍵を見せる。

山本「いつも電話を切られるから到頭こんな物を作らせてもらったんだ」

祐一「っ…作らせてって俺にはプライベートの時間さえ与えられないのかよ」

唯一の自由な時間が潰されてしまった。

勘弁してくれ………。
















第一部


エキドナ篇

‐帰郷‐






















山本「いや今度の話はな至急やってもらいたいんだよ」

俺がが肩を落して落ち込んでいると山本さんは一枚の写真を差し出した。

祐一「ここは……北部研究所か?」

山本「ああ、先日お前がアメリカに運ばれた6200年前の地層から発見された石版を奪ってきただろ」

祐一「ああ」

俺はこの前ある任務である石版の片割れを奪取してきたのだ。

山本「これはここの改装工事が終わった後とった写真なんだが……後ろに民家が見えるだろ?

    最近ここのご主人がもう一つの石版を手に入れたそうだ」

祐一「へぇ………」

意外な事もあるもんだな

山本「そこでだ祐一、ここの……」

祐一「ご主人から石版を譲り受けるか買い取ってこい……ってとこだろ?」




山本「いや、盗んできてくれ





祐一「……………はいっ!?




盗むって窃盗ですか?

買うんじゃなくて?





山本「いやぁ〜、ここの主人何度言っても石版を手放そうとはしなくてねぇ……

    もう最後の手段で盗むしかないかな〜っと」

山本さんは俺の考えを聞いていた用にタイミングよく説明してくれた。




山本「というより声に出てたぞ



祐一「ぐはっ




山本「お前その癖いいかげんに治らんのか……

    まさか作戦中にやってはいないだろうな?」

祐一「いや、それはないぞ」





とは言ったものの………

今度誰かに聞いてみよう。





山本「それは私が聞いておくよ」



祐一「はいっ?



山本「また声に出してたぞ」



ヤバイッ



これは本腰入れて対策を考えたほうがよさそうだ。



山本「そうしてくれ」









…………………………やっぱりダメかも










*           *          *





祐一「ったくムチャクチャしやがって」

飛行機の座席に座り先ほどの事を思い出す



山本「あと手に入れたら北部研究所に渡してくれもう一つの石版もそこにある。解析後封印されるそうだ」

祐一「ふ〜ん」

山本「なんだ、そのやる気のなさそうな声は」

祐一「現にやる気がないんですよ。

   第一そのくらい他の奴に任せればいいじゃないですか」



山本「ああ、何でお前かって言うかはこの後お前はここの護衛任務についてもらう。

   ………というよりここに転属だな高校もそっちのアーカム関係の学校に替えといた。

   出席の心配もしなくていいぞ皆勤賞とはいかないがほぼ出席していることになっているから

   これで思う存分仕事ができるな!!



祐一「……………はぁっ!?

    何ムチャクチャなことしてるんだよ!!

    高校まで変えて「じゃぁ、これ飛行機のチケットだから……第一知らない街じゃないだろぅ。じゃ、よろしくな!」

    ……って、おーい、山本さーん……」





祐一「なんか……いいように扱われたって感じだな」







祐一(しかし………まさかあの街に戻ることになるとは…………)







子供の頃、冬休みの度にあの街に遊びに行っていた







俺の従兄弟や料理が上手い優しい叔母










朝は街中の地面が白銀に包まれ












その眩しさと冷たい空気が俺の眠気を取り去ってくれた









祐一(あいつは元気にしてるだろうか………?)











俺がまだ無邪気に笑えたあの頃











今の俺はあの日から変わってしまった………









プシュー……









祐一「やっぱり寒いな……。
       まっ……シベリアよりはマシか……」











俺は再びこの街に降り立った











もう二度と戻らないだろうと思っていたこの街に












今もまだ自分を戒める苦い思い出が残るこの街へ

















どうもSYUです。

ただ勢いだけで書いてますのでもう文章がメチャクチャ

今回は祐一が出てきただけですし……

というよりプロローグの一つという気が………

こんな私のSSですが読んでもらえれば幸いです。