通路の角から飛び出し向かいの壁をけり天井を背を向け這うように飛ぶ

数名が反応して発砲してきたがこの高耐圧を施されているAMスーツには効きはしない

俺は剥き出しになっている急所を腕で隠し銃弾を弾く



男「なっ!?銃弾が……」



着地と同時に背後にいる1人を後ろから殴りつける

インパクトと同時に腰を入れ両足でしっかりと踏んばる

ドグゥッ……という音と同時に拳から伝わる反発力が少し弱くなるのを感じた



祐一(背骨が折れたか……まずは1人………)



左にいる2人が発砲しようと銃を向ける

手前の男が銃と向けきる前に左手で銃を弾く

接触した部分に大きな穴が開き所持者の指ごと天井に弾き飛ばした

そのまま俺は左足を軸に回転しその男の首めがけて回し蹴りを放つ

男の首は軽い音をたてながらあっけなく折れた

回転中に腰のホルスターより左手で銃を抜き取り回し蹴りの後にもう一人に発砲

首に着弾しその場所から血しぶきがあがる



祐一(ここまでの動きが約16、7秒ってところか……)



一瞬のうちに3人がやられ他の兵士があっけにとられている























祐一(やれやれだな………)



俺は未だに動こうとしない兵士を目に軽くため息を吐きこう言ってやる























祐一「何してるんだ?
    この状況は断然お前達のほうが有利なんだがな………
    こっちは時間が無いんだ、さっさと来いよ」




























兵士「………ハァッ…………ハァッ………………」



















兵士「………う……………」



















兵士「………うぅッ…………」


















オオオオオオオオオオッ!!

























その言葉で残りの兵士達が一斉に襲い掛かる







彼らに平常心などはなかった

























『エキドナ』篇

-研究員-




















































                         ウォオオオオオオオオオ!!
達樹「おっ!始まったか」



上のほうからもの凄い怒号が聞こえてくる

このこの警備の厳重さから見て待ち伏せでもされていたのであろう

そうでもなければ彼がいきなりこんな派手な事はやらないはずだ

















………………………多分






兎に角彼女達を助け出さないといけない



達樹(特に妹さんの方は体が弱い………というより余命僅かだそうだしな
    こんな所で短い人生終わらせたくもないだろう)



前方の通路の角に人の気配



達樹(敵か?)



どうやら一人らしい



達樹(せっかく上で注意を引きまくってる奴がいるんだ
     こっちはこっちでひっそりとやらせて貰おう)



腰から変えのマガジンを投げつけ相手の注意を引く

それと同時に相手の背後に移動し首を――――――





「きゃっ!!」



達樹(きゃっ?)



俺は腕の中にいる人を覗いてみた

やわらかい………女だ……………



達樹「女ぁ!?……ここの研究員か何かか?」



俺が抱きしめている…………いや、首をロックしている女性

見た目は22、3ってところだろう



達樹(新人研究員………ってところか)


女「ちょっ!放して!!」







ドガッ!!







達樹「ッ!!!!!!」



いつまでの女性のやわらかさを楽しんでいた俺にたして
彼女の肘が命中した



………股間にメガヒット



AMスーツを着ている祐一とは違い達樹は普通の潜入服

股間より電撃が走るような痛みが脳に向って疾走する

その痛覚はアドレナリンを分泌するよりも速く彼に美しい幻想を見せる







小鳥のさえずり………







美しい花々…………







そしてその横にある











一面に蓮の花が咲き乱れる











…………川











達樹「ぐはぁっ!!」



何とか気力で楽園より舞い戻った来た



達樹(やべぇ……思わず逝っちまうところだった)



一瞬沈黙したと思ったらいきなり奇声を上げた男を怪しそうに見る女



達樹(兎に角こいつから何か聞きだせる事を聞き出さないと……)



下半身にじんじんと走る痛みを耐えつつ彼女に質問をす――――



女「あなた、スプリガン?」



先に彼女が質問してきたそれも予想外の事をだ



達樹「何で知っている?」



女「こんな所にいたら嫌でも耳に入るわ
  それよりも上で何がおきてるの?」

達樹「あぁ、上で知り合いが暴れているだけだ
    ところであんた、今日ここに女の子が二人連れてこられたはずなんだが
    居場所知ってるか?」



彼女は腕を組み考え込む



達樹(やはり知らないか……)



諦めかけてた時彼女が「あっ」という声を上げた



女「もしかしたらショートカットの小柄の女の子?」

達樹「知ってるのか!?」

女「確か4階に連れて行かれるのを見たわよ」

達樹「そうか、それよりあんたドンパチやってるってのによく落ち着いてられるな」

女「そうね、実際起きてるっていっても見てないしなんだか避難訓練の気分よ」



俺の言葉に微かな笑顔を見せて返してくれた

………結構可愛い

女「ねぇ、私もう逃げるからね
  全く、やっと就職できたのにこんな事になって…………
  新しい就職先見つけないと………」

達樹「あっ、あぁ……気をつけてな」



その言葉に「ありがと」と返し彼女はこの場所を去っていった





































何とか目的のお宝を手に入れた。

予想外にスプリガンと出くわしたが何とかごまかす事ができたようだ



女「彼何しに来たのかしら?
   お目当てはこれじゃなかったようだけど」



男の目的も少しは気になるが今はこのお宝が先だ



女(さて、このオーパーツはいくらで売れるかしら)



彼女は既に研究服を脱ぎ、張りめぐられた包囲網を突破して隠してあった車に乗り込む

手に入れた財宝を後部座席に置き市街に向けて車を走らせこう呟いた



































芳野「いくら日本でもゆうちゃんが来るわけないか………バイバイ、後輩君」













スプリガンの破壊嬢『染井芳野』特別出演です(てか、こんな字だったっけ?)

メギドフレイムのように研究員として潜り込ませてみました

ていうかこれじゃ彼女何しに来たかわかんないな

ま、いいか

特別出演だし