そして旅立ち(但し塔から)

GM「『……奴は、なんというか……名声欲というものが強くて…』」
るっぱー「なんや人間みたいな奴やな」
GM「『だから行く先々で事件を起こすでしょうから、足どりを追う
にはそれほど困らないはずです』」
リュシャ「ちょっと聞きたいんですけど……その事件ってまさか放
火?(笑)」

 なぜ笑ってしまうかは、後のお楽しみ。

GM「『さぁ、多分そんな単純な事はしないと思いますよ。とりあえ
ず、この町にも情報が集まる場所というものがありますから、そこ
で近隣の噂などを仕入れては? 単なる酒場ですけどね』」
るっぱー「酒や、酒やっ」
アーシア「(ぼそりと)鳥の酒蒸し(笑)」
るっぱー「がぁーんっっ(笑)」
リュシャ「駄目ーっっ」
るっぱー「………(立ち直って)カラさん、カラさん」
GM「『はい?』」
るっぱー「酒場の位置は変わってないやろな?(笑)」
GM「『酒場は塔じゃないですから』」
るっぱー「よっしゃあっ。迷わんですむでっ」
アフラー「でも、ここから出るには……」
るっぱー「う゛ーん……出られるんやろか?」
GM「『たぶん大丈夫だと……あぁ、そうそう、少々気になることが
あるんですけどね』」
一同「はいっ?」
GM「『奴が魔性湖に沈む時、言ってたことなんですけど…』」
るっぱー「なんやそいつ喋れるんかいな」
レイナード「………ひょっとして……アメーバかなにかだと思って
た?(笑)」
るっぱー「うん(笑)」
GM「『…俺だけでっ……とかなんとか言ってたんです…』」
レイナード「……………それを聞いたってことは、あの湖の湖岸ま
で行ったんですか?!」
GM「『はい』」
アーシア「…と言うことは、つまり…」
GM「『えぇ。ちょっと壁が壊れちゃって。あっはっはっ』」
るっぱー「ぶーっっ(笑)」
レイナード「そ、そういえば、そういう事件があって大騒ぎしたっ
て聞いたことが…」
GM「『それはもう大変でしたよ』」
るっぱー「壊した奴は誰やっ?!」
アーシア「エセンさんだったりして(笑)」
リュシャ「お゛い(笑)」
GM「『……まっ、最後のセリフにしてはおかしいですよね』」
アーシア「いえいえ。死なば諸ともを狙っていたのかも…」
るっぱー「派手なねぇちゃんなら、やりそうやな(笑)」
リュシャ「死なば諸ともをっ?!」
るっぱー「サリカ自爆(笑)」
GM「『……私の話はここまでです。では皆さん、いよいよ旅立ちで
すね…』」
一同「わやわやわやわやっっ(一斉に旅費の請求を始める)」
GM「わかったわかった(笑)。ちょっと待ってろって……カラさんは
何事かを紙に書いて、『求人広告を出してきて下さい』とアフラー
に渡す。その紙には、『求むメイド!家事全般出来る人歓迎!!』
と書かれてある」
るっぱー「アフラーがいなくなるからやな(笑)」
GM「『…それから、これは広告代です』と出された袋には、広告代
に使うにはちょっと多すぎる銀貨が詰まっている」
るっぱー「じぇにやーっっ」
GM「『おつりは皆さんで使いなさいね』」
リュシャ「どうもありがとうございます」
るっぱー「じぇにやっ、じぇにやっ(もはや他のことなど耳に入って
いないらしい)」
アフラー「どれくらい入ってる?」
GM「ざっと見て、二千は入ってる」
るっぱー「二千?…五で割ると…(前言撤回、金のことは耳に入るら
しい)」
GM「ちょっと待て。広告代抜かすの忘れるなよ(笑)」
アフラー「とりあえず、これはオレが預かっておく」
GM「『何言ってるんですかぁ。これは皆さんで分けるんですよ』」
アフラー「分けるには分けますけど……ここにちょっと金に汚いの
が…」
るっぱー「じぇに、じぇに(笑)」
リュシャ「ちょっと落ちつけ(笑)」
GM「『まぁ、そのお金は成功報酬の前払いだと思っていただければ…』」
レイナード「成功報酬もなにも…俺達は、思いっきり命にかかわって
いますっ」
GM「『……それでもやらなくちゃ……力をつけたズガルドエグルに殺
されるのがオチですからね…』
レイナード「………あ、あのさ…、俺たちより技能レベルとかが、遥
かに強い敵と当たれって言ってるの?」
GM「それは私に聞いてるの? それともカラさん?」
レイナード「カラさんに」
GM「『レベルだの技能だの……何のことです?』(笑)」
レイナード「じゃあ、GMに」
GM「それは………君たち次第だよ」
レイナード「げっ」
GM「そんなこんなで、君らが出かけていくのをカラさんは見送るよ。
『いってらっしゃあいっ』……ゆぅらゆぅらとね(笑)」
アーシア「あの中指は(笑)」
るっぱー「リボンついとるし(笑)」
リュシャ「…ねぇねぇ、早く求人広告出しちゃおうよ」
アフラー「うん」
GM「と、君らは町中へ…」
リュシャ「……で、また笑ってる声が聞こえるのかな?」
るっぱー「ちょっと気になるわ(笑)」
GM「それじゃあ、代表者の人…」
るっぱー「誰や?」

