カルバーン王国
アランサ大陸東部、ブラックウッド平原全域を統治していた専制君主国家。 20年ほど前に、魔王ザラダンの軍勢に攻め滅ぼされた。現在は魔王ザラダンの勢力下にあり、《偽王》ウェルンガーン・D・ウェンジェナーが王として即位している。

八俣
アランサ大陸南部、氷原に近い寒冷地域にある、宗教都市国家。この近郊に棲む人種は南部人(八俣人)と呼ばれる。竜王キラニラックスを崇拝し、君主となる者は必ず竜王の試練を受けねばならない。

クランロガール
アランサ大陸北部、獅子泉のほとりにある君主国家。獅子王ロガールが力を示す為に大地を抉った跡がこの湖だと言われている。国教ではないが、獅子王ロガールを崇拝する者は多く、ロガールの高僧は大きな権力を持っている。

ポートブラックサンド
アランサ大陸西部、スカル河河口にある巨大都市。別名、盗賊都市。近郊のならず者が寄り集まり、大変危険な街である。領主は《盗賊王》との異名を取るアズール卿。 有能なゴブリンを徴用した憲兵隊《黒蓮警邏隊》と、領主アズール直属の精鋭部隊《黒竜騎士団》によって、力による統制を引いている。50年程前にゴブリンメイジの率いる大軍勢に襲われたが、 この街に仕える魔導師が黒竜を召喚してこれを退けたと言われている。

シルアー・チャ
アランサ大陸北東端、熱砂平原の一番奥にあるトカゲ族の都。悪神スシス・チャの代行者たる女王を頂点に完全な身分制度を敷いている。

魔王の要塞
大陸最強の魔王ザラダン・マーの居城。この地域には殆ど誰も近付かず、異界の魔物が跳梁する危険な地域となっている。

ザマダール王国
カランダ、ハーパノース、アッパーホースを含む新生王国。ウーモン・カンダールが治める。

カランダ
魔王ザラダンに従っていた領主カランダの領地。元は河川を利用した貿易で財を為していた。『クリムゾン・ヘルカイト』に滅ぼされた後、跡継ぎのウーモン・カンダールによって再び統治される。現在ではザマダール王国の首都となっている。

ハーパノース
悪魔崇拝など、あまり良くない噂のまとわりつく領主ジリガンが治めていた地。ポートブラックサンドに敗れ、所領となってから、急激に治安が悪化していたが、密約によりウーモンの手に渡る。

アッパーホース
カランダの実の息子ウーモン・カンダールの治める領地。良質の鉄鉱石の鉱脈が眠っているとみられ、採掘が盛ん。魔王ザラダンの放った悪魔の一団に襲われるも、これを退ける。

ヘルハン
数十年前に滅んだ城塞都市跡。魔王ザラダンの魔術実験によって、森林が膨張し、その侵食に呑まれて滅亡した。魔王ハニュールはこの都市の地下にザラダンの魔導兵器である人造生命体を隠していた。彼がこれを回収した時、魔力の余波で局地的な地震が発生し、ヘルハンは瓦礫の山と化した。

ウォーラ
ポートブラックサンドの統治形態を真似て、あらゆる事由に許可制を導入し、違反者には刑罰を与えると言う方法で街を治めようとしたダルゴ男爵の統括領。その制度は見事に失敗し、一触即発の不満が高まっていたところに、シモンらが現れて男爵を処断。民の人心をかっさらっていった。現在は再建に向けて誠心鋭意努力中。

スタンディングストーン
アランサ大陸中央部に位置する農業都市。魔王ザラダンの徴兵により壊滅する。魔王軍の進軍に伴い、現在では魔王軍の拠点のひとつとして要塞化されている。

フォースツリー
アランサ大陸中央部に位置する寒村。隣街のスタンディングストーンが魔王軍の拠点となったため、戦禍を恐れた村民が逃げ出し、廃村となった。

オスビッグ
アランサ大陸北西部、赤牙山脈の北側にある小さな農村。『クリムゾン・ヘルカイト』の襲撃によって壊滅したと言われているが、『クリムゾン・ヘルカイト』のシモンらはこれを否定している。

フォルラン・リメーラ
アランサ大陸北部に位置する交易都市。好事家として知られるカヤリ男爵の領地。旅神フールクラの総本山がある。

フォレン・アナーヴァ
アランサ大陸北部に位置する交易都市。カヤリ男爵の妹であるアメリ伯爵夫人の領地。あらゆる悪の神を祀った寺院があり、厄除けの側面を強く信仰されている。

