目的地の様子 GM「それでは、次はウィザードであるリューンとアフラーの番」 プレイヤーB「はい」 GM「ピールでは、力があればあるほど塔が高いのだが、君たちの師匠、 カラさんの塔は以外と高い。八十メルーぐらいはある」 プレイヤーB「力あるんだなぁ」 GM「…では、始めに、1Dふって偶数だったらアフラー、奇数だったら リューンになってもらおう」 るっぱー「頼む。リューンになってくれっ」 リューンとアフラーは同一人物、つまり二重人格です。そして、互 いを認知していません。 さらに、どうやらアフラーは、るっぱーにとって良くない関わりが あるようです。 プレイヤーB「(コロコロ)……偶数(笑)」 るっぱー「………(乾いた笑い)」 GM「えーと、カラさんは椅子に座っていて、『あぁ、今日もいい天気 ……かもしれませんねぇ』」 るっぱー「かも?」 GM「窓の外を見てないから(笑)」 プレイヤーB(以下アフラー)「お師さまぁ、お茶入りましたけど…」 GM「『手を伸ばすのが面倒ですから取って下さいよぉ』」 るっぱー「ものぐさやなぁ」 アフラー「お師さま、そんなこと言ってると、背中に苔が生えますよ」 GM「『苔? 生えませんよぉ…椅子にうもれてるからぁ』」 るっぱー「理由になってへん(笑)」 GM「『あーまったく、しょおがないですねぇ…聞き分けのない弟子を 持つと師匠は苦労しますよ』」 アフラー「どっちがですかっ」 GM「…と、カラはコップを取って、窓の方に行きます。そして一口飲 むと、『あーおいしー。でもちょっと冷めてますねぇ』」 アフラー「それはお師さまの動作が鈍いからですよっ」 るっぱー「…小姑のような師匠やなぁ」 GM「しばらく外を見ていたカラは一言。『ふーむ、一雨きそうですねぇ』」 アフラー「えっ?! さっき、洗濯物を干したばかりだったのにっっ」 GM「『じゃあ、とっとと入れときなさぁい』」 アフラー「はぁい」 るっぱー「……なんや、アフラーなのにえらく甲斐甲斐しいぞ」 アフラー「そうゆう奴なんだよ、オレはさ」 それぞれの道中 その頃、呑気なアフラーたちとは違い、リュシャたちは街を彷徨っ ていました。 GM「リュシャとるっぱーは、街を歩いていたが、遠くの方から『う わっはっはっはーっ』という笑い声が聞こえてきた」 るっぱー「何やねん、それは(笑)」 その後、爆発音が聞こえたりしましたが、地図のボーナスに阻ま れ、たいした事件には出会いませんでした。 GM「(コロコロ…ちっ、運のいい奴等だ)…リュシャには見覚えのあ る塔が見えてくる。その入り口には、ゴーレムがぽつんと立ってる よ」 リュシャ&るっぱー「ぽつんと(笑)」 GM「そのゴーレムには『伝言ゴーレム』と書かれてある」 るっぱー「伝言ゴーレム……いいなぁ(笑)」 リュシャ「ここ、カラさんの家だよね?」 GM「伝言ゴーレムは『そうです』と答えるよ」 るっぱー「やぁっと着いたなぁ」 リュシャ「うん」 一方、後から街へ入ったレイナードたちも彷徨っていましたが…。 GM「レイナードとアーシアは、気がつくと、紹介所の入り口に立っ ている(笑)」 アーシア「………やっぱり、彼、“放心”入ってるから…」 さらに、地図のボーナスがあるにもかかわらず、悪質な悪戯に…。 アーシア「道の真ん中に緑色の水たまり……」 GM「水たまりの中に紙が落ちていて、それには大きな字で、『これ はただの色つき水だよ、バーカ』」 るっぱー「馬鹿にされとるがな(笑)」 やっと出会い GM「(コロコロ…よしよし着いたぞ)……レイナードとアーシアは、 鳥人間ミュルーンと民族衣装を着た女の子が入り口に立っている塔 の前に来ました。どうやらそこが君たちの目的地のようだね。えー、 塔の前でその二人は、『伝言ゴーレムぅ?!』とか言って騒いでいま す」 リュシャ「いつの間にこんなもん作ったのよ、カラさんはっ」 るっぱー「なぁ、リュシャ。これ、いじってもえぇか?」 アーシア「…何の騒ぎでしょう? 行ってみましょうか」 レイナード「………いや、そのまま素通りして中に入ろう(笑)」 るっぱー「リュシャ、後ろから変な二人組が来るで…何? わいを 押しのけて行くんかいなっ、失礼な奴等やなぁっ」 レイナード「なんだ、前にいたのか(笑)」 リュシャ「私は振り向いて、こんにちはぁと声をかけます」 アーシア「こんにちはぁ…えーと、ここはカラさんのお宅ですかぁ?」 