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イベントカードを極める


★イベントカードの有用性

 天空のレストラン1戦において、イベントカードがどれくらい引かれるか知っているだろうか? ゲーム開始から終了までは7時間。これは全プレイヤーがフィールドを7周する時間である。概ね1戦1人1回どこでもワープを引くので、1プレイヤーは1戦でマップを約8周することになる。マップ上のイベントカードマスは2つ。感覚としては、通過する際に大体誰か一人が約1回止まっている。これを統合して考えると、1戦においてイベントカードは各約4枚、全体で約16枚が消費されると推測できる。全体の約半分は消費されるのだ。

 イベントカードは未来、現在、過去の3つに分けられ、各12枚の計36枚がある。それぞれ概ね傾向として分けることができ、プレイヤーには選択の自由が存在する。場の状況を見て、的確に判断して選択しているだろうか? 既にどのカードが引かれ、何が残っているか考えて引いているだろうか? イベントカードは絶妙なバランスを持っている。ケース次第で非常に大きな武器になったり、ただのゴミカードとなったりするものが多い。狙ってカードを引く、それは勝利への重要なプロセスである。

★イベントカード「過去」

過去1−タイムスリップ
時間が30分戻る。終盤にもう少し時間があれば最高テーブルなどで逆転ができる場合のみ、狙って引く価値が生まれる。

過去2−間違っていた履歴書・利き腕編
利き腕が逆になる。拠点にしたいギャルソンの近くに他人の拠点が来た場合、積極的に狙って戦闘を回避したい。

過去3−間違っていた履歴書・弱点編
弱点がランダムで変わる。拠点ギャルソンの弱点料理が貧弱な場合、弱点料理が作られた場合にはすがっても良い。

過去4−間違っていた履歴書・経歴編
当たればどんな場合でもまず幸せになれる。狙って引くカードではない。

過去5−間違っていた履歴書・本人編
状況にもよるが、利き腕編、弱点編を合わせた価値のあるカード。上記の状況なら狙える。

過去6−清潔の嵐
不潔食材が除去される。狙うのは最強料理、最高テーブルを左右する不潔食材が入った料理がある場合だけで良いだろう。

過去7−入っていたハエ
価値なし。運良く他人の高額料理に入ればラッキーだが、まず闇料理に入って不発に終わるだろう。

過去8−思い出のレシピ
価値なし。レシピが変わること自体が稀。

過去9−昔のMP
当たればかなり有利に。MP不足でジリ貧になったときは狙っても良い。

過去10−料理の記憶
価値なし。むしろシェフのレシピ転換の邪魔になり、困る。

過去11−誰なのワープ
ワープできる場所が3ヶ所しかなく、状況によっては悪いカードかも。王様前で引くと非常に困る。

過去12−会心の盛り付け
最高料理を引っ張るチャンス。いつ引いても嬉しいカード。

 以上を見ても分かるように、ギャルソンの状態を変えられるカードが過去の一番の特徴。本人編の存在もあり、12枚中2枚づつ、向き、弱点を変えられるカードが存在するわけである。拠点となるギャルソンの寝返り、バトルでの敗北はそのままゲームの負けへと直結する。ギャルソンに不安がある時は過去を狙いたい。いつ来てもプラスになるカードが3つあり、イメージ以上に使いやすい。
 ここでのマイナスカードは料理の記憶。これを引いてしまうと、偽装リーチからのレシピ転換が思い通りに行かないことが多くなる。数多いマイナスカードの中でも特に引きたくない一枚なだけに、残り枚数には気を配っておきたい。

