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7月30日金曜日「SIC仮面ライダーナイト&王蛇」

 お昼の仕事ではないおかげで朝一でヨドバシカメラに駆けつけて「SICナイト&王蛇」を無事にゲット。でもなんというか、明らかに待ちかまえていましたというようなオタク人種がずらっと並んでちょっと壮観だった。もう見たくない。私もそのひとりだったんだけど……。親子連れもいましたね。ひとりひとつだから複数買いするために嫁と子供を使うわけですか。うーん。
 それにしてもヨドバシは安い。この間の装着シザースもかなり安かったけど、今回は定価4750円だった商品を3300円。おいおいマジかよーって感じ。これじゃ多少苦労してもヨドバシ狙うわ。他で買うのが馬鹿みたいじゃないか。しかもポイント330円分だってちゃんと付く。昨日ホークスの試合なかったからふつうに10%。事実上4割引ってことになってしまう。凄すぎる。
 ゲームソフトはそこまで安くならないけど、あれは意外と1本あたりの利益率が低いから仕方ない。取り扱うのが馬鹿らしくなるほど儲からないから、売れなさそうなのは当然入荷を控えるってわけだな。とはいってもポイント10%つくから実質額面よりも安い。「犬福」に早く会いて〜(笑)。
 結構な数を入荷してたけど、並んだ人間の分だけで70%はハケてた感じ。お昼には全部消化してるでしょう、間違いなく。

 というわけで「SICナイト&王蛇」です。ナイトは換装してナイトサバイブにすることも出来ます。王蛇は仕方ないとはいえギミック少ないです。その辺についてはページを作ってあるのでそちらの方で。
 いろいろと問題はあります。まず、私のだけかもしれないけど、ナイト王蛇ともに龍騎よりも足首の保持力がめっちゃ弱い。おかげでバランスを取るのがとても難しくて、すぐに倒れてしまいます。龍騎の時からあった胸部腹部パーツのズレはデフォルトのようです。だから正面から見ると明らかにおかしい。胸部パーツは王蛇の方は気にならないけど。それに……左右で足の長さが違う(苦笑)。龍騎の時からおかしいなあと思ってましたが、素体の問題らしくてナイトも王蛇も同じ症状。これはどんなもんやねん。
 ナイトは龍騎の時と違ってヘッドパーツがひとつしか付属しません。フェイスガードを取り替えるだけ。なので、王蛇のボディを使った黒サバイブ(ボディスーツの黒いサバイブ。というか本当はこっちが正しい)を再現しようとしてもヘッドだけ足りないということになってしまいます。
 ナイト、王蛇とも胸部パーツが硬質なプラパーツから軟質ゴム素材に変更されてます。形状からいって王蛇は仕方ないとしても、ナイトまでふにゃふにゃにするのはいかがなものか。
 悪い変更点が多いものの、良い点もあります。ナイトのウイングランサー、王蛇のベノサーベルともにPVC素材?です。龍騎のドラグブレードは金属製でやたらと重く、手首が重量に耐えられません。そこが解消されました。SICの「C」は超合金のCなので、どっかにダイキャストパーツを使いたいんだろうけど、武器は余計です。金属にこだわる必要はありません。

 ヨドバシで買ってきてから通販の送信メールが届きました。入荷数の問題で発送できるかどうかわからなかったんだから、きちんと判明した時点でメールして欲しかった。ま、サバイブ換装があるんで龍騎×2、ナイト&王蛇×2で余るのは王蛇一体だけ。さして問題じゃないんですけどね。

7月29日木曜日「ミズー、桎梏を脱するためには鍵がいるんだ」

 先日買ってきておいた「エンジェルハウリング」の9巻。ミズ−編の最終巻を読みました。……なんて言ったらいいのかよくわからない。わかったようなわからないような終わり方でなんとも消化不良な感じだった。それが最近の秋田氏の特色でもあるから、本当になっといったらいいのかわからない。
 結局のところ物語の真の核心である契約やら精霊やらの話は偶数巻の主人公フリウの方で明かすつもりらしい。だとすればミズー編ってのはいったいなんだったのかってことになるんだけど、実際あまり上手くいってないのではないかと思う。ミズー編は最初から最後まで生々しい戦闘シーンの連続だった。それ自体は評価の対象になるけど、それだけじゃね。キャラとしてミズーは好きだし、ジュディアやアイネストも好き。好きなんだけど、しっくりこない。
 うーん、このエンディングもどうだろう。ミズーが帰還してジュディアと一緒に新しい道を歩み始めるってのは、どっちかといえば読者が妄想するような終わり方じゃないだろうか。シビアな物語だったのは確かなんだから、もっともっとシビアなラストでも良かったような。アストラとの最終決戦はあれだけかよーってなのもあるし。アストラもなにがなにやらわからんうちに消滅しちゃったし。
 仕方ないからフリウ編のラスト、10巻に期待する。といってもこのシリーズ自体、圧倒的に面白かった2巻の惰性で呼んでる部分があるから、あんまり過大な期待はしない方がいいのかもしれない。最近あんまり面白い本読んでないな。

7月28日水曜日「メモそれ総論」

 ネットで「メモそれ」の批評・感想なんぞを探してみる。こういう時投稿サイトなんかが結構引っかかったりするんだけど、ほとんどあてにならないのが困るよなあ。的はずれなことばっかり書いてるヤツが結構多い。そもそも感想ならともかく批評に投稿性は無いんじゃなかろうか。いくつかの批評を読んでみて、その人のある程度の方向性を認識した上でないと批評ってのは有効性が出てこない。そりゃ基本的なゲームの核部、操作のストレスなんかなら別だけどさ。「Ever17」で「武、少年編で攻略ヒロインに制限があるのが残念。武編でも沙羅をクリア出来たら良かった」なぞとネタとしか思えない飛びっぷりのヤツもいたっけな。
 あんまり探し出せなくて残念だったけど、見てみた限りではどのシナリオ、ヒロインが良かったかという点でかなーり評価にバラつきがあるようだ。これはヒロインの魅力&シナリオ両面でどのキャラも水準に達しているために、判断の基準がプレイヤーの嗜好次第って状態になってしまったためらしい。そりゃ微妙におかしいな、というようなシナリオはある。けどその破綻ぶりは他作品に比べるとかなり小さい。気にならない人は気にならないレベル。だから難しいのか……。
 たとえば縁シナリオ、個人的には上々だと思いました。縁がコワれてしまうシーンには涙を流して喜んだ(嘘)もんですが、このシーンで引いてしまった人も多い模様。私にしてみれば「なんで? どうして引いてしまうの?」といった感じだけど、実際に少なからずいるんだから仕方がない。
 雅は個人的にお気に入りキャラです。が、露骨な過去キャラの焼き直しという面で受け入れられない人もいるようだ。シナリオもちょっと勿体ない、あと一踏ん張り欲しかった出来なんで、気持ちは分からなくもないんだけど。
 いのりの押しの弱さ。これは歴代過去作のメインヒロインがアホばっかりだったのが災いしたみたい(笑)。実のところ私も初見で「あ、ほたるまた出てる」と思ったクチだったりする。
 私個人にしてもヒロイン+シナリオを総合的に見て、ランキングをつけられません。総合するとみんなどっこいどっこいになってしまいます。好きなエンディングは縁病床とか雅絶叫だしなあ。
 なのでこれをツッコミレビューの3作目にするかどうかで迷ってます。ツッコミどころが少ない作品なだけに難しい。総じて駄作ではないという評価なんだけど、やっぱりどこか突き抜けきれてないんですよね。KIDの底力と共に限界も見てしまったような……「メモそれ」はそんな作品。
 でも作品としてのトータルパッケージングがかなり高いレベルであることは間違いないです。明朝体限定のフォントやら音楽やら修羅場メインの展開やら、こういう路線で行くんだという意気込みは充分に感じられました。少なくとも「メモそれ」は凡百のギャルゲーによくある主人公が同じだけの恋愛短編集ではない。全てのシナリオを集めてひとつの作品とする意思に溢れている。こんな基本の出来ていない作品がどれだけあることか……。ギャルゲーって、素人の作ってるモノが多すぎるんだよね。
 あーでも、「はにはに」「メモそれ」となかなか良い当たりの線を続けて引いたなとは思うですよ。「メモそれ」の修羅場も良かったけど、「はにはに」の真っ向正面萌え路線も悪くないです。いや、やっぱ保奈美シナリオはインパクト強かったわ……。

7月27日火曜日「エドワードランディ&マルチプライ」

 読者との視点の同一性を考えると「詩奈乃キュア2」最終章のこれまでに書いた分は破棄するしかないという結論に達しました。あれはあれなりにいろいろ考えて構成したんだけど、やっぱりあんまり効果的じゃない。物語の主人公と読者の情報、感情の共有は作劇面での大きなポイントだと考え直しました。というわけで最初から描き直しです。といってもこれまでに書いてた分量はたかがしれてますけどね。でなかったら決断出来なかった。私もヘタレだなあ(笑)。

 電撃ホビーマガジンを買って来ました。SIC龍騎ライダーに使えるアドベントカードがついてくると聞いたから(ページをカラーコピーして使うのね)……なのですが、どうやらホビージャパンと間違ったらしく、SICの影も形もない(泣)。うう、980円。雑誌としては高いのに。これといって注目の記事も無かったし。せいぜいガシャポンの「ヴァンパイアセイヴァー4」の情報くらいかな。
 でもまあ、付録についてきた極小変形トランスフォーマーのコンボイとメガトロン様に免じて良しとします。5センチも無いけどちゃんと変形するんだな、これ。メガトロンはかなーり苦しいけど、銃形態がとてもかっこいいから満足。
 当の「SICナイト&王蛇」は29日発売という噂。明日あたりから注意が必要ですね。通販の方は連絡無いです。どうなってんだろ。

7月26日月曜日「それ・から・9」

 「メモそれ」藤沢雅シナリオ、それにさよりんシナリオに最後に残ってたいのりBエンドを回収。これにて一件コンプリートと相成りました。総計60時間くらいで、既読は91%。全てのエンディングを見たにしては低いかもしれません。こりゃあ残りを回収するのは一苦労だろうなあ。でも今回は100%にしないとすべてのSPECIAL要素の封印が解けないらしい。とほほ。気長にやるとしましょう。
 で、みやびたんシナリオの話。詩音、鷹乃に続く解凍系シナリオ担当者ということで、その要素にとても忠実な内容になっていました。詩音、鷹乃のシナリオは同じ人が書いておりまして、その直接の延長にあったらこうはいかなかったでしょう。鷹乃シナリオの駄目っぷりは見事に解消されて、ドキドキワクワクの展開の連続となりました。
 つっけんどんな態度の少女が少しずつ主人公に心を許していく構図は、構築型シナリオの中でもわかりやすい部類に入るでしょう。変化のあからさまっぷりに悶え死ぬ人も多そうです。このシナリオのとても良いのは解凍系独特の高揚とその落差にあります。溶かしていくということはようするに持ち上げるということで、上げに上げたところで一気に落とす。この快感。

