第9回ジャパンダートダービー(大井・2000m)
3歳クラシック戦線。これは中央のみならず各地方競馬の地区ごとにも開催され、毎年その地区王座を巡り、3歳馬たちが覇を競い合うのである。交流重賞のスタートとともに盛岡でクラシックダート王決定戦、ダービーグランプリが開催。秋のGI戦線開幕を告げる9月の盛岡で熱戦が繰り広げられていた。しかし、春から夏の間にかけて行うものこそがダービー。そこで99年、もう一つのクラシックチャンピオンの座をかけ、ジャパンダートダービーが誕生。中央、地方からクラシック戦線を戦ってきた強豪馬が、ナイター競馬のメッカ、大井競馬場に集結する。
コースとなるのは大井競馬場。外回り4コーナーの立ち上がりからのスタートとなる。ちょうどスタンド前でのスタートとなるため、場内の大声援と、まばゆいばかりのカクテル光線を浴び、ホームストレートを駆け抜ける。地方競馬場の割に直線は約400mと長く、差し馬が届くと言った展開もあるが、やはりダート競馬は先行馬が有利だ。
ユニコーンSを勝ったロングプライドが3歳になってからの統一重賞ウィナー唯一のエントリーで、ここでは抜けた存在か。地方勢では各地のダービー馬が4頭参戦。意地とプライドをかけ激突する。
| 第9回ジャパンダートダービー結果 |
| 7月11日 |
大井競馬 |
第11競争 |
ダート |
外・2000m |
|
曇 |
不良 |
| 着順 |
馬番 |
馬名 |
性別・年齢 |
所属 |
騎手 |
ひで |
天野 |
着差 |
| 1 |
14 |
|
牡・3 |
船橋 |
今野 |
△ |
▲ |
2:02.9 |
| 2 |
10 |
|
牡・3 |
川崎 |
戸崎 |
△ |
△ |
2
1/2 |
| 3 |
1 |
|
牡・3 |
栗東 |
武豊 |
◎ |
◎ |
4 |
| 4 |
9 |
|
牡・3 |
美浦 |
柴田善 |
|
|
2
1/2 |
| 5 |
12 |
ディオスクロイ |
牡・3 |
美浦 |
後藤 |
▲ |
|
3/4 |
| 6 |
3 |
|
牡・3 |
栗東 |
内田博 |
|
|
4 |
| 7 |
6 |
ブルータブー |
牡・3 |
北海道 |
服部 |
☆ |
|
1
3/4 |
| 8 |
11 |
|
牡・3 |
船橋 |
山田信 |
|
|
アタマ |
| 9 |
7 |
|
牡・3 |
愛知 |
尾崎 |
|
|
1 |
| 10 |
5 |
|
牡・3 |
船橋 |
石橋駿 |
|
△ |
1/2 |
| 11 |
16 |
|
牡・3 |
兵庫 |
田中学 |
|
|
7 |
| 12 |
2 |
|
牡・3 |
笠松 |
尾島 |
|
|
3
1/2 |
| 13 |
13 |
|
牡・3 |
愛知 |
吉田稔 |
|
|
3 |
| 14 |
8 |
|
牡・3 |
佐賀 |
山口勲 |
|
|
9 |
| 15 |
15 |
|
牡・3 |
栗東 |
福永 |
|
|
8 |
| 16 |
4 |
|
牡・3 |
大井 |
鈴木啓 |
|
|
4 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
逃:エイシンイッキ 前半1000m 60.0 上り 4F 50.4 3F 37.7
スタートで出遅れたのはマイネルアワグラス。これで中団より後ろでの競馬を余儀なくされてしまった。道中、フリオーソは2番手、アンパサンドとロングプライドは中団からレースを進める。逃げたエイシンイッキを3コーナー手前で捕らえたフリオーソがそのまま先頭で直線へ。3コーナーからこれに競りかかっていったトップサバトンは直線失速。アンパサンドとロングプライドが追い込みをかけるが前が止まらない。押し切ったフリオーソが2つ目のタイトルを獲得。JBCでの古馬勢との対決が楽しみになった。