 じゃんけんぽーいっ(笑)。

レイナード「俺か…」
GM「3D振って」
るっぱー「(レイナードの出目を見て)………なんや悪い目やなぁ」
レイナード「………15」
GM「君らが歩いてると、向こうから『ウォーッッ、ウォーッッ』とい
う声が聞こえて、肉のこけかけているゴーレムさんが…」
レイナード「気持ち悪いっ」
リュシャ「ひょっとして、あの掲示板に書かれてたゴーレム?(笑)」
レイナード「……………そのゴーレム、ただ歩いているだけ?」
GM「いや。君らを見つけると『ウォーッッ』って…」
レイナード「げっ」
アーシア「他に通行人はいないのですか?」
GM「いないよ。めったに外を歩かないから」
るっぱー「それじゃあ……酒場の方に突撃やっっ。皆を巻き込むでっ
(笑)」
アーシア「そうだわっ、酒場に突撃っ(笑)」
GM「酒場までは、まだちょっと遠いよ……さぁ、1ターン1秒のガープ
ス戦闘だっ」
一同「えぇーっっ」
るっぱー「………倒すとじぇに?」
GM「只のフレッシュ・ゴーレムが持ってるわけないでしょっ(笑)」
るっぱー「まいがーっっ(笑)」


   はぢめての戦闘

GM「とりあえず皆さん行動宣言してくれ。ちなみにゴーレムは殴るっ
す」
るっぱー「それは、だぁれに言ってるんや?」
GM「さぁて(笑)」
レイナード「俺は呪文の集中」
アーシア「私は戦えないから、全力防御」
アフラー「レイナードと同じく集中」
るっぱー「フェイントやってみる」
リュシャ「剣でいく」
GM「じゃあ、イニシアティブの決定をしよう」

 コロコロコロ……。

GM「私から時計回りだね。それじゃあゴーレムの攻撃目標を決める
か。1から順に、レイナード、アーシア、アフラー、るっぱー、リュ
シャってことで…(コロコロ)……1」
レイナード「………俺、防具は盾だけなんだけど……」
るっぱー「え゛っ?! 鎧、着てないんか?」
レイナード「そう…」
アーシア「お金ないの(笑)」
リュシャ「大丈夫?(笑)」
レイナード「死にそうだ(笑)」
GM「………あ゛、こっちの命中判定が失敗した」
レイナード「よかった(ほっ)」
リュシャ「心臓に悪いわ(笑)」

 レイナードとアフラーは集中、アーシアは全力防御なので、次は
るっぱーの番です。

るっぱー「フェイントかけるで」
GM「はい、槍の技能レベルを目標に判定して」
るっぱー「…(コロコロ)……-8成功」
GM「え゛っ?!」
レイナード「技能レベルが17もあるもんな」
アーシア「やるな、鳥」
るっぱー「ふっふっふっ」
GM「………るっぱーのフェイントは成功した」
レイナード「もしかして、《不器用》をかけるまでもなかったかな?
(笑)」

 リュシャの一撃がゴーレムを傷つけ、次のターン……の前に、レ
イナードの呪文発動です。

レイナード「-4成功」
GM「…(コロコロ)……抵抗失敗」
レイナード「やったぁ」
るっぱー「ゴーレムに《不器用》かけて、どないすんねん」
レイナード「敏捷力が下がるんだよ」
リュシャ「ということは、命中率が上がったの?」
レイナード「うん。むこうのよけとかも下がったからね」