 一蹴はいのりとヨリを戻してしまいました(大爆笑)。

 話の流れからいって一蹴だけが悪いとはいえない。でも雅の味わった希望と絶望の深さは見ていてたまらないものがあります。縁シナリオと雅シナリオでは一蹴といのりがヨリを戻してしまうことになりますが、これはいのりトゥルーの後にプレイした方が良さそうな感じ。ヨリを戻したいのりの心中を窺うことが出来てシナリオを重層的にしています。とかいってたぶん、ふたりのどっちかをクリアしないといのりトゥルーには行けないんだけど……。
 結果的に一蹴に拒絶された雅の心のキズはとても深かった。雅バッドにあたるエンディング「絶」での彼女のキレっぷりは見ていてすがすがしいほどです。いや、なんていうか、雅たん好きだな、私(笑)。
 バッドが最高だったので、それに相当するグッドエンドがあるともっと良かった……んですけど……こっちはちょっといまいちだったかも。伝説再びという展開に持っていくのは良いとしても、あそこであっさりと木瀬たんが寝返ってしまうのはなあ。もったいなさ過ぎる。雅と木瀬たんにはもっとこう、ドロドロの愛憎劇を繰り広げて欲しかった。たとえばこういう流れはどうか。

 木瀬歩は一蹴にずっと片思いをしてました。一年の時同じクラスで、結構仲良かったりしたのです。が、のんびりと友達付きあいしている間に横から陵いのりが割り込んできて、くっついてしまいます。ここで一旦は一蹴を諦める木瀬たん。ところが高校も卒業間際になってふたりは別れてしまいます。木瀬たんの想い再燃!
「やったー、ラッキー、これは神様がくれた最後のチャンス!」
 喜ぶ木瀬たん。しかし同じなぎなた部の憎き藤沢雅の口からとんでもない台詞が!
「私たちはつきあっています」
 この女ブッコロシテヤル。木瀬たんは心の底からそう思い、女同士の泥沼の死闘に雪崩れ込むのでした。

 こんくらいやってくれないと駄目じゃん! なんだよ、あのいきなりの改心は……。あれじゃあ木瀬たんに萌えきれないじゃないか(笑)。その上で木瀬たんエンドなんかあると最高だったろうに。
 別個に私が雅シナリオプレイ中に考えてた予想の方も。雅は「世の中は偽りばかり。人の心さえ全てが偽り」と信じているキャラです。偽りだからこそ、どんなことがあっても傷つきようがない。傷つくのは本物だと錯覚しているからなのですね。その雅に他人を傷つけさせればいいと思ったですよ。本編では一蹴が雅を傷つける展開になりましたが、その逆も良かったかなーというわけです。ここで一蹴の施設出身という設定が生きてくる。落とすのは一蹴の方でもいい。
 続いてさよりんシナリオ。さよりんはサブキャラという位置づけで「メモそれ」ヒロインの5人枠の外にいます。なのであくまでオマケ的な内容で話もとても短い。けど、サブキャラ用のボーナストラックと考えるとこの割り切り方は正解でしょう。32Pくらいの読み切りラブコメ漫画みたいな感覚で読むことが出来ました。このくらいに収めるには良い内容だったし。逆にこれを他のヒロイン級まで引き延ばすのも無理がありそうです。縁&雅シナリオに多く登場するこの子を「なんかいいなあ」と思う人は必ずいるはず。そういう意味でサブキャラというのは結構美味しいポジションだったりすると思うのです。良いフォローだったなーと、思いましたですよ。カナタも同じようなポジションだけど、こっちは前作のメインだから仕方ない。「てんたま2」の初音とは話が違う。
 以上で全シナリオ終了。
 最後に主人公の鷺沢一蹴について少し(ずっと鷲沢だと思ってた。雅しか名字で呼んでくれないから気付かなかった)。「メモオフ」シリーズの主人公はみんなダメダメのヘタナエ野郎と言われています。確かに一作目の智也は電波系の大アホでした。二作目の健もおかしなことで悩んでしまうアホ少年(健は優等生型でこの手の主人公としては珍しいタイプだけど。成績優秀だし)。ただ、このシリーズでの主人公はみんな人生の絶不調期を描かれています。これは「メモそれ」でも例外ではありません。二年半付きあった彼女に「最初から好きじゃなかった」と言われてフラれてしまえば、誰だって鬱になるでしょう。「君が望む永遠」の孝之並のヘタレと言われてしまうのも無理ありません。
 が、一蹴と孝之とでは大きな違いがひとつあります。それは「孝之は天然のヘタレ。一蹴は境遇が産んだヘタレ」であるということ。一蹴は施設出身で実の両親の名前すら知りません。前作から登場している飛田扉同様孤児という出自です。しかも幼い頃に交通事故にあってしまい、その影響で一時期周囲から心を閉ざしていたこともあります。その後彼は鷺沢家へ養子にとられ、縁の兄という立場になりました。が、ここでどういうことがあったのか、大恩あるはずの義理の両親への一蹴のスタンスはひどく冷淡です。むしろ縁関連で世間体がどうとかいって、矮小な人間と見ているフシさえ垣間見えます。クラスメイトに親友もいない。この手のゲームによくある悪友キャラは登場しません(信は学友じゃないから立場的には微妙)。一蹴は誰にも心を許していない。
 が、その一方でいのりと付きあい、彼女にフラれて大ショックを受けたりする。つまり一蹴はその生い立ちから愛情を信じ切れないけど、それを求めて飢え渇いているという人物なのですね。いのりにフラれた後、どのシナリオでも愛情を求めるかのように、不安を忘れようとするかのように、他人を求めているのはそのためです。
 というわけで鷺沢一蹴という人物の心理的ブレイクスルーの用件は大別してふたつ存在します。ひとつは愛する女性と愛情を交歓し合うこと。もうひとつは生い立ちから来る負い目の払拭すること。前者は恋愛アドベンチャーなんでクリア出来て当然として、残念ながら後者の方は全てのグッドエンドで解消されたとは言い難い。そこが惜しい。
 「どうして主人公はヘタレなのか」という描写は案外作品性に大きく影響する……と思う。孝之はホンモノの馬鹿だけど、一蹴を嫌いになれないのはそのせいです。ま、この辺は人ぞれぞれですが。
 この一蹴の心理的ブレイクスルー以外にも「メモそれ」に対する不満はいくつかあります。積極的に修羅場を持ち込むことで(なんと全ヒロインのシナリオにある)シナリオの緊張感を持たせることに成功しています。これは良い。けどシナリオの太い幹に呼応しきったエンディングが少ないように思う。プレイ後に「これで良かったんだ」と思わされるエンディングはいのりトゥルーくらいしかありませんでした。他に良かったと思えたエンディングがバッドばかりというのがまたアレですが(苦笑)。だから少し心の中に消化不良を起こしている部分があります。
 とはいえ、パラレル性の少ないシナリオの同時性の確立や、汎用CGを駆使した優れた演出面は、妥協を許さない作り込まれた出来映えでした。はっきりいって同業他社にこれに匹敵する内容の作品を、しかも他作品と平行して作れといってもまず無理でしょう。こんなのが作れるのはKIDだけかもしれない。
 ああ、惜しい。もうちょいエンディングではっちゃけられてれば確実に名作級だったのに。気になるのは今後発売予定のキャラCDの6人目になぜか木瀬たんが名を連ねていることかな(笑)。雅シナリオ以外じゃ出てこないのにね。

7月25日日曜日「それ・から・8」

 このあいだ、「メモそれ」にはリベンジ「メモオフ2nd」という性格があるという話をしました。これは別れたばかりの彼女と出会ったばかりの気になる女性というふたりの間で揺れ動くヘタレ主人公の構図が共通しているという意味です。そのひとつの結実として飛躍的に上昇した修羅場率があります。見ていて心がウキウキしてしまうほどの修羅場の展開には喜びさえ感じてしまいますね。2ndにはこの修羅場が不足していました。それが欠点に直結していたわけ。
 不思議と印象には残るものの作品としては中途半端で佳作どまりの2ndにおいて最大のキズは寿々奈鷹乃シナリオでした。鷹乃はクラスメイトで水泳部で異性に対して警官心の強いタイプでポニーテールで言動がキツくて大食らいで後輩に慕われているというキャラ。私は元水泳部だったこともあって、プレイ前の期待度は抜群だったのに……シナリオがしっちゃかめっちゃかだった。良い部分が全然無いというのがすごい。2ndの人生絶不調期を乗り越えて「メモそれ」ではマイカーで彼女とデートというナイスガイにのし上がった健君がこの鷹乃シナリオで彼女の気を引くためにとった行動が「プールの排水溝にしがみついて自ら窒息する」だったもんなあ。どういう超展開なんだ(笑)。せっかくのクラスメイトキャラなのにほたるとの絡みも全然無いし〜。
 さて、「メモそれ」には藤原雅というヒロインが登場します。クラスメイトで薙刀部で誰に対しても人当たりが厳しくポニーテールで言動メッチャ厳しくて甘味王で後輩に慕われているというキャラ。モロに鷹乃のアッパーバージョンとなっています。鷹乃のキツさを80%増したという感じ。
 つまりこれはアレです。雅はリベンジ鷹乃なのです。大失敗してしまった鷹乃シナリオに再チャレンジというわけ。
 鷹乃よりも数段キツい雅シナリオで見せてくれたのは意外にも平凡な展開でした。「卒業式までの間だけ、私の恋人のふりをしなさい」。命令口調なのがグー♪(笑)。このパターンだと演技をしているうちに、本気になっていく……というのがお約束ですね。でも雅シナリオはちょこっと変化球な感じがするかも。今後が楽しみです。
 それにしても「メモそれ」、予想を遙かに越える面白さです。素敵過ぎます。

 今週の「仮面ライダー剣」、ウワサに聞いていたザ・ブレイダー登場! アンデッドの戦いを「おぞましい」と言い切り「早く終わらせたい」とのたまうタランチュラアンデッドとして出現。うさんくさいドルイド僧キャラでした。怪しさ爆発。
 ザ・ブレイダーこと相澤氏は迷作「超光戦士シャンゼリオン」で主人公涼村暁の合方を務めたお方です。ヒーローになる予定だったのがなれなかったというキャラだったのに、番組後半で「梅干し食べてザ・ブレイダー」になってしまったという(笑)。ちなみに涼村暁に扮した萩野氏は二年前仮面ライダー王蛇でした。
 迷走を繰り返す「剣」のわりにはまともな回でしたが、一ヶ月前に「仮面ライダーアギト」のG3チーム筆頭小沢澄子が出演してました。で、今回は「シャンゼリオン」の相澤氏。テコ入れにあの手この手という感じですね。でも頑張れ。

