醒める
第34話「どっちかを選べ」
(はい、某医者さまへ。プレイの翌日に顔を合わせるなり、『更新してないね〜』と言うのは止めい。
道化師に寝るなと言うんですかい! ……あ、そういや俺は……あ、何でもない、何でもない)
これは、33話の続きだす。
本日の犠牲者:
18歳金髪ヤクザ、ただ今飲酒中。
医者のタマゴの柔道娘、説教してたと思いきや、酒に飲まれて愚痴魔神へ変貌中。
「へーちょ」とくしゃみのうるさいプロの格闘技選手。
僅かに時代錯誤の入った年若い剣術先生、ガラス戸に突っ込んで全身裂傷中。
謹慎中の特殊部隊の班長さん、オレをバイクから蹴り落としといて第一声は「大丈夫かッ?!」
↑に蹴り落とされた探偵、起き上がって班長さんと同時に怒号「殺す気かッ?!」(ちなみにノーダメージ)
の6匹でお送りしまっす。
7月だと言うのに大雪に見舞われた東京!
入院している謎の3人の女性の病室は、コタツにストーブ、暖房ガンガン、挙げ句に食ってる鍋焼きうどん。
「真冬でも暑ぃぞ、ここ」とは道化師の談。
謎が謎を呼ばす、あっという間にシナリオ終了(大嘘)。
うーん、我ながらすっげぇ解説だ(汗)。
3人の入院女性の検診を覗くべく、窓に張り付いてカーテンの隙間に目をこらす、
オレさま探偵と外人ヤクザ(それぞれ彼女持ちだろーが!)。
検診ゆーたら、聴診ですよなー。そりゃ、もう上半身は裸っすなー。
と期待に胸膨らませて覗いたら、脈拍しか取ってねぇの(爆)。
「約束がちゃうやろーーーーっ!」
と絶叫して、カギの開いてた窓から怒鳴り込んだのは、二人です(爆)。
結局、この3人の女性は雪女で、関西風邪にかかって行き倒れてしまっていたのです。
「寒い寒い」と連発するので暖房を効かせていたのですが、その反動で外は大雪に見舞われてしまったというのですね。
すごいオチ(笑)。
なんとか風邪も癒し、彼女たちは八甲田山へ帰っていきましたとさ。めでたしめでたし。
さて、覗きの罪で説教くらったワシら。
格闘技選手も少々腹に据えかねたらしく、意地悪を試みました。
ビシッ、とヤクザを指差し、
「どっちかを選べ」
ヤクザくん、ただならぬ様子に少々警戒。選手は続けます。
「おはようからおやすみまで暮らしを見詰めるライオンと、いつも貴方の側にいるライオン、どっちがいい?」
……はい?
「おはようって言ってから、おやすみって言うまで、じっとこっちを見てるライオンと、四六時中一緒にいるライオンだ。どっちがいい、選べ!」
「……うわ、難しー……(笑)」
ヤクザくん、大笑。
選手「選べ!」
ヤクザ「う……ん」
選手「選べ!」
ヤクザ「うう……」
選手「どっちだ!」
ヤクザ「……お、おはようから、おやすみまで……」(何か、泣きそう)
道化師
「え? オレは“いつも貴方の側にいる……”」
ところで、貴方はどちらを選びますか?
選手「しまった、本当は、“おはようからおやすみまで暮らしを見詰めるライオン”と、
“いつも貴方の生活と健康を考えるライオン”だった。
いつもどこかで“考えてる”の。探すとどっかにいて、考えてるんだ。
でも、怪我して死にそうなときになると、どこ探しても居なくなるの(笑)」
ヤクザ「怖ッ」