神名録

タイタン[地:世界の創造主・善]
この世界の根源を作り、また、多くの神々の父でもある、最も偉大な神。天の王宮の支配者。善の体現者にして善の勢力の第一位。

スロッフ[地:大地の創造主・肉体]
タイタンの娘。タイタンがこの世界を作った後、その上に大地を作り上げた。岩のような肌を持つ逞しい女性として描かれる。夫は火の神フィラッシュ。

ガラナ[地:植物の創造主・慈愛]
タイタンの娘、スロッフの妹。タイタンがこの世界を作るきっかけとなった魔法の土を発見した。極めて心優しく、争いを好まないが、神々の戦いの折りには素顔をベールに隠して戦いに臨んだと言われている。

ハシャク[地:ゴブリンの創造主/悪?]
力ある神々が世界を創造するにあたり、生物を生み出すのを見て自分も試したくなり、自分の姿に似せてゴブリンを作り出した。その後、タイタンはこの醜い種族を元の土に戻すように命じたが、ハシャクはこっそりとこれを護り、大地の闇の中に隠した。

(無名)[地:月]
太陽神グランタンカの弟。名前はなく、月の神としてのみ知られている。

ヴァランタール[地:羊飼い]
ガラナの息子。多くの羊飼い達に信仰されている。

農夫[地:農地・豊作]
ガラナの息子。名前は無く、ただ“農夫”と呼ばれている。

アーゴウェン[地:樹木の創造主]
森や林を象徴する神。火の神々とはあまり仲が良くない。

アイグラーヴェン[地:花の創造主]
花をつかさどる神。

イスターレル[地:森の生き物の創造主]
世界の創造の際に、森の木々の合間に生き物たちを配置した女神。

マギール[地:虎]
虎の獣神。獅子の王ロガールに仕える。

デュラック[地:犬]
犬の獣神。獅子の王ロガールに仕える。

アルマー[地:狼/悪?]
狼の獣神。獅子の王ロガールに仕える。神々の戦いの際に、種の保存の為に悪の勢力の側で戦ったと言う逸話が残っている。

グラング[地:熊]
熊の獣神。獅子の王ロガールに仕える。

ハーラン[地:牛]
牛の獣神。獅子の王ロガールに仕える。

グラッシュ[地:猪]
猪の獣神。獅子の王ロガールに仕える。

野鼠の王[地:野鼠]
野鼠の獣神。獅子の王ロガールに仕える。

ヴァーミストラ[地:蛇/悪]
蛇の獣神。神々の戦いの際に、悪の勢力の側で戦い、今もなお悪の勢力として活動している。

スシス・チャ[地:蜥蜴/悪]
蜥蜴の獣神。神々の戦いの際に、悪の勢力の側で戦い、今もなお悪の勢力として活動している。天の王宮で暮らしていた頃に、鼠の神カリープを、つい食べてしまい、喉につまらせて死んだと言う逸話が残っている。

クルシュ[地:死・不死・闇・混沌/悪]
悪の勢力の第一位。異邦神である“時”を殺し、この世界に死をばらまいた。タイタンを筆頭とする善の勢力が成す“創造すれども破壊はせず”の姿勢に真っ向から反抗し、“全てのものに停止と破壊”をもたらそうとしている。

ハイダナ[水:海の創造主]
大海を作り出した神。初期の頃は、人間などの陸上の生き物に興味を持ち、もっとよく見ようと水中に引きずり込んだと言う。水中で溺れ死ぬ理由が判らずに困っていたが、そのうちに空気の存在に気付き、陸の生き物の一部に鰓を与えて水の王国に連れて行ったと言う。

イチシス[水:魚の創造主]
魚類全てを作り出した神。

ウスレル[水:平和]
アスレルが作り出した娘。クーガとフォーガの母。戦いの終結を望む人々に信仰されている。

ハマスキス[水:知識・学問・哲学・秩序・魔導師]
全ての学者と魔術師の守護神。文明圏以外では信仰されていない。天の王宮でも目立たないが、必ずタイタンの傍らに立ち、助言を与えている。

アクアリス[水:川・水・泉]
川の女神。転じて水の女神。流水の『穢れを祓う』側面を見て、病の治療を願う人々にも信仰される。

ファジリス[水:氷・冷気]
凍てついた南方の大地を統べる冷徹な神。南部氷原に住む未開部族はこの神を信奉しているらしい。何に対しても厳しく、自分に対して最も厳しい。また、簡単には人の前には姿を現さない。

ソリンザール[水:水夫]
フールクラの兄。陸へ帰りたがる者達を帰すようにハイダナを説得した。

クジラ王[水:鯨]
クジラの獣神。龍王キラニラックスに仕え、神々の戦いでは水に棲むものを率いて戦陣に立った。全ての水棲生物を従える。

ファーラック[水:両生類]
全ての両生類の主。ロガールとクジラ王のどちらに仕えるか決めかね、キラニラックスに取り入ろうとして失敗した。

ククラック[水:海上の嵐/悪?]
非常に苛烈な入信の儀式で知られ、その残忍さから悪神ともみなされる神。燃え木を身体に押し当て、その火傷がククラックのルーンを形作らない限り、入信は認められず、入信に失敗するとククラックへの生贄に捧げられてしまう。