7月24日土曜日「お客さん」

 お客さんを怒らせてしまいました。客商売でお客さんを怒らせるのはその時点で失敗ではあるのですが、こっち側も困ってしまう状況というのも存在します(いや、たまーに出てくる無意味にブチ切れるチンピラ学生なんかは別ですが)。今回の場合お客さんを怒らせる原因になったのが、別のお客さんなんですよね。こっちのお客さんの方が下手に常連だったりして人を困らせているのに気付かないもんだから始末が悪い。となるとこっちとしては口だけでも謝るしかなくなってしまいます。
 あー、今日はそれに加えて一方的に店に損害与えて帰っていったお客さんもいたっけ。店の一角を破壊。個人的には「お客様は神様です」なんて文句を少しも信じてないけど、あっさりと疫病神に転落する神様もなんだかなーって感じです。
 それに最近店先に放置自転車も妙に増えてきてます。ありゃあ、なんとかなんないものかな。

7月23日金曜日「それ・から・7&スパイダー!」

 「メモそれ」いのりシナリオとりかりんシナリオを立て続けに突破。いのりシナリオにはトゥルーエンドガあって、そこに入るためには通過しないといけない他のヒロインのエンディングがある……これはKIDのいつもの手法。でもその条件がよくわからない。のんちゃん、ゆかりしかクリアしてないのにトゥルーに入ってしまったので正直驚きました。一度ノーマルエンドのスタッフロールが流れたのに、延々と後日談が続くからおかしいなあと思ったらトゥルーに突入してたという。
 いのりトゥルーは彼女の行動に隠されたいくつもの謎がきれいすっぱり解明されるもの。前にも指摘したように、もともと「メモそれ」という作品はリベンジ2ndという作風です。彼女と別れて他の女性との道を歩み出すというあたり、2ndで昇華しきれなかった要素に再挑戦といった雰囲気を感じられます。
 ふむ、なるほど。縁や雅たちメインじゃないヒロインたちに関してはそれでまちがいないとして、それではいのりはどうなのか? 「メモそれ」が2ndリベンジであるなら、いのりシナリオは2ndのほたるシナリオリベンジなのか? いや、違う。全然違う。ほたるシナリオといのりトルゥーは全然似てません。むしろ構図として酷似してるのは1stメインの唯笑シナリオの方。こっちにはすごくよく似てます。唯笑シナリオはあれはあれで好シナリオだと思ってますが、もっと内容を複雑化したという感じ。
 私はプレイしながら個人的に「こんな構成のギャルゲシナリオはどうだろう?」ということを考えていました。でもいのりトゥルーはそれの上を行ってしまいました。私の想像の一歩先。その時点で私の敗北は決定です。いのりトゥルーを認めないわけにはいきません。別に認めない要因とか無いんですけどね(笑)。
 実際過去作を踏まえた上での続編トゥルーシナリオとしてはほとんど完璧な内容だったと思われます。印象的なあのフレーズを逆手に取って話をくみ上げた手法には唸らされました。やあ、スゴイ。
 ギャルゲーは複数存在する主人公とヒロインの組み合わせのうちにひとつでも「お似合い」なものが無ければ作品としてどうかと思うですよね。本人たちの気持ちの強さをあえて度外視して、一蹴といのりがお似合いかどうかというとちょっと微妙。他のヒロインもあんまりしっくりこない。そこが欠点といえば欠点かもしれない。イナケン&ほたるはベストカポーだったからなあ。
 とはいえ、メインを張るには地味なデザインに地味な性格の陵いのりというヒロインをここまで秀逸に描き上げた手腕は褒めてしかるべきでしょう。面には出さない、内に秘める熱い炎。いのりはそんな感じ。明らかに陰性のヒロインだけに、彼女の方向性が作品の印象を暗い方角へ誘導するきらいがあります。プレイすればすこぶる良作なんですけどね、ちょっと惜しい。

 続いてりかりんシナリオ。カフェ編での展開はのんちゃんとあるていど共通ですが、専用のイベントも少なからずありました。性格的にりかりんのようなタイプのヒロインというのは珍しいと思われます。さばさばしてるっていうんでしょうか。でもシナリオの方はそう珍しいものでもない……いや、そうでもないか?
 「メモそれ」の主人公鷲沢一蹴は基本的にヘタレ野郎です。が、ヘタレ野郎がヘタレなりに悩み苦しみ結論を出す物語なので、毅然とした判断を下せる出来た人間が主人公では成立しない。どんなに好感度の低い主人公であろうと、ヘタレであることが必要な物語ってのは存在します。「君が望む永遠」なんかがその頂点ですよね。だから「主人公がヘタレである」ことを理由に作品との相性の善し悪しを語ることは仕方がないにしても、それを欠点と指摘するのは筋違いなわけだ。
 ただ、ヘタレ野郎を主人公に据えるときに大きな問題が発生するのも確か。ヒロインを増やせば増やすほどそのジレンマは拡大してしまう。つまり「なんでヒロインはこんなヘタレ野郎に惚れちゃうんだよ」というもの。後半のジイヤの話からりかりんがかなり早い段階から一蹴に気を寄せていることがわかります。でもなんでそうなるのかが分からない。一応そういう話も出るけど、少し弱いような。
 「はにはに」のちひろの時に少し触れてるように、ギャルゲーのシナリオのほとんどはヒロインの問題に主人公が介入していく構築型です。りかりんシナリオも一応このタイプ。このタイプは描きやすい反面、このヒロインが主人公に想いを寄せるようになる経過を見過ごしがちになってしまいます。難しいよなあ、この辺。構築型の他にあるのが破壊型。こちらは最初からあった関係を崩したり、作り直したりするもの。いのり、縁、それにのんちゃんあたりはこっちのタイプ。
 構築型のこのシナリオは、結果的に見ると平凡です。これまでにクリアした、いのり、縁、のんちゃんシナリオに比べるとパワーに欠けます。ですがこのシナリオは「メモそれ」という作品全体における位置づけとして「立場の逆転」という役割を背負っていて、実にこの一点のみが凡シナリオから引き上げる唯一の要素になっています。おかげで結果として良作という感じに。
 最後に残った雅シナリオもたぶん構築型。ここまで予想を超えるものを見せ続けてくれた「メモそれ」は最後に何を見せてくれるのでしょう。うーん楽しみ。メインのいのり以外のシナリオではことごとく修羅場見せてくれたし、期待出来るぞ(笑)。

 一年に2本の映画を見るのは生まれて初めてです。「スパイダーマン2」を見てきました。はっきりいって面白かったです。こないだ見た「キャシャーン」なんか比べ物にならんです(笑)。
 序盤からとにかく主人好を落として落として落としまくって「大いなる力には大いなる責任を伴う」というキーワードから犠牲を強要する。スパイダーマンであるがゆえに彼女と上手くいかず、挙げ句のはてに他人と婚約されてしまう。悩み苦しみ、それでも立ち上がったスパイダーマンに市民は手を差し伸べる。登場人物こそ多いけど図式は非常に単純です。「キャシャーン」みたいに抽象的なことはないし、過度な映像美の追求もない。分かりやすく、なおかつ見やすい。エンターテイメントかくあるべしという手本のような作りです。
 今回の敵となるドクターオットーの誕生と猛威、クライマックスへ向けての布石。縦横無尽に暴れ回る派手なアクションシーン、ほとんど飛行しているに等しいスパイダーマンのロープワーク。どれもこれも上手く作ってたなあ。
 とーーーっても面白かったけど、オチがちょっとどうなん? という感じ。ヒーローを勤め上げるために犠牲、時に夢を諦めても闘わなければならないというテーマなんだから、犠牲は犠牲のままで良かったのでは。その方がせつなくて効果的なラストになったと思った次第です。

7月22日木曜日「それ・から・6」

 「龍騎」熱沸騰中に発売された装着シザース。おかげで熱病は悪化するばかりで一向に沈静化する様子が見られません。盛り上がりっぱなしです。もしかすると放送中よりも勢いで上かもしれない。アホだなー(笑)。
 今後発売されるラインナップのために泣く泣くR&Mのミラーモンスターたちを封印しました。今月はSIC「ナイト&王蛇」が出ちゃうからスペースが必要なのです。さすがにジェノサイダーやマグナギガの占めるスペースは広大で、省いてみたらすっかり広々としてしまいました。そのかわりにRHFインペラー、ガシャリュウガ、AP2ガイ、ベルデ、タイガ、チェスピースライアを発掘。これによって11ライダーが集結。オーディンはRHFで持ってるけどようやくR&Mを買う気になったんで、とりあえず除外。後の問題はファムだなあ、やっぱり。

 「メモそれ」いのりルートに入ろうと思ってプレイしてたのに、なぜかカフェ編に入った挙げ句りかりん関連のナイスなイベントを次々にこなしてしまったので、クイックロードで過去へ戻る。どうやら「いのりの説得をあきらめる」でいのりルート継続だったところをりかりんの選択肢を選んでしまっていたらしい。のんちゃんの時同じ選択肢でカフェ編>のんちゃんシナリオに入ったから、すっかりあれはいのりから離れる選択肢なんだと思ってた。
 この「メモそれ」は4人のライターによって執筆されたのだそうな。確かにのんちゃんシナリオの文章にそれまで見られなかったクセがあるんで、複数なのは分かってましたが、それにしたってギャルゲ色の薄い文法だなーと思います。ギャルゲーといえばギャルゲーと考える人ばっかりだから、結果としてギャルゲー色の濃いシナリオを書く人しかいないんじゃないかと思ってたからちょっとびっくりです。だってほら、ギャルゲーやってこそギャルゲー作ってみてーと思う人が多かろうというわけで。

7月21日水曜日「それ・から・5」

 のんちゃんに続いてメモオフ初の妹キャラ、鷲沢縁シナリオをクリア。縁は「ゆかり」と読むんですが、どうもなんとなく「えにし」としか読めなくて、違和感を最後まで拭いきれずという状況。縁自身が自分を「ゆかり」と表現してくれるて多少助かりました。
 これでだいたいの構成が判明。まず最初に学園編があって、ここから(たぶん)いのり、縁、雅シナリオのいずれかへ分岐する。で、いのりシナリオからはいのりシナリオその後もしくはカフェ編へ分岐する。カフェ編からはのんちゃんとりかりんへ分岐する、と。なのでカフェ編二人組はプレイ時間が長くなってしまう仕組みというわけ。当然今回の縁シナリオは14時間もかかってません。8時間くらいかな? スキップ使ったような記憶もあるけど。
 面白かったです。のんちゃんに続いて連続して当たりを引いたという感じ。おそらくブームもあって数多く存在するギャルゲー&エロゲーの妹シナリオの中でも屈指の内容なのではないかと思われます。凡俗な妹シナリオは「同居してる幼馴染み」の形態から脱却し切れてませんもんね。ま、ほんとの血縁兄妹だとまずいから事実上ガチで「同居してる幼馴染み」以上ではなかったりする場合も多いんですが。
 一蹴と縁の場合、一蹴は自分たちが義理の関係であることを知っているが、縁は血縁があると思っているという構図です。なので縁は膨れあがるお兄ちゃんへの想いに苦しみます。一蹴の方は、いのりという彼女がいて縁を妹以上に見ていません。けど一方的に振られてしまうことで図式は壊れてしまいました。ハートブレイカーなお兄ちゃんは、可愛い妹の慰めによって癒されていきます。そのあまり、お兄ちゃんはうっかり妹の気持ちに応えそうになってしまうのでした。これがすべての間違いの元でした。いや、そもそもの元凶は事情も話さずに一蹴を振ってしまったいのりにあるんだけど。
 そこからの展開がスゴイ。お兄ちゃんへの想いは加速していくばかり。それはあまりに重く、兄であるという禁忌さえも枷となる。さらに……

 一蹴、いのりとヨリを戻してしまった━━━(゚∀゚)━━━!!!!

