人形の館




 人形館、それはソウイチの家である。

 そしてその家は広い。大変広い。迷路館や青屋敷程ではないにしろ、
マップなしで歩いて迷った人間は少なからずいるはずだ。(ちなみに
私は迷いました)

 つまり、ソウイチはおぼっちゃんである。


「…ソウイチさんって、おぼっちゃんだったんですね。」

 ユキヤがソウイチを見上げながらポツリと呟いた。

「おいっ、それどういう意味だよ。」

「別に、そのままの意味ですけど…。」

「けど?」

「ソウイチさんと結婚して、殺しちゃえば遺産がっぽりだなぁ〜って。」

 思わず、ソウイチは後ずさった。


 一見細身の美少年なユキヤだけど、侮ってはいけない。

 彼はえぐいし卑怯者。戦闘中、メンバー全員殺しておいて自分一人
経験値がっぽりなんて事も平気でやっちゃう少年なのだ。

 
「ユキヤさん、それって実行する気じゃないですよね…?」

 恐る恐る、という風にユリエが尋ねた。

「え?まさか。僕はソウイチさんと結婚できませんから。」

 じゃあ結婚できたら殺る気なのか。ユリエは敢えてその事は云わな
かった。そうだと答えられたらどうしたらいいのか。

(…ミズキ君、早く戻ってきて…)

 そしてユリエはひたすら祈る。早くこのメンバーでの悪夢退治が終わ
ることを。



 やっぱりプレイ中思ったこと。  恐らくYAKATA、自分がプレイしている最中は増え続けるのだろうな…。  どうしようもない小ネタが。(涙)

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