醒める



第111話「180m」

 何だかキリ番みてぇな話数だな。挙げ句の果てに、タイトルまで数字じゃぁな。
 まあ、だからと言って、何か記念品が出るワケでもねェが。
 8/19はARRS高校生編。タイトルが決まってないからこう言うしかねェ。魔法も化け物も無い、極めて普通の現代の物語だ。
 86話の続きとも言うがな!

本日の犠牲者ども:
合気道一直線で生真面目一直線の穏やかな堅物くん……と思いきや、実は一番の問題児だった。
元ワルだった武道好き青年、目指すはブルース・リー。そして香港映画同好会所属。
現役ワル真っ最中の空手青年、今回何故だか本格タルト作りに執念を燃やす。
大道芸人同好会の呑気なジャグラーと思いきや、実は一番の悪人でした。だってスリ師なんだもん。
以上4名

 休日の学校で開かれるシンポジウムを巡る騒動だったぜ。
 
 堅物くんはこのシンポジウムをメチャクチャにしてやろうと企んでいる不良生徒が居る事を知り、それを止めさせようと単独行。
 香港映画好きのジークンドー青年は、このシンポジウムで上映される事になった生徒作成映画の機材搬入、当日スタッフとなるわけ。
 空手青年は、元学校の偉い人・今学校の用務員(謎)に頼まれて、このシンポジウムに同行する事に。
 相変わらずのスリ師は、このシンポジウムに集まる連中から金品を掠め取ろうとしている師匠の手伝いに。

 四者四様の理由でシンポジウムに関わる事になったわけだ。まあ、堅物くんが、シンポジウム乱入を未然に防ごうと、悪魔の笑みを浮かべつつ不良どもを軽く一掃したりする ほほえましいシーンもあったが、まぁ、当日。(いや、だから言っただろ? 一番の問題児だ、って。俺が……じゃなかった、スリ師が前回の仕事を潰された逆恨みで、 この堅物くんの一件を警察沙汰にしてやったのだが、注意と指導だけで終わっちまった。チクショウ、停学ぐらいにはしてやろうかと思ったのに)

 さあて、シンポジウム乱入を狙った不良生徒の後ろに、謎の人物が居ることを察知した堅物くん。当日の連中の集合場所に行ってみることにした。
 ジークンドー青年と空手青年もまたそれに同行する。三人が消えて、仕事がやりやすくなったスリ師は内心喜びながら、勿論同行せず。
 そしてその集合場所で問題は起こった。当然だぁな。

 集合場所と言っても、集まる筈の不良はみんなのされてしまっているので、誰もいない。しかし、謎の人物がその集合場所に現れるのを待つ三人。
 学校に恨みを持つ人間だろうと見当と付けていたのだが、予想に反して現れたのは、その筋の男。黒人の血が混じったハーフで、体格もいい。どうやらいわゆる調達屋らしい。
 彼は何となく柔らかな物腰と口調の人物なのだが、その中で一同はその男の正体を見破った!

マスター「ホモだね」
一同「ぎゃ〜」(笑)

 ここで拒絶反応のあまりに思わず殴りかかった空手青年の一発を、顔で受けながら平然とするその男。けろりとした顔で、マスターが告げる。

マスター「こいつ身長180m、VIT(バイタリティ)30のホモだからね」(w

 ……180m?

マスター「あ、間違えた。身長180cm、VIT(バイタリティ)30のホモ」(^^;

 よくある間違いだが、その時、180mのホモの姿が脳裏をよぎったのは間違いねぇな(笑)。
2001年08月20日

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