 そんな、あんまりだ、ひどいよ兄ちゃん。あの時確かに感じたお兄ちゃんの気持ちは嘘だったの?! ゆかりはお兄ちゃんがゆかりの気持ちに応えてくれて泣くほど嬉しかったんだよう。

 というわけで、かわいそうなコアラは巨大すぎる愛憎を背負いきれずコワレテシマイマシタ。

 面白さという意味ではのんちゃんシナリオと大差ないかな? ただ中身の充実度ではこちらの方が上でした。禁忌に手を染めようとすれば、代償を必要とする。そういう意味で妹シナリオの白眉だと判断した次第です。ラブラブで甘々な同居生活なんかクソクラエだな(笑)。
 でもなー。縁シナリオには3種のエンディングがあってですね、それぞれの内容には不満無いんですが、その分かれ目に疑問がある。縁を選ぶ、いのりを選んで縁とは元の鞘、いのりを選んで縁崩壊の三種。前のふたつは一蹴の選択のみでの分岐になるので分かりやすい。でも最後のひとつが……。どうも「縁の気持ちを最大限まで膨れあがらせた上でいのりを選ぶ」とこうなるようなんですが、その過程の差に納得いかないというか。もっともっと残酷なエピソードを入れてはっきりとさせた方が良かったでしょうね。

 正直「私はこんなゲームをやりたかったんだよなー」と思ってます。ギャルゲーが「ありえない非現実的な萌えキャラとラブラブになる非現実物語を描くもの」だとすれば「メモそれ」は及第点に程遠い。話があまりに痛すぎる。
 でもね、本当の萌えというか、ヒロインへの感情移入ってのはヒロインの備える先天的な資質(設定のことね)よりも、シナリオ上での境遇に左右されるんじゃないかと思うですよ。だから

 修羅場大歓迎♪

 いやーでもなー、期待度の低いサブヒロインふたりでここまで楽しませてくれるとなー、残りの雅&りかりんへの期待も膨らむよな。で、いのりトゥルーにとどめを刺してもらえると最高。そしたら個人的に「Ever17」「まいめり&めいびー」に並ぶね。つーかさ、「1st&2nd」なんて目じゃないっす!
 次はどうしよう。どうやらいのりはクリア制限のあるキャラで、ノーマルとトゥルーがあるらしい。雅かいのりノーマルかな。りかりんは後に回そう。

7月20日火曜日「それ・から・4」

 また日記の日付間違ってた……orz。
 
 

「もうすでにこの時、4人の絆という歯車は、狂いはじめていたんだ……」
 
 

 ここで「ヤッタ♪」と喜んでしまった私は悪い人でしょうか(笑)。
 この「メモリーズオフ〜それから〜」という作品はやはり独特の味があります。それをKIDの持つ風味と言うのは簡単だけど、そう単純でもないのかもしれません。っていうのはさ、他の著名なメーカーもそれぞれ……たとえばKeyならkey色、F&CならF&C色、オーガストならオーガスト色ってのがあるでしょ。「ONE」「Kanon」「AIR」は見ただけでもプレイした感じもkey。オーガストなんか「プリホリ」も「はにはに」も似たようなもんで、ようするに芸風には変化がないわけですよ。でもKIDの場合、作品毎のカラーがかなり違ってます。今年発売された「てんたま2wins」「Remember11」「メモそれ」は、全然似てません。この辺もKIDの意図ではあるんでしょうね。少なくともKID=特定の絵師というイメージはありません。
 ま、ともかくとして野乃原葉夜シナリオを終えました。なんと14時間もかかってしまったですよ。多少のらくらとプレイしてたってのをさっぴいても長かったなあ。それでも退屈さを感じなかったのはプラスポイント。カフェでの4人組(カナタ・りかりん・のんちゃん+一蹴)の実の無い会話が面白かった。この辺は「いや、ダルすぎ」と感じる人もいると思うけど。
 意外にもナイスキャラな面を見せてくれるお嬢様のりかりんはともかくとして、露骨な電波系キャラののんちゃんは好みの別れるところでしょう。私はどっちかというと苦手にしてます。結果的に最初にクリアすることになったのは、ほぼ同時攻略になるりかりんを後回しにするためという意味合いが強いです。美味しいものは適度に後回しにする主義ですので。
 でもシナリオは悪くなかった。というよりもむしろ良かったと言っていい。カナタも「イッシューは、アホでしょう」と指摘してるように、確かに鷲沢一蹴という男はアホです。それもヘタレ系のアホです。とはいえ主人公がアホでヘタレでないと成立しない物語というのも存在する(「君が望む永遠」がその極端な例)。で、ヘタレはヘタレなりに悩み苦しむ、と。
 まさか一蹴の「幼い頃は施設で育っていて、当時交通事故にあっている」という設定がこのシナリオで生きてくるとは思ってませんでした。この設定はメインのいのりのためにあるんだとばっかり思ってました。そこからドロドロのひどい話になっていきます。カナタがりかりんとケンカして挙げ句の果てにりかりんの出る予定だった公開オーディションに緊急参加表明したときには小躍りしてしまいましたね(笑)。カナタが落選すれば、既にタレントとしてある程度の地歩を固めている彼女の経歴に傷がつく、すなわち事務所的にはカナタがオーディションを制することになってる出来レースではないのか。そう考えればりかりんがショックを受けるのも当然。それを分かっててライバル宣言する黒須カナタ、恐ろしい子!
 カナタとりかりんが決裂する一方で、一蹴をめぐってりかりんvsのんちゃんの対立構造も勃発。一蹴・りかりん・のんちゃんは「一蹴が車道に飛び出て発生した事故で、車に乗っていたのんちゃんパパは死亡。のんちゃんも胸に一生消えない傷を負う。一蹴が焦った挙げ句に車道へ出てしまったのは病院からの脱走劇をりかりんがリークしたから」という恐ろしい因縁でつながっています。のんちゃんがりかりんのチクリを知らない可能性もあるとはいえ、りかりんもよく彼女と友達付き合い出来たもんだ。なのにこのふたりで一蹴を奪い合うのか! 最高の展開だよ! ただ幼い頃の事故とはいえ、自分の起こした事故で運転手が死んだことくらい一蹴は知らなかったのか、というツッコミどころもあるんですが。
 正直かなりのめり込みました。ハラハラドキドキの展開の末に「憎いよ、パパを殺した一蹴君が憎いよ!」と声を荒げるのんちゃんさん。なんて素敵な展開なんでしょう。嬉しくて泣けてきます。最後の最後、トゥルーとバッドの分かれ目になる選択肢の持ち出し方にかなり疑問がありますが、それ意外はおおむねナイスシナリオだったといっていいと思います。いや、予想以上……というよりも予想外に良かった。
 が、よくよく考えると思ったほど中身のないシナリオなんですよね、これ。一昨日「メモそれ」は連ドラの文法で書かれてると指摘しましたが、それが悪い意味で的を射ている感じ。ドロドロのドタバタを演じる割には実がないんです。とはいえこれはギャルゲーのシナリオ、ヒロインとの物語という視点からシナリオを覗いた場合の話で、「メモそれ」を一蹴自身を描いた作品と考えると少し変わってきます。
 シナリオ中でもほんのわずかなセンテンスでしか触れられてないんで見落とす人も多いかもしれませんが、この一連の修羅場によって一蹴は確実に成長しました。ヘタレ君から脱却です。一蹴はのんちゃんと手を取り合って生きていくという事実以上に、もっと大きなものを手に入れました。それだけでどれほど救われたことか。いや、私が、ですよ。おかげで「プレイして良かったなあ」と思えたんですから。
 ラストにやや予定調和的な部分が見え隠れしましたが、ふつうギャルゲー的予定調和というともっと露骨にご都合主義的なものを見せられると思うんで、個人的にはこれでオッケーです。

 「メモそれ」プレイ中、鍋にお湯を入れてガスに火をつけてたですよ。レトルトのパスタソースを温めてナンを食べようと思ったですよね。そしたらプレイに没頭して忘れちゃっててですね、数リットル入ってた水は全部蒸発、空焚きしてしまいました。長年使ってるお気に入りだったのに、ボディにはイヤーな焦げ色が……。モノが駄目にならなかったのが救いです。ガス代ももったいない(泣)。

7月19日日曜日「死に体」

 最近「仮面ライダー剣」を見ていると「なんじゃこりゃ」と首を捻ることが多いのですが……今日はまた一層ひどかったなあ……。なんでいきなりレースなんだ? 剣崎は協力して倒したってのに先輩差し置いて封印しちゃっていいのか? なんかもうしっちゃかめっちゃかだよう。

 ここ数日シザースやら天獄やらを入手するために仕事の傍ら自転車で走り回ってたんで、もう肉体的に限界っす。立ち仕事+自転車30キロはきつすぎる。死ねる。おまけに暑いし、死ぬ。
 そんな私の仕事前の清涼剤「爆笑問題のバク天」、今日はドカベン4コマが無かったよ。鬱だー。

7月18日土曜日「それ・から・3」

 うたたねひろゆきの「天獄」という漫画の単行本初回版を買ってきました。先日の「エヴァ」9巻同様フィギュアが特典としてついてきます。ただそれだけなら買ったりしないんですが……動くんだな、こいつ。ほんと私はアクションフィギュアってのに弱い。
 サイズはだいたい14センチくらい。商品の製作にあたったのはガシャポンの雄ユージンなので、同社のSRDXシリーズと同じくらいかな? SRDXは安くて2000円というシリーズなんで、可動することを考えると単行本込み(こっちがオマケだな)で3300円というのはギリギリ適価といったところ。多少高いかもしれないけど、アクションフィギュアの流通量が圧倒的に少ないんで買い逃したらもう買えないしなあ。
 原型を作ったのは「エヴァ」の可動綾波と同じ浅井真紀氏。綾波は、この人が名を上げた伝説的なアイテム「PSOのレイキャシール」とほぼ同様の構成。ビス留めを利用した各関節によって可動します。立地性の保全のために足首の関節はオミット。ちなみにこの「レイキャシール」ですが、サイトの画像で見る限り、なるほど見事な出来です。武装もフレイムビジットやらごっついもんがめっちゃ豊富に用意されてる上に、髪型変えられる(笑)。現在は品薄で入手困難だそうですが、ネットオークションで高騰する現象を解消するまで再販し続けるそうな。私はレイキャストと並べられるなら買ってもいいかな、と思いますが。
 同じ原型師を登用してても綾波と今回の砂姫では構成の大きな違いがあります。砂姫はビス留めによる関節を持ちません。基本をボールジョイントにしています。それといわゆる山口式(関節を斜めに切ることで大胆な可動を可能にする方式)。このおかげで一見するとアクションフィギュアには見えません。また膝関節をオミットすることで異様に綺麗な脚線を再現しています。おかげで下半身のボリュームに上半身が追いつけてないのですが、その辺はメイドルックでカバー。
 で、よく動く。腕部はなんと片方で五カ所もの可動箇所を持つため、かなり自然な可動を実現してます。武装としてモップがついてきますが、他にもいろいろと持たせられそう。ちなみに私は昨日のシザースの「シザースピンチ」をつけてみました。結構面白い。

