真の実力を試すとき

第68回菊花賞(京都・芝3000m)

 

 3歳クラシックの最終関門。淀の坂越えを2度、3000mの距離は、まさに真の実力を試すにふさわしい舞台。これまで数多くの名場面、名シーンを生んだこのステージで、21世紀はどのような名勝負を繰り広げられるのか?。

 コースとなる京都競馬場は右回り。向こう正面の中程からスタートする。勝負所はなんと言っても外回り3コーナーの坂。2度目の坂は、力無く馬を振り落とす最大の試練。この試練にうち勝ってこそ、3歳最強の座を得ることができるのだ。

 ダービーを牝馬のウォッカに獲られ低レベル化が懸念される今年の3歳牡馬戦線。神戸新聞杯を勝った2歳王者ドリームジャーニーは血統的にも魅力十分だが、セントライト記念を勝った4戦4勝馬、ロックドゥカンブはニュージーランド生まれで55kgと言う点でも見逃せないところだ。

第68回菊花賞結果
10月21日 京都競馬 第11競争 芝・外 3000m
着順 馬番 馬名 性別・年齢 所属 騎手 ひで 天野 着差
1 10
アサクサキングス
牡・3 栗東 四位   3:05.1
2 12
アルナスライン
牡・3 栗東 和田     アタマ
3 4
ロックドゥカンブ
牡・3 美浦 柴山 1 1/2
4 5
エーシンダードマン
牡・3 栗東 角田   1 1/2
5 16 ドリームジャーニー 牡・3 栗東 武豊   1/2
6 17
ホクトスルタン
牡・3 栗東 横山典 1/2
7 13 ローズプレステージ 牡・3 栗東 秋山   × クビ
8 11
フサイチホウオー
牡・3 栗東 安藤勝     1/2
9 7
タスカータソルテ
牡・3 栗東 福永     クビ
10 1
ヒラボクロイヤル
牡・3 栗東 武幸   クビ
11 6
コートユーフォリア
牡・3 栗東 川田     1 3/4
12 14
デュオトーン
牡・3 栗東 藤田   1 1/4
13 3
ブルーマーテル
牡・3 美浦 田中博     1/2
14 9
サンツェッペリン
牡・3 美浦 松岡     1 3/4
15 8
マンハッタンスカイ
牡・3 栗東 小牧   クビ
16 18
ヴィクトリー
牡・3 栗東 岩田     6
17 15 ベイリングボーイ 牡・3 栗東 渡辺     9
18 2
ウエイクアイランド
牡・3 美浦     1 1/4

逃:ホクトスルタン 前半1000m 60.7 中盤1000m 63.6 上り 4F 48.2 3F 36.2

 

 スタートで出遅れたのはデュオトーンとドリームジャーニー。まずはマンハッタンスカイがハナに立つが、4コーナーではホクトスルタンが先頭に立つ。ヴィクトリーは3番手、ロックドゥカンブは中団、ドリームジャーニーは最後方からレースを進める。坂の下りから徐々に後方の馬が進出を始めるが、4コーナーで2番手まで上がってきたアサクサキングスがホクトスルタンを猛追。残り200mでかわすと、アルナスラインの追撃を振り切った。牝馬に負けたとは言えダービー2着馬のアサクサキングスが、3歳牡馬戦線をこれで名実共にリードする形となった。

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