マイル王決定戦

第24回マイルチャンピオンシップ(京都・芝1600m)

 

 昔は短距離馬にとっての晴れ舞台といえば、春に行われる安田記念だけだった。近年、競馬のスピード化が要求されるようになり、秋にも短距離のGI競争が設けられるようになった。春先開催だった(このころはまだGII)スプリンターズSを暮れのGIに、そして11月にマイルチャンピオンシップの新設。これにより秋の舞台は、短距離馬にとっても勝負の時期となった。

 コースとなるのは京都競馬場。2コーナー奥の引き込み線からのスタートとなる。スピードは当然、スタミナも要求され、3コーナーの坂では、騎手の駆け引きが求められる。マイルチャンピオンの座は、簡単には手中に収められない。

 混戦の富士SとGI実績馬の復活となったスワンS。これが昨年王者ダイワメジャーに挑む形となるか。天皇賞2着のアグネスアーク、3着のカンパニーも見逃せないところだ。

第24回マイルチャンピオンシップ結果
11月18日 京都競馬 第11競争 1600m
着順 馬番 馬名 性別・年齢 所属 騎手 ひで 天野 着差
1 8
ダイワメジャー
牡・6 美浦 安藤勝   1:32.7
2 7
スーパーホーネット
牡・4 栗東 藤岡祐     クビ
3 11
スズカフェニックス
牡・5 栗東 武豊   1/2
4 12
アグネスアーク
牡・4 栗東 藤田 クビ
5 9
カンパニー
牡・6 栗東 福永   1 1/4
6 3
キングストレイル
牡・5 美浦 岩田   1 3/4
7 2 エイシンドーバー 牡・5 栗東 ルメール     1/2
8 17
ベクラックス
せん・5 米国 ムーア   クビ
9 14
ピンクカメオ
牝・3 美浦 四位 クビ
10 4
マイネルシーガル
牡・3 美浦 後藤   ハナ
10 15
ジョリーダンス
牝・6 美浦 川田     同着
12 6
フサイチリシャール
牡・4 栗東 ペリエ     3/4
13 10
トウショウカレッジ
牡・5 栗東 池添     クビ
14 1
コイウタ
牝・4 美浦 吉田隼 ×   3/4
15 18
サンバレンティン
牡・6 栗東 角田     クビ
16 13
ローレルゲレイロ
牡・3 栗東 和田   1/2
17 16 ピカレスクコート 牡・5 栗東 秋山     6
18 5
ローエングリン
牡・8 美浦 武幸     大差

逃:ローエングリン 前半800m 47.4 上り 4F 46.3 3F 34.7

 

 出遅れは無く全馬スムーズなスタートを切る。先団は乱立しかかるが意外とペースは落ち着く形となる。ダイワメジャーは3番手、一方アグネスアークは中団より後ろ、カンパニーは後方集団からの競馬。3−4コーナー中間でフサイチリシャールが先頭に変わるが、じわりじわりとダイワメジャーが接近。マイネルシーガルと共に直線入り口で前を捕らえる。ここからダイワメジャーは自力の違いを見せ付ける。この2頭を振り切ると外からスーパーホーネットが接近。抜ける末脚で前を捕らえるかと思われたが、ここで底力を発揮し、クビ差退け連覇を達成。自身GI5勝目と共に、史上4組目の兄弟による2週連続GI勝ちの快挙を成し遂げた。

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