授業中睡魔と闘いながら書いた詩です。「眠い」と言う感情の詩的表現だと思ってください。

深淵

眠りに魅せられた僕は
全ての町並みの彩りを忘れ
深い波にさらわれそうな気持ちを
温かさだけ感じる太陽と共に
押え込もうとしていた

光を失った瞳に映るものは
色褪せた思い出と景色だけ
風に逆らって残ろうとしている

道に迷い込んだタビビトに
差し伸べられた手は闇だった
深い底へと続く螺旋の坂を
抗うすべもない僕は
ただ ただ 堕ちてゆくのだろうか