ソノヴァ
アランサ大陸北部、中央森林の縁にある学術・芸術都市。軍事力などは皆無だが、多くの魔術師や神官が身を寄せているため、無言の威圧を周辺へ与えていることは否めない。知識の神ハマスキスの総本山がある。それ以外にも、『知識そのものには善悪はない』という信念の下、善悪に関わらず全ての神々を祀る神殿がある。入国税は高い(金貨2枚、荷役動物・馬車、貨物などは更に別枠)が、内部の治安や環境は非常に良い。

リーリーア
ソノヴァ近くの寒村。ソノヴァは入国税が高い為、近隣の町村での滞在を選ぶ者も少なくない。

アッカ湿原
スカル河の水源となる広大な湿原。先人らによって、商隊が通れるほどの踏み固められた街道が造られている。とは言え、ヒュドラが棲むとも言われており、大変危険な地域でもある。この湿原の存在で、大陸中央部の戦乱は北部へは及ばないだろうと見られている。

ミド
スカル河水源近くの小規模な交易都市。小舟を使った小規模な水運交易なども行われている。

沸騰海
北端、熱砂砂漠の沖に広がる海域。海底火山の為か、その他の魔術的要素の為か、水温が40℃近くある魔の海域。この水温の為、通常の水棲生物は殆ど見掛けられず、海魔の温床となっている。

クラウ・ソナス
スカル中流にある寒村。ポートブラックサンドー旧カランダ・ハーパノース等の河川貿易船が寄港するために作られた村。その為、大きな宿泊施設や酒場、料亭、船大工の工場などはあるものの、人はあまり居ない。最近の紛争等でカランダの貿易商が壊滅し、ハーパノースーブラックサンド間の交易量が激減して以来、大型船の寄港がなく、財政難に喘いでいる。

ウィルバ
スカル河中流にある小さな農村。ハーパノース領。10年ほど前に謎の疫病が流行ったが、今では平穏そのもの。

ハルーダ
アランサ大陸中央部に位置する畜産業都市。主に肉牛を多く取り扱っている。広大な牧草地の真ん中に位置しているため、天然の要害は何一つない。魔王軍の占領下にあったが、ブラックサンド軍に奪還される。

ウィグルー
アランサ大陸中央部に位置する大規模な工業都市。伝説の金属細工職人タスミアが生まれた地とされ、貴金属・宝石類の加工が盛ん。しかし、ウィグルー近郊で必要な素材が産出される訳ではない為、素材は全て輸入に頼っている。技術者の流出には過敏な為、出国審査が厳しい。ブラックサンド軍に敗れた直後、魔王軍の攻撃を受けて占領される。

モーカ
アランサ大陸中央部に位置する農業都市。ブラックサンド軍の糧食補給地のひとつ。

トリア・リアン
アランサ大陸中央部に位置する小規模な交易都市。魔王軍の占領下にあったが、ハルーダを攻めたブラックサンド軍への増援を出そうとしたところ、『黒竜騎士団』の強襲を受けて駐留部隊は全滅。奪回される。

風の峰
アランサ大陸南東部の平原を見渡す位置にあると思われる、嵐神スークと風神パンガラの居城。風の神海へ通じるクレバスがある。

ベレソマツッラ
悪魔の山の麓近くにある山岳民族の村。土地に従属して暮らす民族性の為、悪魔を恐れ怯えながらも決して離れる事はない。悪魔から身を護る手段を幾ばくか知っており、かつ、《魔王》の機嫌を伺いながら細々と暮らしている。

フォニソ
風の峰の近くにある寒村。

オルロの谷
中央山脈の南部にあるごくありふれた谷。仙人が住んでいて、訪れた者に助言を下すと言われている。

ベスウェイラン
熱砂砂漠の手前にある城塞都市。砂漠に住む悪神の眷属であるトカゲ族の侵入を防ぐための都市である。起源は神々の戦いの時代にまで遡る。シルアー・チャの軍勢により壊滅。

火吹山
中央山脈北端にある活火山。活動は活発ではないが、この大陸で最大の火山である。その昔、魔王ザラダンの魔導実験により火山となった。魔王ハニュールはこの山にザラダンの魔導兵器の鍵を隠していた。

ラス
大陸南東部にある貧しい集落。

セスカナン
中央山脈東側、ブラックウッド平原と南西部平原を繋ぐ拠点に建てられた街。元は関所で、ここで通行料を払わない旅人は総じて近隣の盗賊団の犠牲となった。つまり、盗賊達が運営していた拠点である。魔王軍の進軍に危惧を抱いた《血界の女王》シェヴァリナージャの援助を受けた《残虐鬼》アラストールが指揮官となり、魔王軍との交戦に入っている。