世界決戦・ダート王決定戦

第8回ジャパンカップダート(東京・ダート2100m)

 

 ダートのGIと言えば中央ではフェブラリーSがあるが、東京1600mのスタート地点は芝の上にあり、スタート後50mは芝の上を走らないといけない。これでは真のダート王とは呼びづらい。そこで近年、香港カップに世界的人気を取られつつあるジャパンカップがダートのGIを新設。ダートGIでは国内最高の1億3千万円の優勝賞金をかけ、国内外のダート自慢を集結。ここにダートでの世界大戦が実現した。

 舞台となるのは東京競馬場。2100mのスタート地点はホームストレートの中間ぐらい。コース改修により直線が長くなった新コースで、これからどのようなレースが展開されるのか。

 先日のJBCクラシックを圧勝したヴァーミリアンがここでもその強さを発揮するのかに注目が集まる。昨年の勝者アロンダイトは故障で姿が無いが、海外招待もあり、3歳勢も侮れないだけに難しいレースとなりそうだ。

第8回ジャパンカップ・ダート結果
11月24日 東京競馬 第11競争 ダート 2100m
着順 馬番 馬名 性別・年齢 所属 騎手 ひで 天野 着差
1 7
ヴァーミリアン
牡・5 栗東 武豊     R 2:06.7
2 11
フィールドルージュ
牡・5 栗東 横山典     1 1/4
3 1
サンライズバッカス
牡・5 栗東 安藤勝     3 1/2
4 8
メイショウトウコン
牡・5 栗東 武幸     1 1/4
5 6
ワイルドワンダー
牡・5 美浦 岩田     クビ
6 12
ドラゴンファイヤー
牡・3 美浦 田中勝     1 1/4
7 13 ブルーコンコルド 牡・7 栗東     1 3/4
8 2
スチューデントカウンシル
牡・5 米国 ミグリオーレ     2 1/2
9 10
ワンダースピード
牡・5 栗東 小牧     クビ
10 4
フリオーソ
牡・3 船橋 内田博     2 1/2
11 14
フサイチホウオー
牡・3 栗東 ペリエ     大差
12 15
ジャックサリヴァン
せん・6 英国 アハーン     1 3/4
13 9
エイシンロンバード
牡・5 栗東 福永     クビ
14 16
ボンネビルレコード
牡・5 美浦 柴田善     クビ
15 3
キャンディデート
牡・5 英国 ムーア     2 1/2
16 5
カフェオリンポス
牡・6 美浦 後藤     10

逃:エイシンロンバード 前半1000m 59.0 上り 4F 49.3 3F 37.0

 

 スタートでドラゴンファイヤーがやや立ち遅れ、後方からの競馬となる。ブルーコンコルドが積極的に先行する展開の中、スチューデントカウンシルがそれを見る形。ヴァーミリアンは中団やや後ろ、ドラゴンファイヤーはその更に後ろからの展開。直線入り口で先頭に立ったのは2番手追走のキャンディデート。しかし速い展開となったこのレース、先行馬は総崩れとなってしまう。ワイルドワンダーがそれをかわし、フィールドルージュも接近。この内ラチ沿いの攻防を尻目にヴァーミリアンが末脚を発揮。フィールドルージュが競り合いをものにしたころには、外から違う脚で追い込み相手にしなかった。世界再挑戦への足がかりを築くレコード勝ちでGI3勝目を飾った。

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