| 注釈 ま行 |
| ミカエリスの階級 |
| セバスチャン・ミカエリス神父が、修道女に憑依した悪魔「バルベリト」から聞き出したといわれる、地獄の階級。それは、偽ディオニシウスの作った「天使の九階級{!}」を直接に模写して倒錯させたものである。このリストには、その階級にある著名なデーモンたちの名前が列挙されている。次は、その悪魔と、霊的に敵対するとされる聖者のリストである。熾天使・・・ベルゼブブ(聖フランシスコ)、ルシファー(洗礼者ヨハネ)、リヴァイアサン(使徒ペテロ)、アスモデウス(洗礼者ヨハネ)。智天使・・・バルベリト(バルナバ)。座天使・・・アスタロト(聖バルトロメオ)、ウェリネ(聖ベルナール)、グレシル(聖ドメニコ)、ソネイロン(聖ステファノ)。能天使・・・カレアウ(聖ビンセント)、カルウェニアン(使徒ヨハネ)。主天使・・・オエイレト(聖マルタン)、ロステル(聖バジルール)。権天使・・・ウェリエル(聖ベルナール)。力天使・・・ベリアス(パウラの聖フランシスコ)。大天使・・・オリウェル(聖ロレンコ)。天使・・・イウウァルト(記述なし)。 |
| 密教 |
| 広い意味では、神秘的な宗教、宗派の全てを指すが、一般としては、大乗仏教の流れの中に生まれた秘教を「空海」が持ち帰り、「真言密教」として体系化されたものを指す。その密とは、人間ひとりひとりは本来、自身の心の内に仏としての悟りを秘めているが、自らの目が開かれないために、それを覆い隠してしまっているという「衆生秘密」。また、真言密教の本尊「大日如来」は宇宙の真理そのもの、宇宙の具現だが、その秘密の数々は俗人にはうかがいしれないという「如来秘密」の2つである。 |
| ミトラ教 |
| ミトラス教とも。ローマ帝政末期に、兵士層を中心に広まった宗教。2元論で、現世的な自我(牡牛)を殺すことで浄化され、天に登って神になることを理想としていた。ミトラは、インド、イラン起源の神で、神秘的な信仰をもたらしていた。ミトラ教としては、太陽と同一視される神の子であって、自ら牡牛を殺して救済される者であると同時に、模範を示して民主を救う者でもあった。この宗教は、キリスト教徒と激しい抗争を繰り返した後、絶滅した。 |
| メタファー |
| あるものを、別のイメージに委託しつつ定義して、探求すること。隠喩。「表現しがたいことを表す」ために意識が用いる詩的装置。こころはイメージ的に推論し、この推論にもっとも近いのが類比やメタファーであるとする前提にユングの考えの多くが基づく。 |