 さて「メモそれ」の続きです。なんといのりシナリオでいのりから離れるようにプレイしてたら分岐していのりシナリオから逸れてしまいました。一旦特定ヒロインのシナリオに入りながら出て行けてしまうという構成の作品を初めて見たように気がします。初期の共通ルートが学園編、いのり編を経た二番目の共通ルートをカフェ編というらしい。既に卒業して藤原雅とは接点を失ってるので、彼女は出てきません。それに縁も出てこなくなった。というわけでこちらで登場してくるのはりかりん&のんちゃんの黒須カナタ派閥ヒロイン。そういえばこいつら学園編ではほとんど出てこなかったっけ。
 やってみて思ったのは……カナタって結構面白い。これなら彼女がメインを張る「想い出にかわる君」も面白いんじゃないかとか思ってしまうぞ(笑)。
 おそらくこうしていのり編から分岐してカフェ編へ至る構成は、いのりに対して思いを振り切れず彼女の謎の行動にシロクロをつける展開と、別れた彼女を忘れて別の道を歩み始める展開を等価に置いた結果なのかなと思ったり。似たような設定の「2nd」ではこのあたりの匙加減をしくじってた様子があるんで、「メモそれ」はリベンジ2ndみたいな位置づけにあるのかもしれない。ただこういう手法を通すにはメインストリームとしての大きな軸を必要とするはず。やっぱこのゲームの主眼はいのりとやりなおすことにあるんだろうなあ。
 なんとなく抽象的な感じの話になるけど、この作品のシナリオには他のギャルゲーにはない独特の味がある。なんていうのかな、本来物語は連続性を持つもののはずなのに、不連続の連続という印象がある。それが微妙にだらけた雰囲気を醸し出しているけど、けしてつまらないわけじゃない。む、謎だ。でも元々KIDの作品にはそういった傾向があった。「まいめり」は少女漫画の文法で描かれているという話があったけど、「メモそれ」は蓮ドラの文法のような気がする。では他社の作品の文法がどうなのかというと、ギャルゲーの文法なんだよね。
 もしかするとこれはKIDがしつこくコンシューマオリジナルで作品を作り続けてきたことによる、独自に切り開いた道なのかもしれない。あとプラスして演出ね。いかに汎用CGと背景画という組み合わせで最大限の演出を施すかといった点。「メモそれ」はこの方向にも神経を砕いている様子が強く伝わってくる。
 私はKID信者なので5割くらいさっぴいて読んで貰った方がいいと思うけど、やっぱりKIDの作風は独特で「KID」的なものがある。良好なシステムや阿保氏の楽曲による部分も大きいかも知れない。けど、それだけに他社からKIDの香りのする作品が出てくるのを見たことがないんだよね。私がKID信者をやめられないのはそこに魅力を感じてるからなんだろうな。

 土曜朝の某アニメを見ていて思ったこと。
 下屋則子植田佳奈小林沙苗新谷良子……なっきゅと沙羅と鏡(いのり)と真雪が一緒の番組に出てるよ! 別に声優でアニメ見るワケじゃないけど、ちょっとびっくり。

7月17日金曜日「それ・から・2」

 苦労した挙げ句に本日ようやく「装着変身仮面ライダーシザース」をゲット。近所のトイザラスだと1999円、博多のヨドバシだと1400円ちょい。どうしてこんな大差がついてしまうのかよくわかりませんが、さすがにこれだけ安ければ死ぬ思いしても遠征する価値はあります。電車を使っちゃ意味がないので、やっぱり自転車で。途中でラーメン食べて(替え玉込み)ジュース飲んで実質大差無い感じになってしまいましたが、ラーメン食べること自体久しぶりだったから、まあいいや。
 同時発売の龍騎より入荷数が少ないのか、それともみんなシザースばっかり買ってるのか、話によると夜にはなくなったそうですが……とにかくそれだけのことはある出来映えです。
 ライダーバトル最初の犠牲者で、5〜6話にしか出てこないくせに「金色」のライダー。金っていったらガンダムなら百式、星矢ならゴールドクロスだ(笑)。この金色の質感が素晴らしいし、造形もホレボレする仕上がりです。付属してくるストライクベント「シザースピンチ」もガードベント「シェルディフェンス」もそつのない美しい造形。なんか、夢のシザースのアイテムとしては文句の付け所がない。これが1400円強なら安い安い。
 ふと気になったのは秋に発売されるライアのこと。ライアは召喚機のエビルバイザーを除くと付属できる武装が「エビルウィップ」しかない。シザースよりもひとつ少ないわけね。このプレイバリューの低さをどう解消してくるのか心配です。

 「メモそれ」の続き。意図的に藤原雅、鷲沢縁から離れるようにプレイ。そしたら結果的にいのりシナリオに入りました。ふむ、誰のシナリオにも向かわないといのりのルートに入るのかな? 「1st」の唯笑シナリオもそうだったっけ。
 でもこのいのりシナリオは非常に特異なある特徴があります。それは……当のいのり本人がほとんど出てこない。いのり以外、白河姉妹やりかりん、のんちゃんあたりの方がずっと多く出番ってくる。いのりが一蹴と別れたことに関しては明らかにウラがあるらしくて、その関係もあってか彼女の方から接触を避けてくる。こっちもあえて近寄らないようにしてるけど。結果的にいのりの情報が断片的にしか入ってこないため、いのりシナリオなのに一向に話は進展しようとしない。
 この「張本人がシナリオの表舞台に出てこない」というのはシナリオの演出的に考えられるひとつの手段ではありますよね。基本的にギャルゲーのシナリオは一本調子だからして……これは視点を主人公に固定した一人称スタイルにした弊害だからだけど。個人的にはこの「縛られた視点」にこのジャンルの閉塞の原因があると思うので、いろいろと仕掛けを打ってくるのは興味深いです。今後に期待。

7月16日木曜日「それ・から・1」

 やっちゃいました。
 今月の大幅赤字覚悟で龍騎のDVDの残り4本のうち3本を一気に捕獲してまいりました。さすがに値も張りましたが、ヨドバシだから定価以下だし、ポイントもつく。今回のポイント追加でもう4000円分もあることになります。
 これはようするに既にヨドバシに40000円落としてるということになりますが……龍騎のDVDだけで確か5枚買ってるからなあ。5400×5で27000円。昨日「メモそれ」買ってるからメモカ分合わせて35000円ほど。で、アレを買ってるから……やっぱそんくらいにはなりますね。
 目標はポイントだけでGBASPをゲットすることですが、龍騎のDVDを買い尽くしちゃったから(最後の1本は別の店で見つけてるので)もう当分ヨドバシで買うこと無かったりして。つか家電でも買わないと10万には届きませんですよね。ムリムリ。年末に出るとか言う新携帯機購入の足しにしようかな。

 実のところ今日の出撃の本命は「装着変身シザース」だったわけですけど……。あともうひとつ秘密のアイテム。こっちは購入出来たら公開する予定。

 というわけで「メモリーズオフ〜それから〜(以降メモそれ)」のプレイを始めています。とりあえずファーストインプレ。
 フォントが明朝体限定です。演出的な効果を狙ったものでしょうか。見やすさはともかくとしてこうしたこだわりは悪くないと思います。今までフォント選択可能のタイトルで明朝体を選んだのは……「エリュシオン」くらいしかないかな? なんだかんだでゴシック、丸ゴシックがふつうに見やすいんですよね。
 汎用CG(立ち絵)がちょっとびっくりするくらいデカいです。フル画面使ってひとりしか表示しない「サクラ大戦3」並にデカい。しかもそれを横に並べる(笑)。前々から思ってましたが、このジャンルの汎用CGは微妙に小さすぎる傾向があります。どうせヒロインの魅力をどう押し出すかで勝負を決めるジャンルなんだから、大きいに越したことはないはずなのになあ。KIDはここしばらくこの辺の演出的模索を続けているような感じ。「R11」「てんたま2」から冬の吐息の演出も継続使用。
 シナリオ。しょっぱなからやってくれます。二年半つきあってきた彼女に高校最後のバレンタインデーで「最初から好きじゃなかったの」と振られてしまうヤッホー展開。主人公の立ち位置をプレイヤーに印象づけるのには良いやり方です。
 雰囲気的に「メモオフ」っぽいような、そうでもないような……わかんない。「メモオフ」にしては定型にハマりすぎの読みやすいヒロインが並んでるような気がする。それでもそれっぽさも感じるというのは、KID一流の上品さかな? しかし妹キャラの鷲沢縁……

「だってお兄ちゃんの寝顔、かわいかったんだもん。
 うん、つっついたり、なでなでしたりしたくなるよ」

 お前はレゥかー(笑)。はっ、そういえばあのレプリスチックな髪の色……。この「ダメダメ妹なんか要らないよね」的インパクトは結構デカい。やっぱ妹キャラは全ヒロインの中にひとりだからこそ生きると思ったりした。
 なぎなた部の藤原雅は露骨に詩音、鷹乃の系譜を継いだキャラ。ちょっとその色が濃すぎるというくらい。ライバルキャラの存在が単純なキツ目キャラの解凍シナリオを変則化してくれるといいなあ。
 お嬢様モデルの花祭果凛。今回ネーミングセンスが同人くさいなあ。出てきたところで停止してるんで感触は明日以降。
 野乃原葉夜。声優がこやまきみこです。サターン版「YU-NO」でデビューしたんでセガユーザーとしては記憶に残ってるお方。最近では「ハッピー★レッスン」のコスプレ先生が印象的……というかこのキャラそれそのものだー(苦笑)。芸の幅が狭すぎないかこやまきみこ。
 メインの陵いのりの声優は小林沙苗。過去のKID作品では「マイメリーメイビー」の水上鏡を演じた人です。こちらは逆にイメージ全然違う。「サクラV」のジェミニはまた一味違った感じになるんだろうか。
 今のところそこそこ好感触です。やっと全ヒロインそろい踏みしたところで一旦終了。のんびりプレイしてるせいでここまでで3時間もかかってしまった。コンプまでにどんくらいかかるんだろう(笑)。
 弟曰く「メインの娘が妙に地味」だそうな。確かにそうかも。