リュシャ「うん、そうみたいだけど…あれ? あなたたちも用がある の?」 レイナード「あぁ、俺は用事がある……でも、彼女(アーシア)は… よくわからない(笑)」るっぱー「ん? なんや派手なねぇちゃんがお るなぁ」 アーシア「……鳥ですね」 るっぱー「はうぅっ」 レイナード「と、鳥って言っちゃあ悪いよ、やっぱり(笑)」 るっぱー「傷つけられとるなぁ、わい。鳥やのうてミュルーンやで…」 リュシャ「よしよし(笑)」 GM「と、騒いでいる君らはおいといて。塔の上ではカラさんが、『な にやら下の方が騒がしいようですから、ちょっと様子を見てきてくだ さいよ…あー、地上げはお断りと言っておいて下さいね』」 アフラー「はぁい(笑)……と、降りていって、ドアを開けつつ、『な んなんでしょうか……(るっぱーを見て)あっ、鳥だっっ』」 るっぱー「……<ランニング>で逃げさせてもらうでっっ」 リュシャ「えっ、どうしたの? ねぇ、ちょっとアフラー、この子と 知り合いなの?」 アフラー「うん。こないだ、お師さまのお使いでちょっと出かけた時 に、お腹が空いてね。鳥、捕まえたんだけど、どっかの嫌な奴が横取 りしていったんだよっ」 リュシャ「ふーん…」 リュシャとアフラーは、カラとワードを通しての知り合いらしいで す。るっぱーとアフラーに関しては………もう言うべきことはありま せん(笑)。ただ、本当にミュルーンを食べるなどということをしたら、 種族間に亀裂が生じ、下手すると戦争になりかねません。まっ、冗談 としておいた方が無難でしょう(というのがGMの希望)。 るっぱー「リュシャっ、助けてくれっっ」 アフラー「…鳥、好きなんだけどなぁ……」 リュシャ「だめっ、食べちゃだめっっ」 アフラー「なんで? リュシャ。美味しそうじゃん、大きくってさぁ」 GM「……(レイナードにぼそっと)ガヤン行け、ガヤン。止めるんだ、 ガヤン」 レイナード「えっ?!」 アーシア「正義感あるんでしょう?」 GM「そうだぞ、法に反してるんだから」 レイナード「……えーと……………ちょっとまってぇ(笑)」 アフラー「ん? なんですか、あなた方は?」 レイナード「あっ、俺はガヤンの神官で、レイナードっていうんだけ どね……で、なんでミュルーンを食べようとするの?」 アフラー「えっ、聞いてませんでした? 今の」 レイナード「……聞いてたけど……」 るっぱー「じょーっ、じょーっ(泣)」 レイナード「…ミュルーンを食べるのは、すごい犯罪行為だと思うよ」 アフラー「そうなんですか? オレ、ずーっとここで暮らしてて、人間 のルールってよくわからないから…」 レイナード「ははは…」 リュシャ「あんたっ、人間のルールじゃなくて生き物のルールだろう がっっ!」 るっぱー「ほうほうほう(泣)……泣くぞ、わい」 アーシア「……でも、菜食主義なんてものは単なる偽善だと思います わっ」 アフラー「そうだよね。お姉さん、気が合うね」 リュシャ「…な、何も菜食主義じゃなくても……ねぇ」 レイナード「あぁ。だいたいミュルーンは、祖先が俺らと同じなんだ ぞ」 アフラー「でも今は鳥……」 るっぱー「………ええから、はよ中に入ろ…(泣)」 GM「…すると、伝言ゴーレムがいきなり話し出すよ。『なぁにやって るんですかぁ?』」 アフラー「あっ、お師さまっ」 るっぱー「気の抜ける、気の抜ける…(笑)」 レイナード「あのぉ、すいません。あなたはカラさんですか?」 GM「『あぁ、そうですよぉ。まぁ、上に来て下さいよぉ』」 アフラー「じゃあ、お師さまもああ言ってるんで…」 リュシャ「そうだっ。こんなことしてる場合じゃなかったっ。ねぇ、 ワード来てない?」 アフラー「えっ、ワード?……四巡りぐらい前まで来てたけど、今は いないよ」 リュシャ「がぁんっっ」 GM「『あっ、その声はリュシャさんですかぁ? ついでに上に来て、 お茶でも入れてくれると嬉しいなぁ』」 リュシャ「はいはい、入れますよぉ(笑)」 るっぱー「…随分と気ぃの抜ける師匠が住んでるようやなぁ。こんだ け塔高いのに、なんでこんなアホやねん?」 