Train Kept A Rollin'(2002/??/??)
ファルカス[男戦士]、ディーン・エッジ[男戦士]、ダーム[男盗賊]、ローエン[男魔術師]

Well get along,sweet little women,get along (うまくやろうぜ、イカシたアンタ)
On your way,get along (一緒に仲良くやろうじゃないか)
Sweet little women get along (旅は道連れってこともあるんだぜ)
On your way,I'm in hear,I'm in love (ごらんよ、俺はこんなに熱く燃えている)
But I just couldn't tell her so (ただ何ていったらいいかわからないんだよ)
――『Train Kept A Rollin'』 (T.Bradshaw,L.mann,H.kay)


 ゴブリンの軍勢を打ち負かし、ようやく脱出路の情報を集められるようになった一行。
 しかし、集まった情報は僅かで、しかもあやふやなものでしかなかった。得られた情報とはふたつだけだった。
 ひとつは、危険な溶岩帯の脇を通り抜ける道。この危険な道は、火山性のガスか発生している恐れもあり、ここの民は滅多に近付く事はないのだという。しかし、過去に一度だけ、この道で、 見慣れぬ人間型の生物の焼死体を発見した事があり、それらの生き物が住んでいる場所へ繋がっている可能性があるのだと言う。
 もうひとつは、彼らの水源のひとつが流れていく地底河を下る道。この道の先に何があるかは、誰一人として知らない。過去に幾度か、未知の領域に魅せられた若者が、この河を下って 旅だって行ったが、誰一人として戻って来なかったのだと言う。遥か昔、この河が流れ込んでいる洞窟から、空中を飛ぶ生き物が迷い込んできた事があり、今でもこの河の先に興味を 抱く若者は絶えないのだと言う。
 一行は少しだけ話し合った後、溶岩帯の道を行く事にした。
 異民族達は、集落をゴブリンの手から護ってくれた一行に感謝し、旅に必要な様々な道具をわけてくれた。
 旅立つに当たって、水を忘れるという失態も犯したが、早期に気付いて引き返す事が出来た。

 溶岩の河の淵は、耐え難いほどの熱気に包まれていたが、既に幾多の苦難を乗り越えてきたローエンにとっては、そういった事象を制御することはお手の物だった。熱を遮断する 為の水の魔法を張り巡らせ、彼らは用心深く進んでいった。
 やがて、道は広い岩棚となり、万が一にも足を滑らせて溶岩に落ちるような危険は減ってきたが、代わりに別の危険がその姿を現したのだった。

 溶岩の河の中から、何か人型のモノが立ち上がり、一行へ向かって近付いてきたのである。
 その怪物の全身は溶けた溶岩で出来ているようで、動きはゆっくりであるものの、力強い動きを見せていた。一行は、これを退治するべく、なるべく足場のしっかりとした壁際へ退き、 そして反撃を開始した。

 溶岩獣はその太い腕を振り回して彼らに攻撃を仕掛けたが、事前にローエンが掛けていた水の魔法のお陰で、武器も鎧も高熱にやられる事無くこれを切り抜ける事ができた。
 一行は、新手が現れる前に溶岩帯を抜けるべく、先を急ぐのだった。

to be continue

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