7月15日木曜日「野球とサッカー」

 今日は野球五輪代表の壮行試合キューバ戦と、キリンカップの国際Aマッチのセルビア・モンテネグロ戦の両方がほぼ同時に行われていました。で、どっちも一応見てみたですよね。そしたらなんというか……野球とサッカーの代表チームの組織力及びそれをバックアップする体制、ついでにチームとしての熟成度が比べ物にならんな、という感じでしたね。いや、野球の方は今回がほとんど初めてなんですから当然といえば当然ですが。
 ですが善し悪しはともかくとして、長年代表チームを作り続け、それを後押しするサッカー協会の体勢。それに合併問題で三文芝居を繰り広げるプロ野球オーナー会の双方を直接比べるような機会になっちゃったからなあ。ファバローズオーナーの「古田? ただの一選手じゃないか。文句を言うヤツは放り出してやる」発言はあんまり。選手が試合してこそのプロ球団なのにオーナーの方がエライと思ってるんだ。いや、実際エライけどさ、選手に対する敬意がない。選手こそが球団にとっての財産だということを知らないでず〜〜っとオーナーやってきたのかと思うと……やっぱ古い人は駄目だわ。
 こんな現状ではストもありえるかもしれない。選手会の方に追い風吹いてるし。つか、コミッショナーより一球団のオーナーの方が権力ある体勢を考えると、プロ球界はまっとうな組織として成り立ってないともいえる。長い歴史、ずっとこのまんまだったということかな。
 試合も選抜チームにしてはお粗末だったなあ。
 さて、一方のサッカーの方。こないだの柳沢のゴールは最高でした。素晴らしい気迫がゴールにつながってました。で、今回のゴールシーンも完璧に裏を突いたなスルーパスでしたね。そこに突っ込めた遠藤もお見事。
 でも正直ホームで歓声の後押しがあったから勝てた試合のようにも見えました。相手のセルビア・モンテネグロ……マジで強かった。ほんとにFIFAランキングなんてあてにならねえな(笑)。
 そんなチームとホームとはいえ渡り合えるチームになってるという意味で、今の日本代表はなかなか強いのかもしれません。

 実は今日PS2のKIDゲー「メモリーズオフ・それから」を買って来ちゃいました。とりあえずプレイするのは明日以降です。もちろんメモカ紛失してるんで、そっちも合わせて購入。ヨドバシだと10%分ポイントついてお得。
 ついでに「仮面ライダー龍騎」のDVD三巻も。中古で3400円ほど、こっちはヨドバシとは別の店でカード使って更に1000円引き。いつも中古を買う際に利用してる店だと特典のカードがきちんと付属してるかどうかで値段が変化するんですが、こっちの店ではどうかわかんないのでバクチ買い。で、カードついてました。ラッキー。3巻2本あったしね。もう片方にもカードついてたという保証はない。

7月14日水曜日「強く、強く、なろうと誓うんだ」

 「詩奈乃キュア2」の続きを書いています。終わりよければすべて良しという風に行きたいものですね。もちろん最終章ですから力も入っています。というか、これが上手くいかなかったらなんのために三年近くもかけて書き続けてきたのかわかりゃしませんし(笑)。
 トータルで文庫本6冊分くらい行きそうだから、仕事しながらにしてはまあまあのペースなのかなあ。これがガチの兼業作家のペースだと遅いんでしょうけど。

7月13日火曜日「SENOBY」

 プライズ目当てに清涼飲料水の「セノビー」を飲みました。毎年この時期になるといろいろとオモシロプライズをつけてくれるんですよね、この飲み物。
 一昨年が大ヒットでいわゆるチョロQ。ついこのあいだまで現役で飾ってました。ちっちゃくて場所取らなかったので……さすがに二年飾ったら飽きましたが(ふつうそれだけ飾れば大抵飽きる)。……あれ、今もよく見たら飾ってあるよ?! こないだ片付けなかったっけな(笑)。ちなみに走らせたことはほとんどありません。
 去年がミニゲーム集。15パズルならぬ8パズルとかそういったヤツ。これもひとつ持ってて、すぐそこに転がってます。私はひそかに15パズル好きで、サターンで発売されてた「エヴァンゲリオンデジタルカードライブラリ」でもこればっかりプレイしまくってたりしました。さすがに友人筋では私が一番速かったですね。でも8じゃな……(笑)。だからひとつしか持ってません。
 で、今年がミニスケボー。カラーバリエーションのみの単一造形だし、こんなん持ってても意味ないじゃん、とかいう向きもあろうかと思いますが、サイズ的にわりとナイスな感触です。ガシャポンサイズのアイテムを乗っけると良い感じ。うーん、ガチャピンのサーフボードがあったらベストだったんだけどな。この手のプライズとしては遊ぶことを前提にしてるのか、結構頑丈ですね。あと2個くらい持ってても良いかな。
 とまあ、毎年楽しませていただいてる身でこういうのもアレですが……あんまし美味しくない(笑)。そのせいかプライズが切れると店頭からもあっさり消えたりする可哀想な飲み物です。

 なぜか「メモそれ」こと「メモリーズオフ〜それから〜」のプレイボルテージが妙に上がって来てます。DCで積んでるゲームが山ほどあるというのに、ここであえてPS2のタイトルに走る理由は無いんですけどね……私がKID信者であるということ以外には。とかいって前作の「想い出にかわる君」もまだプレイしてないのに。早ければ明後日くらいに購入してサクっと始めるのではないかと思われます。
 あ、そうそう、メモカ無くしちゃってるから忘れずに買ってこないとね。

 事象の地平を越えるんだ! と言ったのはジョン・トール。でもこの事象の地平がどこにあるのかわからない人の方が多いでしょう。ちょっと亀ネタになりますが、オールスター第2戦の新庄はまさに事象の地平を越えた存在でした。

 SHINJOはスーパースターである!

 ただのプロ野球選手を越えた存在。それがスーパースター。実力という概念を越えた先にしか存在できない、超越者。新庄を凌ぐ実力を持った選手はいっぱいいる……それでもスター性という一点において新庄に匹敵する者はいない。前々からそう思ってはいたんですが、オールスター戦ではその真価は存分に発揮してくれちゃいました。こんな形で野球というスポーツをひとり舞台にしてのけた人物はちょっといないでしょう。
 ホームスチールに成功して狂喜する映像を見返すたびにこう思います。

 この男は野球を楽しんでいるのではない。
 自分がSHINJOというスーパースターであることを楽しんでいるのだ!

 スーパースターの資質は、偉大なプレイヤーでありながらどこかに子供の感性を残した精神にあるのかもしれません。そういう意味ではあんなに勝ちまくってるのに毎回初優勝したみたいに喜ぶミハエル・シューマッハなんかはスーパーなスターなのかも。
 個人的に日本野球界で新庄以外にスーパースターの資質を持ってそうな人物はあとふたりいると思っています。ひとりは現メジャーの石井一久。もうひとりも現メジャーの野茂英雄。野茂は多くを語らないのに内に秘める炎を隠し切れてないあたりに魅力があります。新庄とは正反対のタイプ。石井はほら、アホでしょ(笑)。新庄を含めた三者に共通するのはプレッシャーに極めて強いことかな。
 現在日本でプレイしてる選手の中(新庄以外)に、スーパースターな人はいないなあと思うんですよね。みんな優等生タイプのマイクばっかりでつまんない。例外は現タイガースの金本くらい? 今回のお立ち台での新庄のコメントはもの凄かった。

「北海道でMVP取るって言ってきちゃいましたけど、正直本当に取れるなんて……思ってましたー!」

 別におかしなことを言えってわけじゃありません。行動が伴わないと意味ないわけで。今回の新庄の場合、明らかに狙って取りにいって、それで取ってのけたのが凄い。また試合展開もそれを不意にしなかった。この辺は運も絡んできますが、運さえ味方にしてしまうあたりがスーパーなスターの実力なのでしょう。
 新庄も野茂も石井も、それぞれ成績を挙げてる人たちですが、それ以上の数多くの伝説を残しています。スーパースターに必要なのは実績以上に伝説なのですよねー♪
 いやほんと、両リーグからトッププレイヤーばかり集まってたった二試合しか行われないオールスター戦、それももしかすると最後になってしまうかもしれない最後の最後のゲームで、スポットを独り占めに出来るヤツなんていないでしょ?

「パリーグじゃなきゃやってなかった」

 うわ、この男は泣かせるツボも心得てる(笑)。

7月12日月曜日「ツッコミレビュー」

 「はにはに」のツッコミレビューを書きました。20kに及ぶ大作になってしまったので、かなーり苦労しましたです。時間もかかりました。これでも充分にツッコめたかというと少し微妙。でも書きたいことはそれなりに書いたつもりです。
 ちなみに思いっきりネタバレな内容になってます。バレ度の高い部分は「オレポケ」同様伏せてみました。そしたら黒い部分が随分増えてしまいました。ページ作るのもめんどくさいよ(笑)。
 「オレンジポケット」「はにはに」とツッコミレビューを書いてますが、今後のプレイタイトルのすべてをツッコミに以降するわけじゃありません。それほど書く意味の無さそうなものは従来のレビュー形式でいくと思います。次にプレイ予定の「モノクロ」or「メモそれ」はツッコミで行くんじゃないかと思いますけど。問題は「メモそれ」の前に「想い出にかわる君」をプレイするかどうかですね。どこ見ても不評なんだよなー、これ。良い話をしてるのは弟くらいで。

 参議院選でしたが……ポストに入ってるはずの投票用紙が見つからなくてスルーしちゃいました。前の選挙に比べて熱意が低かったというのも事実です。テレビのニュースショーでは盛んに年金問題が争点とか言ってましたが、本当に今の日本の現状で年金を争点にするべきなのでしょうか。
 確かに年金問題もクリアすべき大きな問題です。でもこれは長期的な視野で見なきゃいけない問題ですよね。それよりももっと速く取り上げて解決すべき問題が別にあるんじゃないかと……。それについて取り上げてくれる様子が無かったんで、判断にも迷いました。
 前回の選挙は小泉政権にプレッシャーをかけるという意味で野党に票を入れてくれば良かった。でも今回はな……与党以上に野党、民主がアホ丸出しな状況だっただけに……。岡田代表、あの人はちょっとマズすぎる。別の人が代表だったら判断の道もあったかもしれない。
 最近隣近所が恐いもんね。

7月11日日曜日「君のために出来ることが 僕にもまだ残ってるかな」

 「はにはに」を終えたのでこのたびめでたく「詩奈乃キュア2」最終章の執筆を開始しました。一応書き始める前に書かなきゃいけないことをリストアップしてみました。プロットというほどのもんじゃないですけど、長かった話の締めになるので多少は考えておかないといけません。弟にも回収すべき伏線のチェックに関して発注を入れてあるんですが……たぶんまだやってないだろうな(笑)。ゆっくりと確実に進める予定。第六章同様最低でも一週間に一日執筆日をもうけたい感じです。
 でも書き終える前になんかプレイし始めちゃうだろうな。候補はいくつかあがってるけど、さてどうしましょう。「モノクロ」か「それから」か……って、相変わらずKID信者ぶり。

