醒める



第114話「俺達はなんだ?」

 月一のキャンペーン、ARRS Fantasy D&D風味。112話の続きさぁね。もちろん、俺様道化師がマスターだぁ!
 神隠しの犠牲者たる一行が、家に帰り着くまでのキャンペーン(嘘)。

本日の犠牲者ども:
表のリーダーファイター1。「俺ファイターだしー」(w
自称トラブルメーカーのファイター2。「突っ走るヒマねぇんだよなー」
前回失明しちゃったシーフ。「魔術解除の魔法が掛かってるエリアとかが怖い!」
何故かマンガから魔法を作るメイジ。「今度はエメラルドスプラッシュを作ってみよー!」
以上4名

 未だに脱出できない一行。今度はアヤシゲな古代遺跡に出ちまった。
 今回の俺様道化師のコンセプトは『殺人遊園地』。ちょっとシャレにならないアトラクション満載の古代の娯楽施設だ。
 最初はミラーハウス。鏡に映った鏡像が、時々襲ってきたりするお茶目なアトラクション。ここは鏡を魔法で結露させたり、魔法で作り出したペンキで塗り潰したりして、 無事に脱出した。
 様子を見るために先行したシーフが、帰り道が無くなっている事に気付き、泣きそうになりながら「でも男だから泣かない!」と叫びつつ、心細げに後続が追い付いてくるのを 待ってたりするアクシデントがあったけどな。(このミラーハウス、一方通行で、戻ろうとすると鏡壁が出現していて戻れない)

 問題はこの先にあった、休憩所。
 元はお土産やらお菓子やらを売る施設だったのだが、そんな事は誰も判りゃしねぇ(笑)。次のアトラクションへ続く扉に、従業員用通路の扉。後は、沢山転がっている 棚やら何やら。この中に、開け方の判らないタンスみたいな巨大な箱を発見。なにやら字が書いてある。
 古代語を憶えたばかりの魔術師が、読んでみると、
 「自動販売機」
 やっぱり遊園地には自販機があるだろうよ(w  一番安い値段の書いてある箱に、以前みつけた古代の金貨を放り込んでみると、大きな紙コップに入ったしゅわしゅわ言ってる黒い謎の液体が!
 シーフがファイター2に飲ませようとして、揉め事になり、どっちが飲むかでじゃんけんを開始。
 結果はファイター2の勝ち。勝負に勝って喜び勇んだファイター2、そのまま勢いで一気飲み(爆)。

ファイター2「……ぎゃー、げほげほ、何か辛いーっ! けど甘いーっ!」(笑)
メイジ「な、何だ? 毒でも飲んだのかっ?!」(笑)
シーフ(もう一度金貨を入れて同じボタンを押し、コーラを取り出してメイジに手渡す)「ん」
メイジ「うわ、辛甘ッ!」(笑)
シーフプレイヤー「で、俺は別のボタンを」(w
道化師「じゃあ、激緑色のアヤシゲな泡立つ液体が(笑)」
シーフプレイヤー「激緑色っすか(笑)。……飲むね(笑)」
ファイター1「何やってんだよー、こら−」(^^;
ファイター2プレイヤー「ああ、そうか、それでこれが『コーラ』って名前に(笑)」
シーフプレイヤー「『こら』が『コーラ』に(笑)」
道化師「なるほどー、カンガルーと同じ現象だね?」(笑)

メイジ「さて、別のヤツを見てみよう……」
ファイター1プレイヤー「こっちはポップコーンだろ?」(w

 ……何で判るかな(^^;
 さて、この自動販売機、大半は武具を売っているようだった。ところが、価格はそれぞれ10,000GPもする。手元には3万ちょっとの金貨。
 どんなものが出てくるか、まずは楯らしきものから挑戦。出てきたのは、かなり性能の良い&華美な楯。
 これは凄い、とざわめく一同。しかし、残るは2万。あと二つしか買うことはできない。しかも、出てくる物が何か、大まかに予想することしか出来ない。
 ディスカッションとすったもんだを繰り返すうち、シーフが発言した。

シーフ「ここで買わずに先へ進むと言う手もある」

 それは一理。しかし、ヤツは強い口調で続けた。

シーフ「しかし、俺達はなんだ?
ファイター1「……冒険者?」
シーフ「いやそれ以前に、俺達はプレイヤーキャラクターだ!
(一同笑)
ファイター1「あいた〜、それ言われちゃったら……しょうがねぇよなー(笑)」
2001年09月17日

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