GM「『それは、言い過ぎですぅ』(笑)」 るっぱー「しまった、聞こえてたかっ(笑)」 アフラー「鳥ぃ、お師さま怒らすと恐いぞ」 るっぱー「わいは鳥やないっ、るっぱーやっっ!」 アーシア「まぁ、るっぱーさんというんですか…」 アフラー「…あっ、オレも名乗らなくちゃな」 るっぱー「(即座に)あぁ、ええわ。あんさんの名前は聞きとうないっ(笑)」 レイナード「でっ、でも、聞かないとわからないし……」 アフラー「オレはウィザードのアフラーってんだ。覚えとけっ」 るっぱー「…覚えられへんっ、そんな長い名前っ」 アフラー「なにぃっ、鳥のくせにぃっ」 るっぱー「鳥頭やから覚えられへんのやっ(笑)………そういやぁ、そっ ちの派手なねぇちゃんの名前は?」 どうしてアーシアが『派手なねぇちゃん』かというと、アクセサリー を常に十個以上身につけているからです。しかし、ミュルーンに『派 手』と言われるぐらいアクセサリーに凝ってるサリカ神官って…。 アーシア「えーと、サリカ神官のアシュタヴィーラ・カナと申します」 るっぱー「ダメやっっ。そんな長い名前は覚えられへんっっ」 アーシア「…アーシアと呼んで下さい(笑)」 リュシャ「ゼクス共和国くらいかな? 名前が短いのは…って名乗って ないや。あたしはリャノ入信者のリュシャっての。よろしくね」 レイナード「へぇ、ゼクスか……確かあそこって草原しかないとこじゃ あ…」 アーシア「まぁ、それは偏見ですわっ」 リュシャ「結構気楽なとこだよ、ゼクスは」 GM「と、君らはカラさんの塔へ入るわけだ。中にはエレベーターのよ うなものがあって、一気に上へと上がっていく」 るっぱー「酔うわ、酔うわ。わい、高いとこ……好きやけど(笑)、こ んな上がり方、気持ちわるぅてたまらんわっ」 魔術師カラ GM「上に着くと、中指のとても長い人が『やぁ、皆さん』と手を振る」 るっぱー「あ゛あ゛っ、中指が揺れとるでぇっ。しかもリボンついとる でぇっ(笑)」 ウィザードであるカラは、“異様な外見”という特徴をもっていま す。彼の両手の中指は非常に長く、地につくほどなのです。 リュシャ「こんにちはぁ、カラさん」 レイナード&アーシア「こんにちは」 GM「『おや? こちらの方々は?』」 アフラー「こっちがガヤン神官のレイナードさんで、こっちがサリカ 神官のアーシアさんだそうです」 GM「『はぁ、よろしくぅ。カラといいますぅ』」 レイナード&アーシア「よろしくお願いします」 GM「『…で、何用ですかぁ?』」 レイナード「あの、魔法の剣の鞘を…鞘だけなんですけど…鑑定して ほしいと…」 GM「と、出したわけだね?」 レイナード「はい」 GM「それを受け取ったカラさんは、『あー……………………あぁ』」 レイナード「何なんですかっ?!(笑)」 GM「カラさんはぶつぶつとつぶやく。『シュイナートめ…。面倒を全 て私に押しつけましたね…』」 リュシャ「まぁまぁ、カラさん。そう言わないで鑑定してあげて下さ いよ。お茶入れてあげますからぁ」 GM「『…いや、そうではなくてね……この話は長くなりそうなので、 皆さん、座って下さい。あっ、お茶は後でいいですから…』」 リュシャ「はい」 GM「『しかし、この鞘………やはり…』」 るっぱー「なんや、ややこしい事になりそうやなぁ、リュシャ」 リュシャ「う゛ーん………あたしはシュイナートって人に覚えはある のかな?」 GM「父のエセンから聞いていたかもしれないね」 リュシャ「ふーん……(レイナードに)あれ? レイナードさんっても しかして、シュイナートさんの息子さん?」 レイナード「うん、そう」 GM「『ほえぇっっ』と、カラさん(笑)。『はぁ、あのシュイナートに 息子がねぇ…』」 レイナード「なっ、何ですか?(ビクビク)」 GM「『シュイナートの息子がガヤンですかぁ…』」 アフラー「お師さまぁ?」 GM「『いやぁ、昔、シュイナートと旅をしてましてね…』……レイ ナードはシュイナートから話を聞いて………ないか(笑)」 レイナード「あの親父はね(笑)」 るっぱー「しっかし、こんな妙な奴と一緒に旅するやなんて…」 GM「(笑)『…ズケズケとものをいいますねぇ、あなたはぁ』」 るっぱー「だってホンマに妙な奴なんやもん(笑)」