醒める
第108話「鼠バント」
7/29は月に一度のキャンペーンセッション。ARRS FANTASY、D&D風味。107話の続きだ、文句があるか?
神隠しに合った若者達が、脱出路を見いだすまでのキャンペーンシナリオ。
PCは全員口を揃えて「早く帰りたい」と言いやがる。もう少しゆっくりしてけって。おもてなしは充分用意してるんだぜ?
本日の犠牲者ども:
気付いたら、リーダーに指定されていたファイター1。「でも、俺いい加減だよ?」
自称トラブルメーカーのファイター2。「メイジが突っ走るから、俺が走れないんだ(笑)」
場を荒らすつもりが、メイジの後始末に大わらわだったシーフ。「回りが暴走してると、俺は真面目になるよ?(笑)」
実質トラブルメーカーだったメイジ。「じゃ、俺が暴走してれば、他はマトモに動くんだ(笑)」
以上4名
さて、連中が次に辿り着いたのは、地下洞窟に住み着いているゴブリンの広大な王国。
紆余曲折の後、ゴブリンの王に会う事ができ、閉ざされたこの空間から出られるかもしれない方法(魔力炉を動かし、何処へ繋がっているか判らないゲートを開く)
に挑む事が決定。尤も、この魔力炉、魔力が枯渇していて今のままでは動かねぇ。
魔術師のキャラクターがMPをどんどん与えて貯めていく事でいつか動く筈。
今まで、ゴブリンの中でたった二人だけ魔術を使える王と、その弟子が40年間MPを与え続けてあと僅か、と言うところまできている。
計算したところ、PCの魔術師がその作業に加わると、後100日ぐらいでその作業は完了するらしい。気の遠くなる話だぜ。
王は魔術師PCの存在に喜んだが、面白くないのは周囲のゴブリンたち。
この世界のゴブリンは、力のある者が上に立つという単純明快な社会を持っている。
どこの馬の骨とも知らない人間ごときが、王に重用されるのは大変不愉快なのである。
勿論、そんな事は当の王様も承知の上。そこでPC達に、腕っぷしを見せて貰うため、軽い試練を与えたってワケだ。
その試練ってのが、
ゴブリンキング「我々ゴブリンの民草の間ではちょっとしたお楽しみになっている、ネズミ狩りがある。20匹ばかり狩って来て見せてくれ」
ってヤツ。勿論、PC達は人間の意地のため(?)、その試練を承諾した。
王の親衛隊ゴブリンに案内されて、そのネズミの巣へ踏み込んだPC達を一斉に、犬ほどもある巨大なネズミが取り囲む。
その数11匹。
道化師「ゴブリンキングも、わざと大きさは言わなかったけどね〜(笑)」
ネズミと言えどもその歯は鋭く、下手をすると手足の骨など噛み砕いてしまう。その上、PC達はうっかりと脚部の防具を忘れていた。
ネズミの攻撃は殆ど下段(すなわち足)に集中する為、戦士二人の足は見る間に血まみれに。
(しかも足は二本あると言うのに、何故か片方にダメージが集中。痛いのなんの)
やがて、防御姿勢で身を守りつつ、飛びかかってくるネズミの攻撃を剣や楯で受け、その時に跳ね返せるダメージで徐々にネズミの数を減らす戦法が確立される。
ファイター2の持つグレートソードが、かなり痛い反撃の武器となり、ネズミの攻撃をきっちり剣で受け止めさえできれば、逆にネズミの頭を叩き潰せる事が発覚した。
次々と築かれていくネズミの死体。
ファイター2プレイヤー「なんかさー、普通に剣を握って、ネズミの攻撃を切り払ってんじゃなくてさー、刃をこう持って(と、両手で水平に刀の刃を持つ仕草)、ネズミ受け止めてる気分だよね−」
シーフプレイヤー「なんだそのバントみたいなポーズは(笑)」
ファイター2プレイヤー「鼠バント」(笑)
どんな球技だ、そりゃ?