★イベントカード「現在」

現在1−とつぜんホリデー!
価値なし。いきなり休日になるだけ。いいこと何もなし。

現在2−はらぺこワープ!
食事ができるマスへのワープができる。前半は王様前のギャルソンへ、後半は自分の拠点の強化へととにかく使える。

現在3−まんぷくワープ
食事をしないマスへのワープができる。サラリー狙いで、手前の空いてる食材マスか、直前のマダムブーでMP補給という使われ方が多い。

現在4−運命のサイコロ・青春編
1〜6のサイコロで出た目進める。その先に巨大テーブルがないかには注意。

現在5−運命のサイコロ・望郷編
1〜6のサイコロで出た目進める。特定ステージではものすごい効力を発揮。こちらも巨大テーブルの存在には注意。

現在6−ギャルソンがずる休み
選んだプレイヤーのギャルソンからランダムで一人が休日という、実に意味のないカード。

現在7−料理のお引っ越し
料理の入れ替えができる。序盤の拠点が少ない時期には、裏目に出ることもあり注意。

現在8−ギャルソンが駆け落ち!
自分のギャルソンと選んだ相手のギャルソンが数ターン休みになる。これもほぼ思い通りにはならず、価値は低い。

現在9−ギャルソン虎の穴に入門!
ギャルソンの戦闘能力を30%上げられる。拠点にかぶせると安心できる。

現在10−料理GET!
500、1000、1500Gのどれかのケーキが手に入る。なぜか真ん中を選ぶと500Gの場合が多い気が。

現在11−わたせるチャンス!
手持ちの料理を好きなギャルソンに渡すことができる。ゲーム終盤では大きな意味を持つカード。

現在12−スカ!
意味なし。価値なし。何もなし。

 現在の一番の特徴は、2つのワープカードに運命のサイコロという進行形カード。手数が重要となる序盤に引いてアクション回数を増やして行きたい。特にワープの存在は王様から遠いイベントカードにおいて力強い。また運命のサイコロ・望郷編はスピリットロードの王様直後、ヴァルハラ宮殿の王様直後のマスにおいて引くと、目によっては戻る過程そして進む過程と2度も多くサラリーを引くことができる。該当個所では必ず現在を引きたい。
 現在は大きなマイナスとなるカードはない。いきなりホリデー!は場合によっては非常に困るが、全体的に大当たりも大外れも少ない安定志向となっている。ギャルソン虎の穴、料理GETといったカードが最大限に活かされる、序盤から中盤にかけてお世話になるのがベストであろう。

★イベントカード「未来」

未来1−ディナー宝くじ
ディナー宝くじが開催される。場にお金が落ちるくらいしか価値がない。

未来2−無料お食事券プレゼント!
1度の支払いを無料にできる。終盤まで大切に持っていたい一枚。

未来3−大予言 第1節
恐怖の大王が来る。6660G使い切るまで帰らず、ゲームの進行が遅くなる。そのイベントマスの近くに拠点がある場合くらいしか役に立たない。

未来4−大予言 第2節
カードを引いてから3品目の完成料理に髪の毛が降る。高額料理を作っている際は注意。

未来5−大予言 第3節
次に誰かがサラリーをもらった瞬間にイナゴが降る。処理に手間取らないよう鍋の扱いには気を付ける。

未来6−大予言 第4節
30分後に松坂牛が降る。時間を確認し、勝負食材に備える。

未来7−大予言 第5節
3人目のギャルソンが雇われた時伊勢エビが降る。皆の鍋の状態を考え、ギャルソンの配置する。

未来8−鋼鉄の台所
45分間のハイラーン状態に。あと何分で切れるかの報告がなくなるので注意。

未来9−食材わしづかみ!
市場マスに二回止まった効果が得られる。基本的にはありがたいが、レシピ変化を踏まえた勝負手では、他人に入れることしかできない場合も。

未来10−リザーブチャンス!
1ヶ所に他人のギャルソンを置けなくする。拠点のテーブルの前後を固めるか、他人の拠点に空白を作るか、どちらにせよ非常に有効。

未来11−禁固15分の刑
15分動けなくなる。これは1〜2ターンに相当。目覚め前では絶対に引きたくないが、4時を過ぎた終盤で決め手がない場合にむしろ有効に働く場合もある。