 もうすぐバンダイから「装着変身仮面ライダーシザース」および「SIC仮面ライダーナイト&王蛇」が発売になります。装着の方は龍騎&シザース以降のラインナップがコールされていませんでしたが、ようやくのことで「ナイト&ライア」の発売の報がありました。11月だったかな? 随分間が開きますね。この調子じゃ13ライダー総登場は難しいぞ。とはいえライアが出るのは嬉しいですね。手塚好き〜♪
 「シザース」は買うことに決めてます。写真を見た限りでは本当にR&Mと違和感の無い出来映えです。こうなると高額のタイガはともかくオーディンは欲しくなります。どうしよう。あとリュウガも。
 残りの問題は……飾る場所ですか。玩具は箱から出さなきゃ買う意味が無いと思ってるんで、どこかしら確保しておかないといけません。ボルキャンサーついてこないからなんとかなるでしょう。むしろ問題はSICの方ですね。

7月10日土曜日「はにはに、終了」

 「はにはに」最後に残された美琴ラストシナリオを終了。これにて長かった「はにはに」プレイも完結……ではなくいくつかのシナリオをやりなおしてみるつもり
 やはりアルケミストの追加シナリオは強腕でした。力一杯やってくれました。まさかスタッフロールを三回も見せてくれるとは(笑)。一回目の時は「これで終わり? もしかしてクソ?」とか思ってしまった。
 オリジナルの美琴シナリオはあまりにかわいそうな出来映えだったんで、ちゃんとメインヒロインしてるラストシナリオを作ってもらえたのは良いことですね。意外な展開はまさにラストシナリオにふさわしい……でもやっぱり直樹絡みのアレだけはどうにもならなかったみたいで残念。あそこまでフォローしてれば完璧なラストシナリオだっただけに。でも無理か。私もどう考えてもフォローのしようがないし。一瞬それを見せてくれるかとすごく期待したんだけどなー。重ねて残念。
 残念ではありますが、微妙に琴線に触れる内容でもありました。この辺は感覚的な問題で理屈では語り切れません。久しぶりにサクラ以外のSSを書いてみようかな、と思ったですよ。思った以上、ネタはあります。「キュア2」を残してるんで実際に書くかどうかは不透明ですが。主人公は深野センセイ。
 ところで追加シナリオ無しだと結構クソっぽい作品のような気がしないでもないですね。なんかオーガストは18禁部分に定評のある会社らしいんで、そこがよっぽど良いのかもですね。

7月9日金曜日「つぐみんトップ2」

 「はにはに」既存シナリオを終わらせてフラグを立てて委員長シナリオをプレイしました。なんかボイスがちょっと変? 追加キャラのせいでしょうか。少しくぐもった感じがします。でも他の声優の新録分がおかしいわけでもないし、委員長役の声優の声質のせいなのかな?
 アルケミスト移植による追加シナリオ、実のところオリジナルの制作元ではなくアルケミストが本を書いているという話。これまで「Wind」「プリホリ」で追加シナリオを入れていますが、その印象をひとことで言うと「強腕」。王道的展開と力業で無理矢理畳みかける見ていてすがすがしいパワー溢れる作風です。王道面では「Wind」のラストシナリオ、「プリホリ」のエルアナザーが印象的。力業の方だと「プリホリ」のレイチェルシナリオ。委員長シナリオは後者のタイプに入ります。
 いやあ、すげえすげえ。委員長の印象を覆す嫉妬深く独占欲の強い性格に面食らった人も多いらしいですが(そういえば最終的に5000本ほど売れてるらしい。今の時期なら十分な売り上げだ)、なかなかかっこいい容姿で女の子に優しくお銚子者の久住直樹という主人公の周囲であってしかるべき話だと思われます。むしろ既存のシナリオでそういった話のほとんど無かった方がおかしい。
 すごいのは終盤です。まさかこんな畳み込むような展開を盛り込んでくるとは。あんなのが伏線になっていたとは(笑)。ちょっと気になる点もあるけど、気持ちの良い強引さに免じて忘れることにします。
 続いて柚香シナリオの方も。こっちはオマケ程度の存在で短くまとめられてます。展開にも無理を感じますね。タイプ的には王道かな? でもなあ、これ(笑)。ツッコミどころがあからさますぎるよ(笑)。
 委員長&柚香の追加シナリオの欠点はテキストレベルの低さです。誤字、誤用、脱字が多い。それに増して文体が明らかに変わってて、変。この辺のきめ細かさが作品の完成度を下げています。
 残るは最後の追加シナリオ、ラストシナリオです。ここまで来るのに丸二週間。結構遊んでるな。元は充分取れてるね。

 なぜかタイトルプレートにまたつぐみんを描いてしまいました。こんなの描くのに何時間もかけてるんですよね〜。というか、なんでまた描いたりしちゃったんだろ? そんなつもりなかったのに。

7月8日木曜日「鉄腕DASHI!」

 というわけで昨日の日記に書いた古本売却の結果です。かなり古いもの(「大人になる方法」とかいろいろ)はブックオフへ、わりかし最近のもの(「ラブ★コン」など)は別の買い取りキャンペーン中のところへ持っていきました。合わせて90冊くらいあったんで、さすがに重い&運びにくい。原チャリくらいあれば楽なんだろうけど、運動不足になるのもイヤだから難しい。
 で、2800円+5400円=8200円。
 恐らくブックオフ組の方は一冊あたり高いものでも50円くらいだったと思われます。中途半端に古いからなあ。全部引き取ってもらえただけでも上々です。もう片方はさすがに高価買い取りキャンペーンだけありました。1冊最低でも280円なんで冊数少なくても買い取り金額は鰻登り。それにしても合わせて8200円はすごいね。
 この8200円はあっという間に「仮面ライダー龍騎」のDVD最終巻へと生まれ変わりました(笑)。中古で4500円程度でしたからトータルでプラス。でも装着変身シザースあたりで消えちゃうかな(苦笑)。
 これで手元にある龍騎のDVDは1,2,4,5,6,8,12。相変わらず変則的ですね。今回12巻を買ったのはいよいよ全巻を揃える気持ちを固めたということです。今月中に3巻を押さえる予定。
 あ、そうそう、DVDの他に「QED」の5,15巻も買ってきたんでした。15巻の「デデキントの切断」はいろいろな意味で美しい話です。ミステリ的にも謎の魅力でも作劇的にも優れている。あっさりと読んじゃう人は作劇的なポイントを読み過ごしてしまうんでしょうけどね。でも5巻はあんまり感心しなかった(笑)。
 更に他にキン肉マンのヴィネットをひとつ。こないだ阿修羅バスターをレビューしたアレの中の悪魔将軍&五重のリング集合ヴィネットです。や、かっこいいよ。アシュラマン首回って三面再現出来るし。それにジャンクマンですが、よく見ると誰かに似てる。頑張って思い出してみたらWWEを離脱してNFL挑戦中のブロック・レスナーだった(笑)。

 今日、出汁巻き卵なる料理に挑戦してみました。シンプルにして難しい料理の代名詞みたいなヤツです。なんでいきなりそんなことしてるのかというと、先週に残り物の卵を使って作った卵焼きがかなーりイマイチだったから。やっぱり味を整えるのに出汁は必要なのかなあと考えた次第です。
 ひとり暮らしで出汁に使う食材を買い込むのは難しいので、ちょっとしか入って無くて安い削り節をチョイス。嫌なことに出汁巻き卵を作るために必要な出汁は大さじ一杯だけ。なので残りの出汁を10食198円のインスタントみそ汁の溶き湯に使う。
 やっぱりというかなんというか、上手く形をまとめられません。こればっかりは経験値を稼ぐしかないようです……が、ビックリ。すごい。ちょこっと加えただけの出汁なのに、まるで味わいが違う! こんなに劇的に変わってしまうものなのでしょうか。ちょっとしたエポックメイキングです。今度から卵焼きを作るときは出汁巻き卵で決定ですね。うん。

7月7日水曜日「最強、画竜点睛に欠く」

 昨日の続き。「はにはに」保奈美シナリオ終了してます。
 正直言って、やっちゃったな〜〜、というような感じです。保奈美シナリオは美琴シナリオと表裏の関係にあるみたいなんですが、シナリオ前半のスーパー幼馴染みシナリオと後半の○○シナリオの間の乖離が酷すぎる。これじゃオチをつけるために設定持ってきましたってなもんですわ。
 更に言えばそのオチの付け方が最悪です。茉理、美琴シナリオのオチもどんなもんかなーこれーといったレベルでしたが、それよりも酷い。詳しくはツッコミレビューで書く予定ですけど、簡単に言うと「ご都合主義にもほどがある」というようなものです。やっちゃいけないことをやってしまった……。これで納得するのは単純に保奈美萌えして満足出来た人でしょ。
 ただ、オチに入るまでの部分の破壊力に関しては疑念の余地の欠片もありません。やっぱこれは相当にヤバい。シナリオを越えた魅力がある。男にとって都合の良すぎる甘々シナリオですよ。こりゃもうズッポシとハマりこんでしまうか、そもそもギャルゲーなんてアホらしいと思うか、甘美な誘惑に恐怖するかどれかしかないんじゃないかと思います。私は一番最後の類だな。むしろ

 シナリオがクソで良かった。

 おかげで幾分冷静になることが出来ました。
 さてと、次はコンシューマでめでたく攻略ヒロインに昇格した委員長シナリオです。「プリホリ」を良作に押し上げた追加シナリオであるだけに期待も大きいですよ。……というか追加シナリオ無しで18禁要素抜いた「プリホリ」って実はかなりつまんないんじゃないか……と思ったりもしてるわけですが。

 こないだ整理した漫画と一部の小説を売り払って来ます。結果は明日の日記で報告。

7月6日火曜日「スーパー幼馴染み」

 今月は装着変身「仮面ライダー龍騎&シザース」とSIC「仮面ライダーナイト&王蛇」、ソフビ「オルタナティブゼロ」が発売になります。番組終了して1年半も経過してるというのに今頃になって新製品ラッシュをかけるバンダイの姿勢には大いに疑問がありますが、出ないよりはマシなのでよしとしましょう。
 とりあえず「シザース」と「ナイト&王蛇」を買う予定です。「龍騎」はR&M持ってれば不要なのでスルー。ゆくゆくは装着変身で全龍騎ライダーを出すそうなので、楽しみです。でもシザース以降の情報が入って来ないんだよなあ。ぼちぼち第2弾のライダーが判明してもいいはずなのに。予想では「ナイト&ライア」あたり? ライア出たら絶対に買うですよ。

 「はにはに」保奈美シナリオ進行中。これはヤバいです。かなーりヤバいです。ルックス良し、スタイル良し、学業良し、スポーツ良し、料理部エースで朝起こしに来てくれてネタもさらっと拾ってくれて世話焼きで親公認で、なんといってもほとんど無条件に主人公が好き。ギャルゲーのヒロインとしては無敵のキャラクター。まさにスーパー幼馴染み。はっきり言いましょう。

 こんなモノを求め続けてたら人間駄目になる。

 理想的な女の子とラブラブなシチュエーションを楽しむということでいえば右に出るものはないかもしれません。そんくらいの破壊力を持っています。モノでいえば伝説の藤崎詩織みたいなもん。そりゃ人気投票で一位になるのも当然かと。
 ただなあ、「ギャルゲー的理想」な部分を省いてしまうと後に何も残らないような気がするんだよなあ。今後のシナリオ次第でしょうか。

