angemain page

さくら


 ようやく見つけた彼女は、降りしきる花びらの中で眠っていた。
そんな彼女に微笑み、顔にかかった髪の毛を払った。
逃げられるとでも思ったのかい?
この僕から?
「到底無理な楯談だったんだよ」
呟いた僕に、返事すらしない。
まだ暖かい、花びらと同じ色の唇に触れてみた。
端から零れ落ちる、ねっとりとした生ぬるい感触に、僕は身震いをした。
絡みつく花びら。
赤く染まったそれを口に含んで、噛み潰した。
そんな僕を、彼女の優しい瞳が映していた。
さあ、誓いのキスを交わそう。
これから君は、永遠に僕のものだから。
「愛しているよ、アンジェリーク――」


あとがき
初めてのダーク作品です。
が……何なんでしょうね、これ(苦笑)。
自分で書いていて、自分でもよく分からないとはー・・。
ただ仕事中にワードにして(仕事で使うの)はエクセルのみ)、パカバカ打っていただけです、
ハイ;
しかもダークにする予定全くなしだったんですけど、いつの間にか出来上がっていました。
……しかし、これをダークと呼べるかどうかも疑問なんですが。
そして季節外れも甚だしいですね〜。
もう秋なのに「さくら」って(笑)。
本当にもう謝るしかありません;
すみませんでした〜!!(脱兎)


『さくら』でした。
さあ、これは皆さんそれぞれの感性に任せてみるストーリーですねー。
私は既に、アンジェリークは<完全に>セイランのものになってしまったと…思ったんですが。どうでしょう?
ダークなセイラン…私のツボですー!!ふふふふふふふ。

『ガラス玉』も、お楽しみください。

angemain page