2001年10月16日にMUGENがスタートした。
あの時の惨劇をあたしは思い出す・・・
生まれたての戦士、魔法使い、テイマー,etc……達は、何かに向かって走っていた。
似たような人々が我先にと人を押しのけ
あらゆる動物から資源を得、そして体術を磨いていた。
ある程度のスキルを身につけた人間は
動物では飽き足らず、墓場へと足を向けるようになっていた。、
しかし、そこであたしが見たものは、生々しい人間の本性であった。
ーgpー
人はそれを求めていた。
どの世界も人間を治めている物質は金である。
MUGENで生きていく事とて、同じ事。
そして、それをめぐっての惨劇を人々は繰り返す。
アンデットを倒せるまでにその腕を磨いた戦士達は、ブリテンの北の墓場にむらがっていた。
一匹のモンスに束になって殴りかかる。
弱っていくスケルトンはそこに朽ち果てた。
最初に切りつけた人間がその報酬であるーgp-を手にした。
その瞬間彼はすべてを敵にまわす事になった!
世を統一するそれは富を築くものだが、逆にそれは自分を破滅に追いやるものでもあった。
それを手に出来なかった者たちは、一斉に彼に切りかかっていた!
「ちょっとまってよ!18gpしか持ってないって!」
無言の敵は聞く耳持たずただ彼を切り刻む。
「おいおい!そういうことかよ!」
そして彼は断末魔にこう叫んだ。・
「たのむって!!!」
たかが、18gpの金に執着している人間の形相がモンスに見えてきた。
「世紀末だ・・・・・・・・・」
あたしは思った。
それからどうだろう。人間はなにもなくてもそこから何かを作り上げていく生き物と感じた。
24時間たつとはやくも防具を売り出している人がいた。馬を売買している人。
町は何もなかったところから復旧し始めていた。
初めて戦士ととして生まれた私は、ひたすらに動物を殺しては自分の剣術の腕を磨く。
しだいにその右腕に力を感じるようになり、ヘッドレスを切り、そしてゾンビスケルトンと
モンスを倒せるようになっていた。
あるていど狩もうまくいき、お金がたまったころ私はミスをしてしまった。
他人の獲物に手をつけてしまったのである。
In Nox
包帯もままならず、解毒剤などなくましてや魔法などできない私には神に祈るしかなかった。
しかし、祈りもむなしく私はその生涯を閉じた。。。
復活のチャンスをあたえられたわたしの持ち物にずっしりと腰にきていた金はもうなかった。
「また1からやりなおしか・・・」
時はたち、ブリタニアのあちこちに赤い名前の人間が沸くようになっていた。
私も幾度となく彼らに殺害された。
人を切ったことのない私にはその意味さえわからなかった。
が、しかし、ここはMUGENだ。殺らなければ殺られる!
実戦経験のない私が、対人をやろうとしたことがそもそもの間違いだった。
気持ちだけで人は殺せないとわかった。
だから私は思った。
女ランボーになってやるぅ!!