 明日は七夕です。ネタを考えていますが、実にしょーもないモンだけ思い浮かんでしまいます。書くかどうかもまだ未定。

7月5日月曜日「プリンの妖精」

 せっかく買ってきた「ハリー・ポッター賢者の石」を見る時間がなくて困ってます。まとまった時間があると「はにはに」プレイしちゃうからだけど……終わったら見ましょうかね。「はにはに」の次のプレイ作品はとりあえず未定だし。たぶん「モノクローム」あたりかなあ。わかんないけど。

 「はにはに」の方は順調に結先生シナリオ終了。なんというか、これは……力量に合わせてシナリオ書いてくださいというところでしょうか。変に捻ったせいで難しい話になってしまっています。
 このタイプの話をきっちり伏線張ってこなすのはかなり難しいはずです。私も2〜3やり方を模索してみましたが、そもそも面倒すぎるのでササっとボツっちゃうかもしれません。もしくはプロット段階からやりなおしてまったく別の話にするかどっちかかな。
 この日記ではネタバレ回避してるのえ、もっと詳しい話はツッコミレビューの方で書きますが、内容的にお話にならない美琴や茉理に比べればまだマシかもね。

7月4日日曜日「朝焼け包まれて走り出した〜♪」

 メインライダーが脚本を書かないと面白い「仮面ライダー剣」ってのはいったいなんなんだろう? サブで参加してるライターがぐいぐい物語を動かしてしまっても良いものだろうか? というか、映画はサブで参加してるはずの井上氏が書いたという話、本当なんだろうか。ある意味すごい作品だ。

 「はにはに」ちひろ編終わりました。出勤する直前、ギリギリで終わってくれて良かった。
 気になったのはとても細かい部分。自転車に乗る練習するときにスカートじゃ駄目だろ、とか。学園祭のファイヤーストームでいろいろ燃やしちゃうのは今の規制的にオッケーなんだろうかとか。いや、ほんとに細かいツッコミだな。シナリオ上問題のない部分だ。
 「はにはに」PC版での人気投票の結果はこんな感じ。上から保奈美、茉理、結先生、美琴、文緒(委員長)、ちひろ、恭子先生。ロリキャラの結先生はともかくとして、年上の教師キャラがマジョリティを得られないのは仕方ないのだろうか。一位の保奈美はスーパー幼馴染みだし、茉理は同居してる従妹だからなあ。勝ち目無いか。メインの美琴を軽く凌いでるくらいだし。
 そういう感じでちひろは恭子先生ともども攻略ヒロインでもない委員長にすら負けてるというかわいそうなことになってます。けどお、シナリオ的には下位のこのふたりの方がずっとまとまってて良かったような気がしますよ。これが人気に反映しないってのもどういうもんかなあ。PC版での話だから、エロも絡むってことだろうか。同じアルケミスト移植の「ショコラ」の場合、PCでそれほどファンを得られなかった大村翠がDC版で一気に人気沸騰したというような例もあったりしたし。
 ちひろシナリオは良かったんだけど、典型的なギャルゲーシナリオなんですよね。女の子の方に秘め事とか問題があったりして、主人公がそれを助けているうちに双方に恋心が芽生えて……という。このパターンは使いやすいので非常に多い。すべてのシナリオがこのパターンという作品も少なくありません。「プリホリ」なんかもそうでした。でも安易過ぎる。もうちょい考えたシナリオも見てみたいぞ〜。
 このパターンを外した名作というと「君が望む永遠」を挙げられます。ヒロインを助けるどころか、駄目主人公があえぎにあえぐ内容で作品性を出しているんで、ギャルゲプレイヤー的には好みの分かれる作品。でも萌え記号にあまり頼らないので一般人に理解しやすい面もあります。文学って駄目主人公の葛藤で成り立ってるようなもんだし(偏見)。
 他だと「僕と、僕らの夏」かな。「君が〜」にしても「僕と〜」にしてもシナリオ構築のかなり難しい作品だったと思われます。やっぱりパターンを外そうとするとそれなりの苦労がありそう。いや、それなり程度じゃ済まないか。
 次は結先生編に向かう予定。

 いつも起きて日の出を迎えてますが、今日はとても綺麗な朝焼けを見ることが出来ました。案外なかなか見られないんですよね。なんかちょっと得した気分です。

7月3日土曜日「同姓同名のあの人」

 寝る前にお酒を飲んですっきりと深く眠る作戦、まだ続いています。が、とうとう連勝記録の途切れる時が来てしまいました。また背中痛です。激痛というほどじゃないけど、気持ちよく眠る障害であるのは確かです。飲めば血行が良くなって痛みも退く……なんてことはないのか、残念。仕方ないんでちょこっと外へ出て買い物。缶チューハイを買ってきて、帰宅後また飲む。一日二本飲んだのはこれが初めてです。う〜ん、「カロリ」はアルコール度数4%で低めなのが頂けない。カロリー低いのはいいんだけど。

 「はにはに」ちひろ編に入っています。気になっていた汎用CGの白い部分ですが、どうやらオリジナルのPC版からそういう仕様みたいです。修正しても良い点だったんじゃないかと思いますが、手直しするにはちょこっと面倒だったのかも。こうした素材は出来るだけいじらないようにとのオーガスとの指示もあるのかもしれない。
 ちひろは典型的な内気キャラです。いかにもギャルゲ的なキャラ。でも人気投票では下位に低迷してしまいました。むう、一般のエロゲプレイヤーの嗜好がよくわからん……わからんでもいいか。

 寝る前に変な電話がかかってきました。
「あの、○○中学校で一緒だった○○さんじゃないですか?」
 む、どうやら昔の同級生からの電話らしい。でも中学校の名前が一致しない。というか、うちの近所の中学校の校名のようです。私は横浜の中学に通ってました。どうも同姓同名の別人と間違ったようです。ふむ、そういうこともあるのか。
 どっこい、私の名字は平凡なようで微妙に珍しい方でして、親族以外に同じ名字の人と出会ったことはほとんど無いんですよ。今までの人生で2回か3回か、そのくらいです。確か全国順位で7000位くらいだったかな? ですから同姓同名となると確率は極端に低くなります。佐藤とか鈴木じゃないんだから、同姓同名の人なんていない確率の方がずっと高いくらい。でもいたのか……。少し会ってみたい気もする。
 ただ、確率的にかなり厳しいのでなんかの探りの電話だったんじゃないかと勘繰ってもいます。だいたい8:2くらいで嘘かなーと。どうでもいいけど。

7月2日金曜日「美琴シナリオ終了」

 「はにはに」美琴シナリオ終了。なんか随分時間かかったような気がする……。しかもなんだこれ? いったいどういう話だったのか、最後までわからなかった。というか、ちゃんとオチがついてないじゃん。謎を残しすぎ。他のシナリオで解明されたりするのかもしれないけど、美琴はメインヒロインだぞ。それにしては説明不足過ぎるのでは? これじゃ人気投票で4位になってしまうわけだ。
 でもこれまでクリアした中でシナリオ的に一番良かったのは人気投票最下位の恭子先生なんだよなー。なんというか、微妙にいびつなゲームだ。やはりまとまりでは「プリホリ」の方がずっと良い。ヒロインの良さは甲乙といったとこだけど。
 次はちひろシナリオ行って、結先生から保奈美シナリオへ向かう予定。コンシューマ版の追加キャラは保奈美をクリアする必要があるらしいから、最後になりそう。
 ……あれ、待てよ。そういえば「プリホリ」でも一番良いシナリオはコンシューマで追加されたヤツだったんだっけ……。

 「いきなり黄金伝説」の特番でデブ三人一ヶ月1万円節約生活&よるこ濱口&有野の2泊3日無人島ゼロ円生活を見ました。もともと5つの節約企画から人気投票上位3つだけが放送されるという試みで、次週はtake2東vsふかわりょうの衆人環視ガラスハウス一週間三千円生活放送です。結局芸人の身体を張った企画が女性陣の企画をことごとく押しのけてしまったという形。う〜ん、芸人恐るべし。
 デブ生活はひとりでも厳しい一万円生活を三人でクリアするというもの。もちろん出来るわけありません。結果は失敗。11日目で挫折。食べる量が半端じゃないので、11日まで持っただけでも成功のような気はしますが。それにしても三瓶って本気で料理上手いのね。
 よるこの方は大自然を相手に食べまくる野生児生活を堪能出来ました。というか、やっぱこの企画はこれが面白い。今回で有野も充分に面白いことがわかったし、大収穫です。でも2泊3日50時間は少し短かった。ふたりともほとんど苦労せずに(もちろん頑張っている)クリアしちゃったもんな。5泊6日くらいでも問題なくやれたと思う。惜しい。それにしてもよるこは仲良かったなあ。お笑いコンビは仲悪いってのが定説なのにね。

 今月の日記の背景はようやく三台揃えることが出来た「ライダーマシンクロニクル」の「仮面ライダーアギト」バイクです。アギトのマシントルネイダー、ギルスのギルスレイダー、今回入手してきたG3-Xのガードチェイサー。
 ふつうに回して当てようと思って「タックルのテントローだけは出るな!」と念じてみたら見事にテントローゲット(泣)。全6種のうちガードチェイサー以外は要らなかったので、定価300円のところを400円でバラ買い。
 マシントルネイダーが「クロニクル2」。全部揃えるのにかれこれ一年くらいかかったかな(笑)。

7月1日木曜日「俺の占いは……やっと……外れる……」

 「仮面ライダー龍騎」のDVD6巻を買って来ました。平成ライダーは「剣」で5作目になりますが、その中でも「龍騎」はぶっちぎりに特別の作品です。
 主人公である城戸真司は目線を視聴者と同じレベルのキャラクターです。物語上苦悩することもあるものの、その悩みは視聴者にも共感出来るレベルで、他の仮面ライダーのように改造人間である苦悩、怪人である苦悩だったりはしません。「龍騎」は仮面ライダーとしてのフォーマットからもっとも外れた作品であるといえます。
 が、それだけに他の作品と直接比べることが難しいわけです。「龍騎」が他のライダーよりも面白い傑作だとはいいませんが、少なくとも特別ではある。特異なデザイン、13人もの仮面ライダー、カードバトル、ミラーワールドなどなど、他のライダーではありえない設定ばかり。そんな「龍騎」が私は大好きです。
 今回買ってきたDVD6巻は仮面ライダーライア手塚海之散華編でした。「次に消えるライダーは……俺だ」手塚の名台詞から始まる一連の闘いは燃えまくりです。13人(テレビ版では10人)のライダーの誰でも主役になれる回がある……これが「龍騎」の特徴のひとつでもあります。うーん、良い脚本に恵まれた作品だよなあ、やっぱり。
 この調子で月刊ペースで買っていけば全巻揃えられるな。問題は時期を外しているだけに買えるかどうかだけど。

 「はにはに」美琴編まだやってます。告白シーンがとても良かった。たまにはこういうのもいいでしょ。

 「トリビア」のシモネタに思わず大爆笑してしまいました。こういうのに弱いな〜〜(笑)。