 只でさえ、とろいゴーレムはさらに不利になり、これで滅多な事
では攻撃が命中しないと思っていた矢先………。

GM「ゴーレムはアフラーに攻撃だ」
るっぱー「なぁ、攻撃されると、集中って意味なくなるんか?」
レイナード「うん、そういう場合もある。意志判定でどうなるかだ
けどね」
GM「……-2成功の攻撃だ」
アフラー「7以下を出すのか……きついな……(コロコロ)…あっ、出
たっ。-1成功だっ」GM「でも当たったよ。えーと、8点の叩き」
レイナード「8点? 痛いなぁ」

 実際、痛いどころではありませんでした。アフラーは朦朧としたあ
げくに転倒。もちろん集中も解けてしまいました。

リュシャ「横でピヨピヨしてるのね(笑)」
アフラー「使えねぇウィザードだ(笑)」

 その後、レイナードの《不器用》が効を奏し、ゴーレムは、サクサ
クと刺されて切られていきます。
 そういえば、負傷したアフラーを助けるべきサリカ神官さんは、一
体どうしているのでしょうか………?

アーシア「バトル・ファンの準備しまーすっ」
レイナード「………ねぇ、アフラーを治してあげないの?」
アーシア「うん(笑)」
レイナード「可哀想だよぉ」
アーシア「大丈夫よっ(断言)」
GM「アフラーって、不幸だねー(しみじみ)」

 さて、ここでアーシアさんは非情であるという認識を持ってしまわ
ないように。彼女は、ある偉大なる誓いを忠実に果たしているのです。
その誓いとは……一生『完全なる』純潔を守ることです。端的に言う
と、『触れるのも嫌っっ』って奴ですね。あぁ、素晴らしきはサリカ
信者の信念(笑)………閑話休題。
 このままでは、あっさり殺されてしまうゴーレム。彼(?)に反撃の
チャンスはあるのかっ?!……………あったんです。

GM「ゴーレムはレイナードに攻撃する」
るっぱー「とりあえず、頑張って避けるんやでっ」
レイナード「敏捷力が下がってるからね。どうぞ(自信たっぷり)」
GM「(コロコロ)……あっ、クリティカルだーっっ」
レイナード「え゛っ?! やだーっっ。《不器用》まで使って敏捷力を
下げたのに、酷いっ」
るっぱー「………敏捷力を下げても仕方なかったという………(笑)」

 おかげでレイナードも朦朧状態。そして、最後はやっぱりこの二人。

るっぱー「-7成功の攻撃やっ」
GM「絶対避けられんっっ……いいよ、もう。刺したってぇ(諦め)」
るっぱー「5点の刺し」
GM「まっ、まだまだぁっ」
るっぱー「まだかぁっ。よしっ、行けぇっ、リュシャ!」
リュシャ「-2成功の攻撃っ」
GM「………う゛っ、どうぞどうぞ、ダメージおくれ」
リュシャ「7点の切りっ」
GM「………………どうぅぅんっっ。くずれるくずれる」
るっぱー「なんや、わいとリュシャって最強のコンビやな(笑)………
で、GM」
GM「なに?」
るっぱー「ほんとにゴーレムは、じぇに持ってないんか?(笑)」
リュシャ「を゛いっっ」
GM「単なる肉塊だぞっ(笑)」
るっぱー「………じゃあ、ゴーレムの肉を売るっ(笑)」
GM「正体不明の肉なんだぞっ、腐肉かもしれないんだぞっ(笑)」
るっぱー「わいが食うんやないもんなぁ。ふっふっふっふっふっ……」
GM「ひーっっ」
アフラー「……あのぉ、生命力が1点しか残ってませぇんっ。治してー、
治してー(泣)」アーシア「それじゃあ………《小治癒》かけますか。
(コロコロ)……0成功です」
GM「自分の体力消費分、回復する。ただし3点まで」
アーシア「………疲れるのは嫌ですね」
レイナード「でっ、でもさっ、3点消費しても、六半刻(30分)で回復す
るんだよっ」
アーシア「…じゃあ、3点消費します」
アフラー「3点治っても、まだ傷ついてるよぉ」
レイナード「《大治癒》の方が良かったんじゃあ……」
アーシア「まっ、いいよ」
るっぱー「『いいよ』って、なんやねんっ(笑)」
レイナード「俺は包帯でも巻いておくか…(コロコロ)……1点回復」
GM「なんやかんやで、君らは傷を回復し……」
レイナード「まだ傷ついてる(笑)」
GM「……また元気に歩き始めたのだった」
アフラー「まだ血が出てるけど(笑)」



第1章の3   本舗へ   第1章の5