第40回 「往住愛子」(3)
 おっと、ジアース・コックピット内からの中継という予想は当たった模様。ま、パイロットへのインタビュー以上にインパクトのある取材は何かと考えれば、誰しも思い至る結論ではあるのでしょうが。

 しっかし、狩田君は出たと思ったらあっさり死んじゃいましたね(笑)。その死者さえ利用する国防軍ですが、したたかなように見えて結構杜撰なようにも思えます。狩田君をパイロットの一人として発表するということは、彼の言いたい放題の発言内容も追認するということにはなりませんか?
 それに、狩田君をパイロットに加えたところで、コモとアイコがパイロットになってて、しかもジアースの初登場場所が臨海学校の近く、おまけに臨海学校の参加者が数名行方不明になっているという事実は変えられないわけで。臨海学校との接点があることは、誰の目にも明白なままですね。まぁ、臨海学校の他の参加者はただの被害者と解釈してくれる人は増えるかもしれませんが。
 もっとも、このようなことは特対室の面々は織り込み済みと考えるのが妥当かもしれません。少しでも子供たちへの疑念を減らすことができれば何もしないよりマシだし、狩田君の虚言を追認することも、多くの嘘を混ぜ込むことで真実を見えにくくする作戦の一環と解釈できますし。

 んで、今回の敵は溶解液タイプですか。マトリエル……とか言っちゃ駄目ですね(笑)。
 前回の敵に続き、変わった攻撃方法の敵が登場しました。背中の針の数が敵の残弾数を意味するのなら、あと7回攻撃を凌ぎ切ればほとんど勝ったも同然ではないかとも考えられます。ま、もちろんそう簡単にはいかないのでしょうけれど。
 カンジが「戦闘指南は田中さんか佐々見さんを通して」と考えていますが、どうせカメラの向きは変えないという約束なのだから、ボイス・チェンジャーでも使えばカンジが直接戦闘指南できるのではないかと思われます。そういった類の準備を怠ったのであれば、ちょっと勿体無い失態。戦闘に悪影響がなければ良いのですが。
 もっとも、本職の軍人がいるのだから、カンジが戦闘指南するまでもないようにも思われますが、今までの戦闘を見るときっとカンジだからこそ指南できることもあるのでしょう。

 さて、文字通り蝶のように舞い蜂のように刺す「敵」に対し、アイコはどのように立ち向かうのか。そして父と娘とはどのような親子の姿を見せてくれるのか。次回に期待です。


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