おつきさま 神秘的なかんじでどうぞv
高校3年生、ぼけ、のんびりやさん
みっく 19歳、つっこみ、がんばりやさん

月   :私は見つめている。
     彼の全てを。
     いつか彼が気づくその時まで。
     彼に秘められたその血、その力。
     今は私はただ彼を見つめる。


みっく : 「翔。」

翔   : 「ん〜…?あ、みっく。」

みっく : 「屋根なんかに上ってなにしてんの?」

翔   : 「ん…月見てたんだ。」

みっく : 「月ぃ?」

翔   : 「そ、月。」

翔   : 「さっき、学校から帰ってくるとき、
       ふと、何がある わけでもないんだけど…何気なく暗闇見上げたらさ、
       月が見えて、届くわけないんだけど思わず手を伸ばしたんだ。」

みっく : 「ふーん。」

翔   : 「それで今度は家に帰ってから、上の部屋の窓からまた月が見えたんだ。
       今度はちょっと近くなってる気がしてさ、
       もう一回手を伸ばしたんだけど全然ダメだったんだ。」

みっく : 「それでダメだったから今度は屋根に上ってみたってワケ?」

翔   : 「そうそう(にこり)」

みっく : 「ふ〜ん…」

翔   : 「………さてと!
       そろそろ晩飯の時間だよな♪」

みっく : 「あ、そうそうそれで呼びにきたんだった」

翔   : 「いこういこう♪今日のメニューはなにかな〜?」

みっく : 「カレーだって。」

翔   : 「やた!カレー大好き!!よっ……っと♪(やねからおりる)」

みっく : 「………それで?」

翔   : 「え?」

みっく : 「それで月には手がとどいたのか?」

翔   : 「ああ…それね。
       …届かなかったよ、そりゃ届かないよ、
       宇宙に浮かぶ星のひとつなんだから。」
       ……でも、月は言ってたんだ。
       いつか…もうすぐ、俺のところにおりてくる…ってね。」

みっく : 「はぁん……。
       ま、成功したらおしえてくれや。」

翔   :「あ!お前ソレは俺をバカにしてんのか!!」

みっく :「いやいやいや、そんなことは…。」


月   :私は今日も見つめる。
     間近に迫ったその時まで。
     彼が彼に気づくまで。


もどりりあん。