腐敗[水:腐敗/悪]
死神クルシュの従兄弟。疫病の双子の兄弟。全ての腐り落ちるものの神。乞食やハンセン病患者の中に信者が多い。

グランタンカ[火:太陽・舞踊・支配]
タイタンの夫と見なされる事も多い女性神。最も崇拝を集めている。

フィラッシュ[火:火・業火]
グランタンカの弟にして、スロッフの夫。

クーガ[火:優雅]
ウスレルの息子。フォーガとは双子の兄弟。

フォーガ[火:誇り・復讐]
ウスレルの息子。クーガとは双子の兄弟。誇りを象徴する反面、苛烈な復讐をも象徴する。

テラク[火:勇気・戦士]
数多くの戦士の守護神。勇ましい戦士の姿や、様々な力強い獣の姿で現れ、神々の為に戦わんとする戦士に助力を与えると言う。

ヴァーラング[火:金属細工]
グランタンカとフィラッシュの息子。金属の加工技術を司る。

ロロディル[火:火山]
グランタンカとフィラッシュの息子。無慈悲な噴火などを引き起こす為、悪の神と見られがちであるが、ただ単に他の生き物たちに無頓着なだけである。

キラニラックス[火:竜]
元は太陽神グランタンカの僕。今では全動物を支配する頂点に立っている。南部八俣に住む者は、全て竜王を信仰している。

ロガール[火:獅子・百獣の王]
獅子の獣神。龍王キラニラックスに仕え、神々の戦いでは多くの獣を率いて戦陣に立った。

リカート[火:蠍/悪]
神々の戦いの際に、悪の側が優勢になると判断して、一族を率いてクルシュの元へ下った蠍族の女王。

フレムシュ[火:蠅/悪]
神々の戦いの際に、悪の側が優勢になると判断して、一族を率いてクルシュの元へ下った蠅族の王。

シルーヴァ[火:虫・犠牲]
リカート、フレムシュ、アーハロゲンが悪の側へ下った後、残る虫族を護る為に一族をまとめ、善の側で雄々しく戦ったが、タイタンにはあまり認めて貰えなかった。

スラング[火:悪意・略奪/悪]
元々クルシュに仕える下僕であったが、神格を得た神。タニットの兄。

タニット[火:嫉妬・妬み・情欲/悪]
元々クルシュに仕える下僕であったが、神格を得た神。美と愛をつかさどるアスレルの願いを覆すべく、人々の間に不和を振りまいている。スラングの妹。

スーク[風:嵐]
ハイダナの弟。非常に荒々しい気性を持ち、しばしば邪悪な生物にも崇拝されている。

パンガラ[風:風]
気性穏やかな風の神だが、怒らせると恐ろしい天変地異を起こすと言われている。真偽のほどは定かではないが、スークと同一視されることも多い。

シンドラ[風:幸運・運命]
多くの崇拝を集める女神。信徒でなくとも、相手の幸運を祈る時などに「シンドラの加護あらんことを」「シンドラの導きを」という言葉がよく使われる。

リーブラ[風:正義・真実]
シンドラの妹。小国の守護神として信仰される。非常に厳格な神で、悪に対しては極度に残酷になる。

アスレル[風:美・愛]
リーブラの妹。現在ではあまり信仰されていない。

フールクラ[風:旅・交易・交流]
ソリンザールの弟。旅の守護神だが、同じように移動し続ける旅商たちにも崇拝されている。

ホークロード[風:鷹]
鷹の獣神。竜王キラニラックスに仕え、神々の戦いでは鳥たちを率いて戦陣に立った。全ての鳥類を従える。

ミーラール[風:猫]
猫の獣神。獅子の王ロガールに仕える。

フニンハア[風:馬・馬術]
馬の獣神。獅子の王ロガールに仕える。騎馬民族には強く信仰されている。

スキッタ[風:鹿]
鹿の獣神。獅子の王ロガールに仕える。

カリープ[風:鼠]
鼠の獣神。獅子の王ロガールに仕える。蜥蜴の神スシス・チャに食われてしまったという逸話が残っている。

アーハロゲン[風:蜘蛛/悪]
神々の戦いの際に、悪の側が優勢になると判断して、一族を率いてクルシュの元へ下った蜘蛛族の王。

疫病[風:疫病/悪]
死神クルシュの従兄弟。腐敗の双子の兄弟。

ロガーン[?:人間の創造主/悪?]
善と悪との均衡を保つ事を重視する、風変わりな神。生き物を創造する際に、自分の身体の一部を埋め込み、それによって人間は知性を持つにいたったと言われている。また、他次元へ旅をした際に、『時』を発見したが、共々クルシュにとらえられ、神々の戦いの戦いの発端となる機会を与えてしまった。


これ以下は全く知られていない神である。

名も無き神[虚無?:???]
ポートブラックサンドの魔王ハニュールが信仰する神。第六番目の新しい秩序である《虚無》をこの世界にもたらす、最も力のある神……らしい。