世界決戦・頂点を極めるのは?

第27回ジャパンカップ(東京・芝2400m)

 

 世界に通用する馬を作るため、日本で初めて外国馬・地方馬が参加できるレース。最初のうちは外国馬の強さに、黒船来航のようなショックを受けたが、これに目覚めた日本のホースマンは強い馬を生産。JRAも世界各地から強豪馬をそろえ、今でも語り継がれるホーリックスvsオグリキャップの世界レコード決着など含めた数多くの名勝負を生んできた。府中今年最後のドラマは、どう言うシナリオが用意されているのか?

 舞台となるのは東京競馬場。2400mのスタート地点は直線坂の途中。世界を転戦するスターホース、スタージョッキーの競演が、新しくなった東京競馬場で、どのような戦いの歴史を積み上げていくのか?

 天皇賞春秋連覇を達成し、改めてその強さを見せ付けたメイショウサムソンが日本勢の総大将となるだろう。海外からは久々の超大物、今年のキングジョージと凱旋門賞の覇者ディラントーマスが登場するかと思われたがよもやの回避。海外勢は香港国際競争を見据えた馬の取捨が重要になりそうだ。

第27回ジャパンカップ結果
11月25日 東京競馬 第10競争 2400m
着順 馬番 馬名 性別・年齢 所属 騎手 ひで 天野 着差
1 4
アドマイヤムーン
牡・4 栗東 岩田     2:24.7
2 2
ポップロック
牡・6 栗東 ペリエ     アタマ
3 10
メイショウサムソン
牡・4 栗東 武豊     クビ
4 11
ウオッカ
牝・3 栗東 四位     1
5 18
デルタブルース
牡・6 栗東 川田     1 1/4
6 5
チョウサン
牡・5 美浦 横山典     クビ
7 7 ペイパルブル 牡・4 英国 ムーア     2
8 8
アルティストロワイヤル
牡・6 米国 タラモ     3/4
9 12
フサイチパンドラ
牝・4 栗東 藤田     クビ
10 9
インティライミ
牡・5 栗東 佐藤哲     1 1/2
11 16
サデックス
牡・4 独国 ムンドリー     アタマ
12 1
エリモハリアー
せん・7 栗東 武幸     1/2
13 3
コスモバルク
牡・6 北海道 松岡     3/4
14 14
ドリームパスポート
牡・4 栗東 安藤勝     1/2
15 15
ローゼンクロイツ
牡・5 栗東 藤岡祐     1
16 13
ヒラボクロイヤル
牡・3 栗東 後藤     5
17 17 ハリカナサス 牡・3 英国 ホランド     3
18 6
ヴィクトリー
牡・3 栗東 ルメール     7

逃:チョウサン 前半1000m 60.1 上り 4F 46.5 3F 34.3

 

 ペイパルブルがやや出遅れるものの、ほぼ揃った綺麗なスタートを見せる。チョウサンがハナを奪う展開となり、メイショウサムソンはちょうど真ん中、インティライミは後方集団、ウオッカはしんがりからと人気上位は後方からレースを進める。直線に入っても逃げ粘るチョウサンに先行したコスモバルクとフサイチパンドラが迫るが抜くに至らない。しかしそのすぐ後ろにいたアドマイヤムーンが抜け出し先頭に。ようやく坂の上でポップロック以下が急接近するも、アドマイヤムーンが持ちこたえ混戦を征した。宝塚記念に次いでGI3勝目となったが、残念ながらこのレースで引退となった。

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