未来12−サイコロ アゲインカード
文句無しの最高のカード。勝負食材を引いたらこれを使って2品リーチに持ち込め。

 未来は3枚の超強力カードに尽きる。無料お食事券、鋼鉄の台所、サイコロアゲインの3つは状況を問わず非常に有利になる。他にもリザーブチャンス、食材わしづかみの2つもそれなりの有効性を持ち、全体的に当たりのレベルが高いのが特徴である。リザーブチャンスは使い方次第で攻めるもよし、守るもよしで地味ではあるが魅力的な1枚だ。
 大予言の5つは面白いカードであるが、皆に平等に同じ状況が訪れる諸刃の剣。しっかりと条件を覚え、物が降ってきた時の対策を練りたい。高額食材の2つの場合は、運良く2品リーチに持ち込める食材を準備できたら最高である。
 しかし、未来には大きな落とし穴、禁固15分の刑がある。これは特に序盤に出ると大きく躓き、明らかに出遅れるので警戒したい。シェフの目覚めまでは未来を引くのはお勧めできない。中盤、取り立てて狙いたいカードがない時には、とりあえず未来を引いておいて問題ないであろう。

★状況に応じてどれを選ぶか

 ここからは、逆にケースに応じてどれを引くべきかを考えて行きたい。

◎序盤
過去はまず、効力を発揮できない履歴書シリーズがあるのであまり引きたくない。序盤は手数勝負、イベントマスに止まった1回分を補うためにも進行形の多い現在を引きたい。特に王様から遠い場所での現在は、ワープによりサラリー速度が上がるかもしれないという大きなメリットがある。未来の強力カードが序盤からあると助かるが、禁固15分という大きなリスクも負うので積極的に手は出せない。基本的には現在>未来>過去の順で引いていきたいところだ。

◎中盤(拠点をしっかり定められて、有利な場合)
自分が優位に立っているときには、下につけいる隙を見せてはいけない。特に天空のレストランは1食材の見逃しが後々になって効いてくる場合が多く、チャンスは極力摘み取りたい。未来の強力カードが引きたいのは間違いないのだが、大予言の高額食材の降臨は下に浮上のチャンスを与えてしまう。じっと我慢し、過去でギャルソンの整備か、現在で手数を増やして地道にリードを広げるのがいいだろう。基本的には、大きなリスクがない現在で地盤を固めたい。

◎中盤(序盤に出遅れ、不利な場合)
このゲームにおいて序盤の出遅れは非常に大きい。それを取り戻すためには、積極的に大型料理を狙うため未来を引くしかない。サイコロアゲイン、鋼鉄の台所からの一発を狙う。大予言も使い方次第で大きな武器になる。よほど既にいいカードがめくられていない限り、未来を選んで問題ないだろう。未来が無い場合には、現在で手数を増やしに行くのが妥当か。

◎終盤(このままなら勝てる場合)
終盤で優位な状況なら、あまり動くことなく5時を迎えたいものだ。よって、現在は基本的には避けたい。過去か未来かの選択となるが、未来の禁固15分の刑、過去の昔のMPは逃げ切りには非常に役立つので、残りを考えて選びたい。ただし、過去のタイムスリップが引かれているかには注意。残っているなら過去は自重した方が良い。主に未来を引くことになるだろうが、この時期になると高級食材が降っても、しっかり他人の鍋を闇に葬れば良い。

◎終盤(まだまだ逆転が狙える場合)
この場合こそがイベントカードの真骨頂。まず、最高テーブルはイベントカードによりボーナスに手が届くかを考える。可能性があるなら迷わず現在だ。わたせるチャンス、料理のお引っ越し、はらぺこワープの3枚を狙いテーブル強化を狙いたい。それが難しいなら未来の鋼鉄の台所、サイコロアゲインカードで最高料理をひっくり返しに行こう。残り十分を切ってるなら、イベントカード狙いの☆ダスという最終手段も忘れずに。

◎終盤(とりあえず5時まで生存したい場合)
生きるために必要なもの、それはまずMP、そして支払いを減らすこと。これには過去の昔のMP、未来の無料お食事券、禁固15分の刑が非常に有効になる。残っている方を選びたい。現在は余計に進んで残念なことになる場合が多いので避ける。また、未来のディナー宝くじも延命に役立つことがある。耐えていれば3位が転落してくるかもしれない。他力本願ながら、1分でも長く生きるために未来、過去を引きたい。

★まとめ

 以上に述べたように、天空のレストランにおいてイベントカードは十分武器になり得る。臨機応変にカードを選び、他人につけいる隙を見せない、墓穴を掘らないことが勝利への近道となるのだ。引く前に考える。考えて引いてこそ、イベントカードの真価が発揮される。


(文章:KOHI-)
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