The End of Sentimental Graffiti
1999年3月14日、広島。奇跡とまで言われたあの流星群の日から1ヶ月が経った。
優 (?)
シャワーを浴び、パジャマに着替えた後、優は普段たまにしか見ない郵便受けの中に、1つの小包が入っているのを見た。その差出人には、金本 信二と書いてあった。
優 「フッ…、キミがこんなもの送るだなんて、珍しいね」
そう言いながら、小包を開けてみた。その中には、一つの小さな箱と、手紙が入っていた。優はベッドに仰向けになり、手紙を読んでみた。
優へ
元気していますか?僕は元気しています。
えっと…、こういうときにどう書いたらいいか、よくわからないけど、文章、変だったら、ゴメン。
小包の中に小さい箱が入っていると思うけど、それ、バレンタインのお返しだから。でも、優と一緒に見たあの流星群と比べると…。でも、受け取ってくれるよね。
いつ、また東京来ますか?。でも、優のことだから決めてないと思うけど…
優 (!!)
手紙を読んでいる途中だった。優は血相を変えて飛び起きた。読みかけの手紙を残して、急いで着替える。明らかに、いつもの優の表情ではなかった。
優 (なにか、嫌な予感がした。気のせいなんかじゃない。早く、早く行かないと…)
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